車のバッテリーについてはみなさんご存知かと思いますが、「オルタネーター」は聞いたことすらないという人が多いのではないでしょうか。
ですが、オルタネーターは車を走らせるのに無くてはならない存在です。故障すると走行中にエンジンがストップするという危険なケースも起こりえます。
オルタネーターとは何なのか?どんな役割があるのかを分かりやすく解説します。
また、オルタネーターが故障した場合の症状や、修理・交換費用についてもご紹介していきます!
オルタネーターとは
オルタネーターとは、電気をつくる「発電機」のことです。「オルタネータ」と語尾を伸ばさずに言うこともあります。
エンジンの力をつかってオルタネーターを回転させることで発電しています。自転車をこいで発電する実験を見たことがあると思いますがそれと同じ原理です。人力かエンジンの力を使うかの違いですね。
車を動かすためにはさまざまな箇所で電気が必要になるので、なくてはならない存在です。自動車だけでなく、バイクや小型の飛行機などにも搭載されています。
オルタネーターの役割
エンジンをかけるときはバッテリーの電気を使います。エンジンが動いていない状態では当然オルタネーターが発電できないので、バッテリーに充電された電気を使ってエンジンを始動させるためのスターターを動かしているのです。
エンジンが始動したら、バッテリーの電力ではなくオルタネーターが発電する電力で、エンジンを動かしたり、ライトを点灯したり、エアコンを作動させたりしているのです。他にも説明するときりがないほどいろいろな箇所で電力は使われています。
あくまでバッテリーはエンジンが駆動していない時の補助電力ということ。そして、車の電力系統全てを担っているのがオルタネーターというわけです。
また、余った電力をつかってバッテリーを充電するのもオルタネーターの重要な役割です。
オルタネーターの故障
オルタネーターが故障してしまうと、車に電力を供給することができないので大きなトラブルのもとになります。
故障した場合の症状
オルタネーターが故障した場合の症状を説明します。
①バッテリー警告灯やその他警告灯が点灯
オルタネーターが故障した場合、バッテリーへの充電ができなくなるのでバッテリー警告灯が点灯して知らせてくれます。また、発電し過ぎによるオーバーチャージが原因で点灯する場合があります。
点灯の仕方は、車種やオルタネーターの故障状況によってさまざまです。点灯ではなく点滅する場合や、エアコンやオーディオを利用したタイミングだけ点灯するといった場合もあります。
また、バッテリー警告灯以外にも、エンジン警告灯やEVシステム警告灯など車種にもよりますがいろいろな警告灯が存在します。電力の供給がなくなることで、これらの警告灯も合わせて点灯することがあります。
エンジンを十分に動かしているのにバッテリー警告灯が点灯した場合や、何個も警告灯が点灯しだしたときは要注意です。
②エンジンがかからない
これはオルタネーターの故障によってバッテリーへの充電がされず、電力量がゼロになってしまっている状態です。
よくあるバッテリーがあがってエンジンがかからないという状況と同じです。
前回運転したときに、バッテリーの残量でなんとか持ちこたえて駐車場まで帰ってこれたけど、ちょうど力尽きたといったケースですね。
ちなみに私もこのケースを体験しました。某大型スポーツ店の駐車場でエンジンがかからなくなったのですが、原因が分からなかったのでJAFを呼びことに。たまたま、近くにオートバックスがあったので、バッテリーだけJAFの人に充電してもらい、その電力を頼りにオートバックスまでひとまず車を移動させたという苦い思い出です…。
③運転中にエンスト
最悪なパターンです。
警告灯が点灯しだし、エアコンやカーオーディオ、ナビなどが次々に消えていきます。そして次第にハンドルが重くなり、エンジンの回転数が少なくなって最終的にはエンジン停止してしまいます。
大きな道路や夜の山道などでこのような現象が起きたら怖すぎですよね…。
④バッテリーを交換してもエンスト
通常のバッテリーあがりと思って新しいバッテリーに交換しても、そのバッテリーの充電量を使い果たしてしまったら、またすぐにエンジンがかからなかったり、運転中にエンジンストップしてしまいます。
ただのバッテリーあがりと見分けがつきにくいですが、少しでも異変や違和感を感じたらディーラーや整備工場にチェックしてもらうようにしましょう。
オルタネーターの寿命
ひと昔の車は走行距離10万キロが交換の目安と言われていました。実際私も10万キロくらいのときに故障しました。
しかし、現在の車はオルタネーターの耐久性が向上しているので、20万キロ以上走っても問題ない場合がほとんどです。
とは言っても、運転の仕方や使用状況、整備状況などによって耐用年数に差が生じます。故障する可能性も頭にいれておいたほうが良いでしょう。
寿命が近いときの症状
オルタネーターは突然故障することが多いパーツです。ですが、大きなトラブルになる前に故障の小さな前兆を見逃さないことが重要です。
寿命が近づいてきたときに表れる症状を2つご紹介します。
①エンジンの吹け上がりが悪くなる
電圧が低下してくると、ガソリンを噴射するためのインジェクションや、火花を飛ばし点火させるスパークプラグに電力をうまく送ることができなくなります。
そのため、エンジンの吹け上がりが悪くなり、回転数が上がらなくなってしまいます。
なかなか一般道の走行中に気づくのは難しいかもしれません。
②電気製品の動作が不安定になる
エアコンやカーオーディオ、カーナビなど、電気製品の動作が不安定になることがあります。
これもオルタネーターが正常に作動しなくなり、電圧が低くなることが原因です。
電源がつかなかったり、ON・OFFを繰り返すなどの症状が表れます。複数の電装品にこうした現象がおきた場合は気をつけましょう。
オルタネーターの修理・交換費用
オルタネーターの修理費用ですが、車種や故障した部品、故障のレベルなどによって開きがあります。
オルタネーターベルトやベアリングの交換だけであれば、1,000~3,000円程度の部品代とプラス工賃で修理できるので、10,000円以内に抑えることができます。
しかし、オルタネーターには多くの部品がありそれらも消耗が進んでいるので、走行距離が多い場合は一部の部品交換だけでなく、オルタネーターごと交換したほうがいい場合があります。
新品のオルタネーターの費用は50,000~100,000円ほど。これに工賃が別途かかります。費用は車種やお店によって開きがあります。
そう結構な高額なんです…。
そこで、新品ではなく「リビルト品」に交換するという手もあります。リビルト品とは、中古品を一度分解・洗浄し、劣化した部品を交換して新品同様に組み立てなおした再生品のこと。性能は新品と変わりませんが、価格は半額以下になります。
カー用品店や整備工場に在庫があったり、取り寄せできればいいですが、流通量の少ない車の場合は残念ながらリビルト品がないケースがあります。
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私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
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