マツダのフラッグシップモデル『アテンザ』が2度目のマイナーチェンジをおこない、2018年6月21日に発売される予定です。
内外装のデザインや質感の変更、パワートレインの改良、安全装備の強化など、フルモデルチェンジ級の大幅改良が施されます。
この記事の目次
マイナーチェンジ新型を正式発表!6月21日発売予定

新型アテンザ(日本仕様)
マツダは2017年11月29日、ロサンゼルス・オートショー2017においてマイナーチェンジをはたしたミドルサイズ4ドアセダン「Mazda6(日本名:アテンザ)」を世界初公開しました。
日本でも5月24日、アテンザセダンとアテンザワゴンの新型モデルを正式発表。
同日からの予約受注開始と2018年6月21日の発売がアナウンスされました。

[参考]マイナーチェンジ前のアテンザ
現行アテンザは2012年に登場した3代目モデルです。
フルモデルチェンジでもおかしくないタイミングでしたが、2014年の大幅改良に続き2度目のマイナーチェンジをおこなうことになります。
それでは、具体的にどのような変更があったのか詳しくご紹介していきます!
より上質でエレガントなエクステリアに深化
マツダの躍進の鍵となったデザインテーマ「魂動(こどう)- Soul of Motion」を採用するアテンザ。
今回の改良では「Mature Elegance」をコンセプトに打ち出し、内外装を深化させています。
従来のラジエターグリルは横ルーバータイプでしたが、改良型では立体的な編み込みのメッシュタイプに変更。
また、日本のナンバープレートだと少し重なってしまうほど下方に拡大されています。
フロントバンパーはエッジの効いた横長開口のデザインに刷新され、ワイド&ローなスタイリングを創出。
このBMWのようなバンパーデザインは、新型CX-5やCX-8でも採用されています。
フロントマスクを印象付けるメッキグリルフレームは、これまでヘッドライト上側に少し食い込む形状でしたが、新型はヘッドライト下側の目尻あたりまで鋭く伸びるデザインに手直しされています。
上質で洗練された雰囲気になりました。
リアの主な変更点は、
- リアバンパー
- リアコンビランプの内部デザイン(クリアレンズの位置)
- ガーニッシュがテールランプ中央に食い込む形に
17インチ、19インチアルミホイールもデザイン変更。
▼新型アテンザワゴンの外観
フロントマスクの変更点はアテンザセダンと基本的に同じですが、リアは先代から特に手直しが入っていないようです。
今回のマイナーチェンジでは、全体的に従来のスポーティ寄りな印象から、”エレガント”や”ラグジュラリー”という言葉が似合う姿になったように感じます。
「ソウルレッドクリスタルメタリック」カラーを追加
ボディカラーにはCX-5やCX-8などに採用されている「ソウルレッドクリスタルメタリック」を追加。従来の「ソウルレッドプレミアムメタリック」を進化させた新色です。マツダのセダンとしては初採用となります。
▼カラーラインナップ

ソウルレッドプレミアムメタリック

マシーングレープレミアムメタリック

ブルーリフレックスマイカ

チタニウムフラッシュマイカ

ジェットブラックマイカ

スノーフレイクホワイトパールマイカ

ディープクリスタルブルーマイカ

ソニックシルバーメタリック
日本の”美”を感じるインテリア 最新コネクティビティも搭載
インテリアも随所でデザインや仕様が改良されました。
フロントシートは横幅が広くなり、全座席のクッション材のウレタンフォームが高密度なものに変更されたことで座り心地が向上。
上位グレードのフロントシートには、座面から冷暖気が吹き出るベンチレーテッドシートがマツダで初採用されました。本皮シートは夏は蒸れて冬はヒンヤリ冷たいですが、ベンチレーション機能で快適性が飛躍的に高まります。
日本の伝統を感じさせる木材から着想を得たブラウンのナッパレザーや栓木(せんのき)を用いた本杢素材を採用。
フラッグシップモデルならではの品格や美しさを備えています。なんともいえない深いブラウンが渋くて最高です。
CX-8をはじめ、最近のマツダ車はインテリアも高評価を得ていますが、細部まで徹底的に造り込む姿勢がヒシヒシと伝わってきますね。
マツダコネクトは、従来の7インチWVGAセンターディスプレイから8インチに大型化したタッチスクリーンに変更。
アクセラで初採用となった360度ビュー・モニターに対応しています。
電動パーキングブレーキにオートホールド機能を追加。
上記画像の左下に「AUTO HOLD」のスイッチが確認できます。
上級グレードのメーター内には、7インチのTFT・LCDディスプレイを装備。
また、ヘッドアップディスプレイの「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」も進化。これまではメーターフード前方に立ち上がる方式でしたが、新型ではフロントガラスに直接表示します。
リアシートにはデザインを刷新したセンターアームレストを採用。
内部にはUSBポートが2個装備されていてスマートフォンなどの充電が可能。
新型アテンザ/アテンザワゴンのボディサイズ・室内寸法等
▼アテンザ(4ドアセダン)
全長×全幅×全高:4865×1840×1450mm
室内寸法(長さ×幅×高さ):1960×1550×1170mm
ホイールベース:2830mm
最小回転半径:5.6m
車両重量:1540〜1610kg
乗車定員:5名
▼アテンザワゴン
全長×全幅×全高:4805×1840×1480mm
室内長×室内幅×室内高:1930×1550×1170mm
ホイールベース:2750mm
最小回転半径:5.5m
車重:1470〜1630kg
乗車定員:5名
新型アテンザの画像ギャラリー
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の機能向上
先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の機能がさらに充実します。
![マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]](https://carmuse.jp/wp-content/uploads/2018/05/mrcc-1.jpg)
出典:mazda.co.jp
注目は全車速追従が可能となった「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」の搭載。
これまで約30~100km/hの範囲で先行車との車間維持・追従走行が可能でしたが全車速対応となり、さらに停車・発進機能も付きます。
また、「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」に夜間歩行者検知機能が備わりました。事故発生率の高い夜間の歩行者認識精度が向上しています。
その他、最新の「360度ビューモニター」やフロントガラスとの氷結を防ぐ「ワイパーデアイサー」、フロントガラスに走行情報を映し出す「ヘッドアップディスプレイ」などが装備され、安全・快適なカーライフを強力にサポートしてくれます。
新型アテンザの搭載エンジン
従来から設定されている3タイプのエンジンすべてが改良され進化しました。
- SKYACTIV-G 2.0(ガソリン)
- SKYACTIV-G 2.5(ガソリン)
- SKYACTIV-D 2.2(ディーゼル)
2.5Lガソリンエンジンは気筒休止システムが取り入れられ燃費性能が向上。これはCX-5に既に搭載されているものと同じエンジンです。
クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は急速多段燃焼技術などの導入により、出力・トルクともに向上。アクセル操作にダイレクトに応えるドライブフィールを実現しています。
トランスミッションは6速ATか6速MT。
海外仕様車には大型クロスオーバーSUV「CX-9」に採用された2.5Lガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」をマツダのセダンに初めて設定しました。
ハイオク燃料使用で、4リッターV8ガソリンエンジン並みの圧倒的パワーを備えているとのこと。CX-9に搭載されるだけのことはあります。日本にはオーバースペックですね。
新型アテンザのおすすめ動画
新型アテンザセダン/アテンザワゴンの価格
新型アテンザの販売価格は2,829,600〜4,190,400円。
フラッグシップモデルでありながら200万円台から設定されています。
納期・納車に関する最新情報
5月24日から予約受付開始と発表されましたが、すでに4月末頃から契約している方が見受けられました。
納期は契約するグレード等によって前後しますが、4月末に契約した方で6月下旬に納車とのこと。そこまで長く待つということはなさそうです。
フルモデルチェンジを待っていた方も多いと思いますが、今回の大型改良を受けて触手を伸ばす人が結構いそうですね。フルモデルチェンジは最短でも2〜3年後になるでしょうし、新型の完成度をみると間違いではない選択だといえます。
※注:本記事ではアテンザの海外仕様車「Mazda6」の画像も使用しております。
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