ホンダのアッパーミドルセダン「アコード」が2020年2月にフルモデルチェンジ予定です。
現行の10代目アコードは2017年10月18日に北米で発売され、2018年3月にはハイブリッドモデルもデビューしています。
本記事では10代目に突入した新型アコードがどのような進化を遂げたのか、日本ではどのようになるのか、その内容を詳しくご紹介します!
この記事の目次
10代目アコードへフルモデルチェンジ!日本では2020年2月21日デビューか
日本での発売日は2月21日という情報も入っています。
次期アコードが間もなく発売されます。
時期は2020年2月21日が濃厚とのこと。
海外でのデビューから2年半ほど遅れた形となりましたが、その分最新型になっており、フィードバックも盛り込まれた新型アコードになっていることは間違いないでしょう。
フルモデルチェンジしたアコード(Accord)は、まずホンダの米国法人であるアメリカンホンダから発売されました。
▼2019年型アコード
引用:instagram
引用:instagram
▼2020年新型アコード
10代目となる新型アコードは、デザイン・パッケージング・走行性能を大幅に新しくしています。
また、最新のコネクティビティーと安全運転支援技術を搭載し、「新しい世代のミッドサイズセダン」を目指して開発されました。
北米向けの新型アコードは、オハイオ州メアリズビル工場で生産。
2017年10月に1.5Lターボモデル、同11月に2.0Lターボモデル、2018年3月にハイブリッドモデルが登場しています。
新型アコードは北米、南米、中国、アジア大洋州の各国でも発売されいます。
アコードといえば、2018年にはカムリを抑え、北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。その他にも世界で30以上の賞を獲得しているすごい車ですよね!
世界でも高い評価を得ている10代目アコードがついに日本デビューとなります!楽しみですね!
ホンダ・アコードの歴史を振り返る

左:初代(セダン) 右:7代目
初代アコードの発売は1976年。当時すでに販売されていたホンダ「シビック」の上位車種として位置づけられ、3ドアのハッチバックで登場。翌1977年にはセダンが追加されました。
その後、1991年に登場したステーションワゴンタイプのアコードワゴン(5代目からアコードツアラー)とともにホンダを代表する人気モデルとして活躍。2016年には誕生40周年を迎えました。
引用:instagram
残念なことに近年日本では販売台数が低迷していますが、北米市場では高く評価されており、アメリカでの累計販売台数は1,270万台を越えるほどの人気があります。そのため、モデルチェンジの度に北米をメインターゲットにしたデザインの採用やボディサイズの大型化が進みました。

日本仕様の現行アコード
9代目アコード(日本の現行型)は2012年に北米で販売を開始。日本では2013年6月21日に発売されました。
海外では地域によってさまざまなエンジンが搭載されていますが、国内ではハイブリッドとプラグインハイブリッド(PHV)のみ展開。リース販売だったアコードPHVは国内でわずか238台しか売れず2016年に姿を消しています。
新型アコード 日本仕様はどんな感じ?
アダプティブダンパーは日本向けにチューニング
次期アコードにはアダプティブダンパーが採用されるとのことです。
日本専用仕様では、日本市場用に最適にチューニングされるようです。
シビックタイプRにも使用されるこの機能ですが、走行安定性の向上などが期待できますよね。
サーキットでも街乗りでも卓越した運動性能とフラットで路面の凸凹を感じさせない気持ちのいい走りができるでしょう。
想像すると、なんだかワクワクしてきますね!
COMFORTモードの追加
日本専用仕様として、ドライビングモードに「COMFORTモード」追加されるという情報も入っています。
市街地ではよりナチュラルで滑らかな走りをすることができるでしょう。
日本の道路事情や、普段の使い方を考えると、やはりこの点の強化はうれしいですよね。
隣に乗せた奥様にも「いいわね!」と言ってもらえるのではないでしょうか。
新型アコード フルモデルチェンジでエクステリアはどう変わる?
一新されたエクステリアデザイン
▼東京モーターショー2019 アコード展示
引用:instagram
新型アコードはタイからの逆輸入車になるらしい pic.twitter.com/XHBRy2H4PG
— さっしー4101 (@4101y) November 20, 2019
次期アコードは、新プラットフォームの採用により、従来モデルに比べてホイールベースが55mm延長します。全長は逆に短くなっています。
また、全高が15mm低くなり、全幅は12mmプラス。ワイド&ローのプロポーションが際立ちます。
さらに、フロントオーバーハングが短くなり、ボンネットが長く低くなったことで、スポーティーでプレミアムな仕上がりになっています。
顔つきは精悍ながらもシンプルにまとめられ、それによって長く低いボンネットがより強調されているように感じます。
また、フォルムはクーペ風のファストバックスタイル。ルーフラインはトランクルームとの境目を感じさせないなだらかな弧を描いています。
ボディサイドの下部にあしらわれているシルバーガーニッシュが、後輪を跨いでリアリフレクターまでつながっており、後ろ上がりのライン強調しています。
新型アコード ムービー
リアの印象も随分変わりました。マフラーはバンパーと一体化し、シルバーの加飾が後ろ姿に高級感を与えています。リアランプは、新型「シビック」と似たブーメラン型のランプに変更されました。
そして、ホイールは通常17インチですが、上位グレードやスポーツグレードには19インチが採用され、より力強い印象となります。
日本ではモノグレードが予想されており、17インチがベースになるでしょう。オプションで他サイズのホイールも選択可能となるかもしれません。
▼現行アコード
引用:instagram
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ライバルのカムリも見てみましょう。
▼現行カムリ
引用:instagram
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次期型アコードと比べると、押し出し感がすごいですね!
どちらも高級感を持っているのは同じですが、アコードは上品さが前面に出ていて、カムリは堀が深い、というようにも見えます。
アコードは幅広く好かれそうな顔で、カムリの方が個性的だと思います。どちらを取るか、迷ってしまいますね。
アコードはカムリよりも全長が短くなって取り回しが良くなり、幅はよりワイドになったことで、数センチの差とはいえ居住性の部分でも上回るかもしれません。
あなたはどちらが好みですか?
モデル名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
---|---|---|---|---|
次期アコード(海外仕様から換算) | 4882 | 1862 | 1450 | 2830 |
現行アコード | 4945 | 1850 | 1465 | 2775 |
現行カムリ | 4885-4910 | 1840 | 1445-1455 | 2825 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | |
次期アコード(予想) | 2105 | 1600 | 1190 |
---|---|---|---|
現行アコード | 2050 | 1595 | 1195 |
現行カムリ | 2030 | 1535 | 1145-1185 |
新型アコードはフルモデルチェンジでより上質な室内空間に!
▼次期アコード インテリア
ボディ全長は短くなったもののホイールベースが55mm拡張されたことで、後席座席の足元スペースが広くなるなど、室内空間にさらなるゆとりが生まれます。
▼現行アコード インテリア
メーターには7インチTFT液晶を採用し、多彩な情報を見やすく表示。加えて上位グレードにはヘッドアップディスプレイを搭載し、速度やナビ情報などがフロントガラスに投影されます。そしてセンターの8インチディスプレイはエアコン吹出口上部に配置。「Apple CarPlay」と「Android Auto」にも対応しています。
センターコンソールには、エレクトリックギアセレクターと呼ばれるシフトスイッチと、ドリンクホルダーを配置。
従来よりもコンソール部分の高さが増しているため、スイッチ操作がしやすくなるでしょう。
上級グレードの運転席には12段階電動シートが装着なるかと思われていましたが、こちらも日本では単一グレードとなると、オプションになるかもしれません。
もしオプションではあっても、長時間乗る方や、くつろぎながら乗りたい方などはこのシートは欲しいところでしょう。ドライバーの体格に合わせて最適な位置に調整することができ、疲れにくくなると思います。
また、フロントピラーが20%細くなりボンネットが低めになったことで前方視野が広くなり、さらに安全で開放感のあるドライビングを楽しめるようになるでしょう!
トランクルームも広々
荷室容量がガソリン車よりも小さいことが多いハイブリッド車。その理由はハイブリッドシステムが場所を取るからでした。
新型アコードではパワーユニットを小型化して後席床下に配置し、ガソリン車と同等のトランクスペースを確保。また、後席を6:4で分割して倒すことができるようになり、長尺物の積載も可能となっています。
ライバルのカムリの内装も見てみましょう。
▼現行カムリ インテリア
インパネ周りの斬新さが際立っています。
未来的な雰囲気や目新しさが好きな方はカムリの方が良いかもしれませんね。
アコードはスイッチでシフトをコントロールするタイプで、現行に引き続きそこはまだ、かなり珍しいと思います。
どちらの新しさが好みか、という感じでしょう。
個人的には、メカニック感よりも落ち着いた感じのアコードの内装も結構好きですし、シートの質感も同乗者に喜ばれそうだな、と想像しています…。カムリの内装もクールなので、甲乙つけがたいですね!
新型アコード フルモデルチェンジで最新の「e:HEV」搭載!
新型アコードには、次期フィットにも搭載される新開発2モーター式「e:HEV」を搭載します。
引用:YouTube
日常のほとんどをEV走行にすることで燃費を大幅にアップさせることになるでしょう。
燃費性能だけでなく、環境性能を向上させ、かつ俊敏な走行を実現。
まさに欲しいものが全部詰まったハイブリッドシステムといえます。
フィットではクラストップの燃費を目指すとしており、アコードの燃費もぐっと良くなるでしょう。
一方、カムリは「DYNAMIC FORCE ENGINE(ダイナミックフォースエンジン) A25A-FXS」とハイブリッドシステム(THSⅡ)です。
このエンジンも定評があり、「さすがのトヨタのハイブリッド!」という方もいるように、丁寧に走れば20㎞/L後半を出すこともあるようです。
心底欲しくなった新型カムリ
燃費いい、広い、快適、走りもいい
セダンっていいね! pic.twitter.com/iHsK5RRObz— 又吉 (@HcNox) May 7, 2018
また、カムリはエンジンとモーターの切り替えがとても滑らかなことも高評価の要因です。
当サイト調べでは現行アコードハイブリッドの実燃費は20-22㎞/Lということもあり、次期アコードはこれに負けないくらいの実燃費を可能にしてほしいですね!
エンジン | 2L直4+モーター |
---|---|
総排気量 | 1993㏄ |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 107[145]/6200 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 175[17.8]/4000 |
モーター最高出力(kW[PS]/rpm) | 135[184]5000-6000 |
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 315[32.1]0-2000 |
駆動方式 | FF |
WLTCモード燃費 | – |
JC08モード燃費 | 30.0-31.6㎞/L |
使用燃料 | レギュラー |
エンジン | 2.5L直4+モーター |
---|---|
総排気量 | 2487㏄ |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 131[178]/5700 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 221[22.5]/3600-5200 |
フロントモーター最高出力(kW[PS]) | 88[120] |
フロントモーター最大トルク(N・m[kgf・m]) | 202[20.6] |
リヤモーター最高出力(kW[PS]) | 5.3[7.2] |
リヤモーター最大トルク(N・m[kgf・m]) | 55[5.6] |
駆動方式 | FF/E-Four(電気式4輪駆動方式) |
トランスミッション | CVT |
WLTCモード燃費 | 21.6㎞/L |
JC08モード燃費 | 24.6-28.4㎞/L |
使用燃料 | レギュラー |
新しいエンジン搭載となると、価格の上り幅がきになるところですよね。
そんな時に有用なのが「新車の値引きの方法」です。
誰にでもできることですが、意外と知らない方も多いようです。
購入時に損にならないように、ぜひ一度目を通してみてくださいね!
新型アコード ホンダセンシングを標準装備
新型アコードには、
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
が新たに加わります。
現行アコードにも
- 衝突軽減ブレーキ
- アダプティブ・クルーズ・コントロール(渋滞追従機能付き)
- 車線維持支援システム
- 標識認識機能
- 誤発進抑制機能
などの先進機能を搭載しており、より安全性になります。
カムリには更に、
- ブラインドスポットモニター
- リヤクロストラフィックオートブレーキ
などが付いており、死角にいる車やバックの時に後方に近づく車を知らせてくれます。
安全性能の多さでいえば、カムリの方が一歩上かもしれません。
しかし、ホンダの技術もかなり洗練されているので、自分に必要な安全機能が付いている車を選ぶのが良いかもしれませんね。
新型アコード フルモデルチェンジ後のグレード構成・価格
次期アコードのグレードは1つになるようです。
価格は、4,650,000円~といわれています。
日本の現行モデルよりも結構値上がりしているように感じますね。
しかし、低価格帯の車種は他にもたくさんあるので、的を絞って販売するということなのかもしれません。
ガッカリさせない作りにはなっていると思いますので、検討中の方はぜひ試乗して確かめましょう!
次期アコード予想 | 4,650,000円~ |
---|---|
現行アコードLX | 3,921,296円~ |
現行アコードEX | 4,175,926円~ |
現行カムリ | 3,456,000円~ |
新しい車が欲しいと思っても、価格を見て「う~ん」と思うこともありますよね。
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