4ドアセダンとステーションワゴンを設定するマツダのフラッグシップ『アテンザ(マツダ6)』。
現行はSKYACTIV技術と魂動デザインを全面採用して2012年にデビューしました。
フルモデルチェンジで4代目となる次期アテンザは、第2世代SKYACTIVを導入して”見た目も中身”もハンパない深化(進化)を遂げようとしています。
その全容をご覧あれ!
この記事の目次
次期アテンザ(マツダ6)は「VISION COUPE」が源流
マツダは東京モーターショー2017で「VISION COUPE」を公開。
次世代デザインが目指す、「エレガントで上質なスタイル」を表現したコンセプトカーです。
発売が噂される新型スポーツカー「RX-9」のベースモデルとみられますが、次期アテンザのデザインもビジョンクーペに基づいて開発される模様です。
日本の美意識を表現した、マツダらしい「エレガンス」を追求する深化した魂動デザイン。
とマツダは説明していますが、本当に流麗で伸びやかな4ドアクーペです。
RX-7(FD)やロードスターなど昔から曲面の使い方が秀でていますよね。
新開発プラットフォーム採用でFR化
次期アテンザは新開発のFR専用プラットフォームを採用しFR化(後輪駆動)します。
現在のFF(前輪駆動)に比べて、マツダが掲げる「人馬一体」の走りをより感じられるようになります。世のスポーツカーはほとんどがFRです。
プラットフォームは、次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用。
すべての乗員により快適で疲れにくく、環境変化にも即座に対応できる状態をもたらします。同時に運転操作に対して体のバランスをとりやすくなるため、意のままの走り、究極の「人馬一体」感をより高いレベルで提供することが可能となります。
出典:マツダ公式サイトより
次世代スカイアクティブ技術の要となります。
予想イラストを制作!
フロントエンジン・リアドライブになるためフロントノーズは少し長め。一方リアはクーペのような流麗なスタイリングに描いています。
フェイスは存在感を強めたグリル&シグネチャーウイングを採用し、アンダーグリルは左右フォグランプを取り込んでワイドな意匠となっています。
マツダは欧州メーカー同様、世代交代で基本デザインを大きく変えることはありませんが、どの車種も確かな深化を遂げています。この予想画像もそれを表現しています。
ボディサイズ予想
- 全長:4880mm
- 全幅:1850mm
- 全高:1430mm
- ホイールベース:2880mm
次期アテンザの内装はどうなる?
内装もビジョンクーペから多くのインスピレーションを得ることになるでしょう。
濃いブラウンをベースカラーに、極めてシンプルで凛とした室内空間。”引き算の美学”がインテリアにも取り入れられています。木目調パーツも品の良い高級感を演出。
欧州で「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」や「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するのも納得です。日本の他メーカーとは一線を画すセンスの良さですよね。
SKYACTIVエンジンが新世代化!
次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を投入
ガソリン車には、世界初の市販化を目指す圧縮着火ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を採用。マツダ3に続いて導入される見通しです。
特徴はガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所を併せ持っているところ。
燃費が現行ガソリンエンジンに比べて最大20〜30%程度向上。トルクを全域10%以上最大30%向上します。
簡単に言うと、2.0Lガソリンエンジンのスポーツカー(ロードスター)並の走行性能を、1.5 Lディーゼルエンジンのコンパクトカー(デミオ)と同等のCO2排出量で実現できる、ということです。
出典:マツダ公式サイトより
走りも燃費も大幅に向上するということですね。すごい!
これを可能にするのはSPCCI(火花点火制御圧縮着火)という技術。
ガソリンエンジンの特徴であるスパークプラグによる点火をうまく制御し、ディーゼルエンジンのようにエンジン内部の圧力を高めることで着火・燃焼させる仕組みです。
国内外の自動車メーカーが市販化を断念したほどの革新技術。内熱機関にこだわり続けるマツダの意地を見た気がします。
ちなみに現行ガソリン車の燃費は16.6km/L。SKYACTIV-Xで25%向上と仮定すると、20.7km/Lになります。
3.0リッター直6ツインターボディーゼルにも注目!
3.0L 直列6気筒ツインターボディーゼルと電動スーパーチャージャーを組み合わせた新開発「SKYACTIV-D」が登場します。
2017年夏、米国特許商標局に電動スーパーチャージャーに関する特許を申請済み。
直6で8気筒クラスの動力性能を発揮する過給エンジンで、最高出力320ps、最大トルク60kg-mに到達する実力を秘めているとのこと。
また、FRレイアウトに対応する省スペースユニットで構成していることが想定されます。
ディーゼルに対する逆風が強まる欧州でも躍進しそう!
次期アテンザは4クーペ(名称はMX-6?)を設定か
現在はセダンとスポーツワゴンの2種類ですが、次期アテンザには新たな派生モデルとして4ドアクーペを追加するといわれています。
ベンツやBMW、アウディなどの海外メーカーには、基本となるセダンをベースにしたクーペモデルが存在します。
ベンツでいうとCLS、BMWでいうと4シリーズ・グランクーペですね。主要セグメントにほとんど設定しています。
アテンザ・4ドアクーペは海外市場がメインターゲットになりますが、近年、日本でも走りを楽しむスポーツモデルの人気が復調しつあるので、国内発売も期待できそう。セダンと基本コンポーネンツを共有するので低コストで需要層を広げることもできますしね。
なお車名は昨年10月に商標出願された「MX-6」になる可能性あり。
あと、もし本当に出るとしたらVISION COUPEはRX-9ではなく、これのスタディモデルなのかもしれません。
フルモデルチェンジ後の予想価格
- 【予想】新型価格:340〜500万円
- 【参考】現行価格:282~419万円
プレミアムFRサルーンへとランクが上がるため、現行より50万円以上高くなると予想。
上位グレードは500万円以上になるでしょう。
フルモデルチェンジの時期はいつ?
上の画像は2015年4月に行われたマツダの決算説明会での資料。
2017年3月期~2019年3月期までを「構造改革ステージ2」としています。そして、2020年3月以降を次期中期経営計画と位置づけ、「GEN2」すなわち第二世代スカイアクティブ商品群の本格導入を目指してきました。
概ね計画通り開発が進んでいるとみられ、まずマツダ3が先陣をきって登場済み。次期アテンザのデビューは2020年になるとみられます。
ちなみに歴代モデルのライフサイクルは初代が6年、2代目が4年。現行型も比較的早く世代交代かと予想されていましたが、2018年6月に2度目の大幅改良をおこない延命処置がとられました。新世代スカイアクティブ導入にあたって調整した感じですね。
大幅改良から2年が過ぎた、2020年の夏頃発売と予想しておきます。
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