車のタイヤ 空気圧の適正値や入れ方!高め・低めでどう違う?

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タイヤは、手のひらほどのわずかな接地面積でクルマや乗る人を支えています。そして、走らせたり、路面の状況をドライバーに伝えたりするとても重要なパーツです。

しかし、材質はゴムなので、クルマの数あるパーツのなかでも特にデリケート。正しいメンテナンスを定期的に行う必要があります。

今回は、タイヤのメンテナンスのなかでももっとも大事な「空気圧調整」について詳しくご紹介します。

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空気圧が適正じゃないとどうなるの?

タイヤの空気圧が適正値でないと、タイヤの寿命が短くなるだけでなく、走行中に突然バースト(破裂)を起こすなど、とても重大な事故につながることがあります。

それぞれのタイヤには、必要な空気量が定められているのですが、不足しても多すぎてもダメ!タイヤ本来の性能を発揮することができず、さまざまな影響を及ぼします。

適正な空気圧より「低い」場合や「高い」場合は次のような影響があります。

■タイヤの空気圧が”低い”場合

・車の揺れや、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる。

・タイヤの両肩部分だけがすり減りやすくなり、タイヤの寿命が短くなる。

・段差を乗り上げる時などの衝撃で、コード切れを起こしやすい。

・タイヤのたわみが増えて摩擦が大きくなるため、発熱量が過度になり損傷につながる。最悪バーストの危険性も。

・コーナーリングパワー(CP)が小さくなる。

・タイヤの転がり抵抗が増すので、燃費が悪くなる。

■タイヤの空気圧が”高い”場合

・路面の段差などの衝撃が伝わりやすくなり、乗り心地が悪くなる。

・タイヤの中央部分だけがすり減りやすくなり、タイヤの寿命が短くなる。

・カット傷やコード切れなどキズを受けやすくなり、バーストの可能性も。

・コーナーリングパワー(CP)が大きくなる。

・燃費が向上することがある。

空気を入れてから1か月で10%も抜ける!

タイヤは自然に空気が抜けていく

タイヤに特に問題がなくても、タイヤの中の空気は自然と抜けていきます。

特に、空気を充填してから1か月間は空気圧が低下しやすく、10%も減少するといわれています。

そのため、1か月に一度、空気圧のチェックをおこなうのが理想です。少なくとも、2~3か月に1回は必ず点検と充填をするようにしましょう。

空気圧の点検方法と入れ方は後ほど詳しくご紹介します。

空気圧の点検方法と入れ方

空気圧の点検や調整を、ディーラーや整備工場、カー用品店などに任せているという人がほとんどかと思います。

無料でおこなってくれるお店が多いですし、プロに任せたほうが確実ですからね。

しかし今回は、自分で空気圧の点検や充填をおこなう方法をご紹介したいと思います。

1.適正な空気圧(指定空気圧)を調べる

まずは、タイヤの適正な空気圧を調べましょう。

というのも、適正な空気圧は車種やタイヤのサイズによって定めされているのです。タイヤの種類やサイズが同じでも、そのタイヤを装着するクルマによって適正な空気圧が違うということです。

そのクルマに最適な空気圧は、自動車メーカーによって決められていて、それを「指定空気圧」といいます。

指定空気圧の記載箇所

指定空気圧の掲載箇所

出典 – http://www.tubelest.co.jp/

指定空気圧は、運転席のドアを開けたところに記載してあるので、すぐに確認することができます。車種によって表示箇所が若干違いますが、目立つように記載してあるので簡単に見つけられるはずです。

また、車の取扱説明書(オーナーズマニュアル)にも記載してあります。

空気圧の単位は「kPa(キロパスカル)」で表示されています。

※前輪と後輪で指定空気圧が異なる場合があります。
※インチアップするなど純正タイヤサイズ以外の場合は、タイヤを購入した販売店やタイヤメーカーに相談して、適切な空気圧を確認する必要があります。

2.現在のタイヤの空気圧を点検する

タイヤの空気圧状況を点検するには「エアゲージ」を使用します。

1,000円前後で購入できるので、1つもっていると安心です。

エアタンク型の空気充填機の場合は、エアゲージと充填機がひとつになっているので、空気圧をチェックした後、そのまま空気を入れることができます。

空気圧の測定方法

タイヤの空気圧チェック

まずは、エアバルブのキャップを外します。

ホースの先をエアバルブに押し当てて空気圧を測定します。隙間ができないように正しく押し当てないと空気が抜けてしまうので注意しましょう。

測定した空気圧と指定空気圧に開きがある場合は、空気を入れる必要があります。

※応急用のスペアタイヤも定期的に点検するようにしましょう。

3.空気を入れる

タイヤ専門店やガソリンスタンドなどでは、空気入れ用の機器を無料で自由に使用できるところが多くあります。

充填機には主に3つのタイプがあります。

①エアタンク型

エアタンク型空気充填機

出典 – http://manpukudesu.blog73.fc2.com/

エアタンク型は持ち運びができる比較的小型なタイプ。

空気圧を測定したあとに、そのまま充填することができます。

「空気を入れる」ボタンと「空気を抜く」ボタンがあるので、それらを操作して指定空気圧になるまで調整します。

最後にエアバルブのキャップを忘れず取り付けたら完了です。

②据え置き型(デジタル式)の場合

据え置き型(デジタル式)空気入れ

出典 – http://nogiku.blog.jp/

据え置き型は地面に固定されているタイプなので、機械の近くに車を移動する必要があります。

空気を入れる前の空気圧を測定することはできませんが、デジタル表示を指定空気圧の数値に合わせるだけで、自動的に空気を入れて調整してくれます。

調整が完了したら終了表示が出ます。

③据え置き型(ダイヤル式)の場合

据え置き型(ダイヤル式)空気入れ

出典 – http://blog.goo.ne.jp/chokuroku_beat

同じ据え置き型でもダイヤル式のタイプです。

メーター横にあるダイヤルを回して、メーターの針を指定空気圧の数値に合わせます。

その後、ホースの先をエアバルブに押し当てると空気が注入され音がなります。

音が鳴りやんだら調整完了です。

なお、デジタル式据え置き型と同じく、現在の空気圧を調べることはできません。

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