暖機運転とは?最近の車は暖機の必要がない!?

◆この記事をシェアする

あなたは車で出かける前に「暖機運転」をしていますか?

運転席に座っている女性

  • 寒い季節はエンジンを長持ちさせるためにやっている
  • 燃費をよくするためにやっている
  • 暖機運転しないで、すぐに発車している
  • そもそも暖機運転って何ですか・・・?

など、いろいろな答えが返ってきそうな今回のテーマ。

誤った知識をお持ちの方も多くいそうです。

スポンサーリンク

暖機運転とは

ウィキペディアでは暖機運転について次のように説明されています。

冷間始動の直後などにエンジン回転数や負荷を抑えた運転状態を一定時間維持して、エンジン等の各部の温度をある程度まで上昇させることをいう。

なにやらむずかしげな言葉ですが、要約すると

「エンジンをかけたあと、エンジンや各部品が、性能を発揮できるような温度・状態になるまで待つこと」

一般的には、寒い季節にエンジンを始動したあと、数分~数十分停車したままアイドリング状態でエンジンをあたためることを暖機運転といいます。

ちなみに暖気運転と間違える方がいますが、正しくは暖「機」運転です。

暖機運転の必要性

暖機運転中のエンジン

最近の車は暖機運転をおこなう必要がありません。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう!ディーゼルエンジンやハイブリッドカーも同様です。

ひと昔前のクルマは、キャブレター式という方法で燃料の制御をおこなっていて、エンジンが冷めている時はパワーがなく、まともに走行できないことがありました。

ですが近年は、エンジンの自動制御技術が進歩し、エンジンオイルの品質もとても向上しています。そのため、エンジンが冷たい状態で回転数や負荷が少なくても、十分なパフォーマンスで走行できるようになっているのです。

各自動車メーカーからも暖機運転が必要という説明はありませんし、むしろしないほうが良いとアナウンスしていることが多いです。

ただ例外として、マイナス10度以下となるような寒冷地の場合や、空気ブレーキを採用しているトラックやバスなどは暖機運転が必要とされています。

暖機運転で燃費はよくなる?

燃費という点でも見てみましょう。

走行前に暖気を行うことで多少燃費が向上しますが、暖気をするためにも燃料を消費しているので、トータルすると燃費は悪化してしまいます。

暖機運転を行う長さと消費燃費の関係図

出典 – https://nissan-yokohama-ecodrive.recoo.jp/ja/ecodrive/ed10_06.html

上の図を見てみると、暖気時間が長くなるほど合計の燃費消費料が増えてしまっています。燃費をよくするために暖機運転をするのは逆効果ということなります。

無駄な排気ガスを出してしまうので、環境的にもよくありませんね。

走行暖気をしましょう!

停車しての暖気は必要ありませんが、回転数や負荷をおさえた「走行暖気」が推奨されています。

先ほども少し触れましたが、停車してのアイドリング状態で暖気運転をすると、効果がないだけでなく次のようなマイナス面もあります。

  • 必要なオイルが潤滑経路の隅々までとどいていかない
  • シリンダーヘッドのゆがみなど、不具合がおきやすくなる
  • トランスミッションやサスペンションやタイヤなどは停車状態では暖まらない

そのため、車を走らせながら暖気を行う「走行暖気」がおすすめなのです。といっても特別何かをする必要はなく、ただ普通に運転をするだけです。

急な発進や加速をせず、ゆっくり発進して、ゆっくりアクセルを踏み込むようにしましょう。急ハンドルもよくありません。普段も「急」のつく運転はするべきではありませんが、特に発進させてからしばらくは、車やエンジンをいたわるように穏やかなドライビングを心がけましょう。

まとめ

最近の車は停車しての暖機運転は不要!エンジンや各パーツをウォーミングアップさせる走行暖気をしましょう。

ただ、寒い時期は暖房をつけて室内を暖めたり、凍ったフロントガラスを溶かしたりと、出発するまで時間がかかるものです。アイドリング状態だと燃費が悪かったり、エンジン以外の各部が暖まらないということはありますが、そこまで気にする必要はないでしょう。安全に快適に運転できる状態になってから発進することが第一です!

暖機運転とは?最近の車は暖機の必要がない!?
carmuseの最新記事をお届けします!
いいねしてチェックしよう♪
スポンサーリンク

◆この記事をシェアする