2019年秋、欧州で、アウディS4/S4アバントの改良新型が発売されるという情報が入ってきました。
アウディS4/S4アバントは、Dセグメント。「ミドルセダン」などとも呼ばれる、大衆車と比較して高級感のあるセダンです。
アウディA4をベースに、よりスポーティーな仕上がりになっているS4/S4アバント。改良新型では高性能3ℓV6ターボエンジンを載せ、「アウディS4TDI/S4アバントTDI」となるとのことです。
「家族のために高級車もいいけど、たまには走りも楽しみたい」そう思うこともあるのではないでしょうか。そんなあなたにお勧めの車です。
本記事ではそんなアウディ改良新型S4TDI/S4アバントTDIのエクステリア、インテリアやスペック、発売日について書いています。
この記事の目次
【改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDI】エクステリア・インテリア 最新画像も
エクステリアはよりスタイリッシュに
セダンである「S4TDI」と、ワゴンの「S4アバントTDI」。どちらも最先端な雰囲気を放っています。
こんな車が走っていたら、思わず振り向いてしまいそうですね。
改良新型アウディS4TDI画像
改良新型アウディS4アバントTDI画像
引用:YouTube
外装、内装動画(走行シーンも少しあります)
▼S4TDI
▼S4アバントTDI
改良新型S4TDI/S4アバントTDIは、丸みを帯びつつもスタイリッシュな印象で、好感を持てます。
角張り過ぎず洗練された改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIのデザイン。シンプルが居心地いい、丁寧な暮らしが好き、という大人に似合う車になっているように感じます。
また、押し出し感の強くない表情は、家族にも好まれやすいデザインなのではないでしょうか。
アウディのデザインにおけるコンセプト「時を越えて美しく、魅力的であることを目指して、極力シンプルなデザインを追求する」という概念をしっかりと新型S4TDI/S4アバントTDIも体現しています。
改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIのエクステリア細部
フロントグリル
パッと一目でアウディとわかるよう、象徴的にデザインされたフロントグリル。改良新型ではよりワイドになっています。

新型改良S4アバントTDI
▼参考 現行アウディS4セダン
引用:instagram
改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIは、フロントグリルやバンパー、ドアミラーにダーククロムやアルミの装飾が施されています。シルバーなどのギラギラ感のある車とは違う、落ち着いた大人の雰囲気になっていますね。
ヘッドライト・テールライト
今回の改良でヘッドライトは刷新され、優しい印象になっています。

2020改良新型アウディS4TDI,新デザインヘッドライト
引用:YouTube
ダイナミックターンシグナル、いわゆる流れるウィンカー付きLEDテールライトやバンパーは、デザイン、レイアウトが新しくなっています。
後ろ姿にも気を抜かない、オシャレな雰囲気を出していますね。
引用:YouTube
▼参考 現行アウディS4セダン
エキゾーストパイプ
このようなオシャレで洗練された新しいデザインの中で、きらりと光るのがクワッドエキゾーストパイプ。ちらっと見せるスポーティーさがなんとも魅力的な車になっています。
引用:YouTube
ディーゼルエンジンの音が好きという方も多いでしょう。
そんな音の持ち主になってみたいという方にも、改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIはおすすめです。
インテリアは高級感、ディテールにこだわり
エクステリア同様、細部にこだわったインテリアは高級感もあり、同乗者からも高評価を得ることでしょう。
改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIインテリア細部
シート
シートの素材はレザー&アルカンタラ、もしくはファインナッパレザーから選べるようです。
現行と同じくレザーでヘッドレスト一体型の「Sスポーツシート」も設定があるでしょう。

2020改良新型S4アバントTDI,Sスポーツシート
▼参考 現行アウディS4セダン
引用:instagram
アルカンタラといえば、ベンツやランボルギーニなどの超一流な車も使うほどの最高級スエード調人造皮革です。
世界中の高級車に使われているアルカンタラ。実は日本の東レが技術力の粋を集めて開発したんですよ。
誕生から40年以上経つ現在においても、通常はファブリック素材と比較して2倍以上の価格が設定されることも多いそうです。
等級の高い原革を使用し、通常の革よりも、柔らかさとしなやかさを向上させたナッパレザーも、最高級の革の一つですね。
これほど上質なものを備える改良新型S4TDI/S4アバントTDI。スポーティーさと高級感の融合した車だということが感じられます。
フットレストとペダルカバー
次期S4TDI/S4アバントTDIではフットレストとペダルカバーはステンレス製となります。こちらも「高級感が増す」、「スポーティーさがアップする」など、車をカスタムをする方の中でも評判の高い仕様ですよね。
足元にあるペダルという、車の中でも見えにくい場所にこだわる。これが「本物のオシャレ」を生む要素でしょう。
快適な温度管理
現行S4/S4アバントと同じく、車内を3つのゾーンに分けて温度管理できるオートエアコンやシートヒーターも備えます。
引用:YouTube
引用:YouTube
人の心地よい温度帯は意外と異なるものですよね。こういった配慮でも、S4TDI/S4アバントTDIは同乗者にも好かれる車になりそうです。
ディスプレイには最新の物を
引用:YouTube
デジタルコックピット
運転席前のデジタルコックピットには最新版の「アウディ バーチャルコックピット」が設定可能です。
アウディA4と同様、A6からインスパイアされた高解像度なタッチスクリーンは、12.3インチという大画面。
エネルギー消費装置や積算走行情報、燃料の消費率、日付や時間などが表示されます。
省エネ運転をしたいときにも目安になりますね。
スピードメーターやタコメーターをボタン一つで小さめ⇔標準サイズに切り替えることもできます。
引用:YouTube
「車を走らせるのが趣味」という方は自分の見やすい表示方式にして運転も快適にでき、気分も上がりそうですね。
ルートガイダンスを起動している間は、速度計の近くにナビゲーション情報を常に表示、知らない道でも安心して運転が可能です。
ヘッドアップディスプレイ
さらにオプションでヘッドアップディスプレイも装備可能です。
▼参考 現行アウディS4

ヘッドアップディスプレイ,現行アウディS4
「視線を前方から移すことなく運転できるので集中できる」という声もあり、安全性が増すでしょう。
また、まるで子供のころ描いた未来の車に乗っているかのような、高揚感を味わうことができるでしょう。「この機能が欲しくて、車を選ぶときの基準にした」という方もいるようです。
MMIディスプレイ
センターに位置するMMI(Multi Media Interface)ディスプレイ。
改良新型S4TDI/S4アバントTDIでは、イグニッションをオンにすると、MMIディスプレイにウェルカムスクリーンとS4のロゴが表示されるということです。
まるで車がおもてなしをしてくれるかのような機能に、アウディの心遣いが感じられます。
このディスプレイはMMIナビゲーションと連携が可能。3Dの地形図を高解像度の大画面に映し出します。
スマホの操作などでよく使う動作、指二本で画面をタッチし、指幅を広げる「ピンチアウト」で画面を拡大することもできます。最先端、ハイテクな車ならではの機能ですね。
MMIナビゲーションとは、「マルチメディアインターフェイスナビゲーション」の略。
ナビやCD、ラジオやオーディオデバイス、車両情報や登録したスマートフォンなどの操作を連携させます。
そしてこのMMIナビゲーションを通し、インターネット回線を通じて様々な情報をリアルタイムで取得します。
その機能を「アウディ コネクト」といいます。
- Wi-Fiスポット
- オンライン交通情報
- オンラインニュース
- 天気
- カレンダー
- 駐車場情報フライト情報
- Googleアースマッピングサービスを使ったナビゲーション
- myAudi / Google Mapサービス(スマホなどから目的地を簡単設定)
- Audi connect Navigator(24時間、オペレータを通し施設の検索や予約が可能)
- SOSコール(重大事故などの緊急時、コールセンターに連絡。携帯電話は不要。)
- オンラインロードサイドアシスタンス(故障などでの車両不良時、ボタン一つでコールセンターに連絡。)
- メンテナンスリクエスト(車両の診断データを自動的にAudi正規ディーラーに送信、修理などのサービス入庫を円滑化。)
- my car manager(スマホを利用し、車両の状況を確認。車のドアの施錠・解錠や、駐車位置確認などがスマホで可能。)
改良新型S4TDI/S4アバントTDIでは、これらの機能はアップデートされ、よりスムーズになったり正確になると予想します。
これだけの機能が揃っていれば快適に、安心してカーライフを楽しめそうですね。
さらに、欧州車では「car-to-x」ナビゲーションの機能が追加されるという情報も入っています。
欧州車に搭載される「car-to-x」ナビゲーションシステム
「car-to-x」ナビゲーションでは、信号の情報をキャッチし、信号と車の関係、燃費を改善します。
例えば、次の信号を青で通過するための速度を教えてくれます。
また、信号が赤から青に変わったことや、青から黄色や赤に信号が変わる時などを知らせてくれ、渋滞の改善や安全運転にもつながる機能です。
これらにより、効率的な運転を可能にし、燃費を向上、CO2の排出量を抑えます。
日本での導入は明確にされていませんが、こういった最先端技術で環境を配慮したり、安全性を高めていくことも重要ですね。日本でもぜひ導入してほしいものです。
欧州仕様車と日本仕様車は異なることがあります。
現行のS4を購入された方の声を聴くと、カタログと違ったという声もあります。
新型アウディS4ですが、実際に納車された車とカタログの写真とでは微妙な違いがあります。
(2017年7月時点)https://t.co/PAVOVD9pEp#アウディ #アウディS4 #ステアリング #アウターハンドル pic.twitter.com/dlDNBRrw8l— CAR& (@carand_car) August 7, 2017
このサイトでも、日本仕様などの新情報が入り次第追記していきますね。
【改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDI】安全・快適性能
改良新型ではドライバーアシストは最新のものを搭載。高級感やスポーティーさだけでなく、ドライバーや同乗者の安全なカーライフをサポートしてくれます。
走りだけでなく安全面でもベース車を上回るS4、S4アバント。とても頼もしい車ですね。
アウディS4/S4アバントの標準安全・快適性能
現行アウディS4/S4アバントの標準安全・快適性能
- アウディ プレセンスシティ
- アウディ プレセンスリヤ
- アダプティブクルーズコントロール
- アウディ アクティブブレーンアシスト
- アウディ サイドアシスト
- アウディ パーキングアシスト
- アウディ ターンアシスト
- リヤクロストラフィックアシスト
- ハイビームアシスト
アウディの安全・快適性能の詳細
アウディ プレセンスシティ
※動画は欧州車仕様
カメラからの情報をもとに、先行車や歩行者への衝突の恐れがあると判断すると、警告で知らせてくれたり、衝突被害軽減ブレーキを作動します。約10~85km/hでの走行に対応。(40km/h未満の場合、フルブレーキにより衝撃を軽減するよう働きます。)
アウディ プレセンスリヤ
リヤバンパーに設置されたセンサーが後方から近づく車や自転車を監視。万一の衝突に備え、シートベルトを自動的に巻き上げて注意を喚起してくれます。
更に窓やサンルーフを閉め、外に放り出されたり、外からの危険物の進入を防ぎます。
ハザードランプも点滅。周囲の車に注意を促します。
アダプティブクルーズコントロール
※写真は欧州車仕様
アクセルペダルを操作しなくても設定した速度を維持。0-250㎞/hで対応しています。
前の車との車間距離を自動で保ちます。
ストップ& ゴー機構も搭載。先行車が停止したときは、車両を停車。その後はアクセルペダルを軽く踏むか、アダプティブクルーズコントロールのレバーを手前に引くだけで、車を再スタートさせることができます。
0km/hになっても、すぐに先行車が動き出す場合は、自動的に再スタートしてくれます。
アウディ アクティブブレーンアシスト
※動画は欧州車仕様
車載カメラが白線を検知。車線逸脱防止をサポートしてくれます。
警告音とステアリングの自動修正で不注意による車線はみ出しを予防します。
アウディサイドアシスト
※写真は欧州車仕様
車線変更時の安全をサポートしてくれます。
リアバンパーに設置されたセンサーで後方を確認。別車線からの車の急接近や、死角への車の進入に対し、サイドミラーのLEDライトを点灯。警告してくれます。
アウディパーキングアシスト
前後に設置されたセンサーが障害物を検知。ディスプレイへの表示や警告音で知らせてくれます。
アウディターンアシスト
※動画は欧州車仕様
右折やUターン時、ドライバーの死角に潜む車や歩行者を感知。警告やブレーキが作動し、衝突を回避、軽減します。
リヤクロストラフィックアシスト
※動画は欧州車仕様
後退時の危険があれば警告してくれます。
リヤの複数のセンサーで後方を常時監視。駐車場からバックで車を出す際など、危険な範囲に車や人が近づくと警告してくれます。
ハイビームアシスト
※動画は欧州車仕様、Audi TT
対向車や先行車を検知。周囲の状況に応じてハイビームの照射を自動で配光したり、ロービームと切り替えます。
この他にもエアバックや、盗難防止に付けておきたい「イモビライザー」、タイヤの空気圧を気にする方にはおすすめの「タイヤプレッシャーワーニング」なども標準装備です。
オプションでは駐車時にステアリングを自動で操作してくれるパークアシストや、真上から見たような状態が画面に映し出されるサラウンドビューカメラがあります。
改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIでは、これらの機能の精度が更に上がったものとなるでしょう。
【改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDI】新型エンジン・スペック
改良新型S4TDI/S4アバントTDIの高い走行性能の秘密について詳しく見ていきましょう。
改良新型S4TDI/S4アバントTDIに搭載、新型エンジン『TDI』
700N・mとパワフルなトルクが魅力の新型エンジンが搭載されます。
新型エンジンの詳細
引用:YouTube
新型ターボディーゼル
次期S4TDI/S4アバントTDIに搭載される新型エンジン、その名も『TDI』。TDIのテクノロジーはルマン24時間レースでも磨かれ、8度の優勝でその技術が証明されています。

TDI
改良新型S4TDI/S4アバントTDIに搭載されるこの「TDI」は、ターボチャージャーど電動コンプレッサーのダブル過給で車を走らせます。
直噴3.0ℓV型6気筒のターボディーゼルエンジンで、最高出力は347PS、最大トルクは700N・mを誇るというハイスペックです。
ベースとなっているアウディA4の次期型における最高出力は155~244PSという情報もあります。S4TDI/S4アバントTDIはさすがスポーツモデルというだけあって、圧倒的なパワーの差がありますね。
ライバル車を見てみましょう。
S4は欧州ではDセグメントになる車です。Dセグメントの世界的な代表車種といえば、メルセデス・ベンツ Cクラスでしょう。
▼参考 メルセデスAMG C43 4MATIC
メルセデスベンツ「メルセデスAMG C43 4MATIC」の最高出力は390PS、最大トルクは520N・mとなっています。
改良新型S4TDI/S4アバントTDI:最高出力は347PS、最大トルクは700N・m
ライバル車メルセデスベンツ「メルセデスAMG C43 4MATIC」:最高出力は390PS、最大トルクは520N・m
改良新型S4TDI/S4アバントTDIの最高出力はライバル車にあと一歩のところまで来ており、最大トルクは大幅に上回っています。
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現行S4/S4アバントでも「市街地では3,000回転で十分に流れをリードしていける」、「ジムカーナやサーキットで走るにも十分早い」と仰る方もいます。
改良新型S4TDI/S4アバントTDIは日本で走るには必要十分なパワーを持っているのは間違いないでしょう。
これらのハイパワー性能により、改良新型S4TDI/S4アバントTDIの動力性能は最高速度が250㎞/h。
0~100㎞/h加速において
- S4TDIで4.8秒
- S4アバントTDIで4.9秒
となっています。
動画はこちら▼▼なんとも軽やかに100㎞/h出す改良新型S4TDIに注目です。
この加速度は、ライバル車の「メルセデスAMG C43 4MATIC」の4.7-4.8秒とは、ほぼ互角です。
さらに、電動コンプレッサーは発進時や加速時に約7㎾過給機をサポート。ターボ車の「踏んだ後に多少のタイムラグがある」といった使用感を改善してくれます。
ライバル車との競争の元、これからの伸びしろが楽しみでもありますね。
マイルドハイブリッド
改良新型S4TDI/S4アバントTDIは両モデルとも48Vのマイルドハイブリッドを搭載。力強い走りを助けると共に、燃費の向上にも寄与します。
引用:YouTube
このマイルドハイブリッドは、
- 48ボルトの電源システム
- BAS(ベルト駆動式オルタネータースターター)
- 0.5kwhの蓄電リチウムイオンバッテリー
を備えます。
BASが最大8㎾ものエネルギーを回生。時速55㎞~160㎞で走行中最大40秒エンジンを停止させても惰性での走行が可能です。
アウディによると改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDIの燃費はこのマイルドハイブリッドにより100㎞あたり最大0.4ℓ節約になるとのことです。
駆動
駆動はADWのクワトロ。路面状況や車体の動きに合わせタイヤへのトルク配分を瞬間的に行います。これにより安定した走りが生み出されます。
現行S4/S4アバントでは、「コーナリングでは勝手に曲がってくれる」、「運転するというより車に乗せてもらっている感じ」などの口コミもあるほど。改良新型S4TDI/S4アバントTDIは更にコーナリング性や安定性が高められた車に仕上がっているでしょう。
Sスポーツサスペンション
現行車のS4/S4アバントに搭載のSスポーツサスペンションは改良新型でも標準装備。23mm重心を下げることが可能になります。
引用:YouTube
車高を低くし、見た目のかっこよさと、スポーティーな走りを実現。コーナ時の内側タイヤのグリップ力を向上させ ます。
サーキットなどだけでなく、高速道路でも安定性が増すと考えられます。
安定した走りができると乗り心地も良くなり、同乗者にも嬉しいポイントですね。
「低回転からトルクが太く、アクセルにリニアに反応する」、「いつでも行けるぜという雰囲気がバンバン伝わってくる」、「余裕がありのんびり流していても何とも言えない優越感」といった現行S4/S4アバントの良さをさらに進化させた改良新型となるでしょう。
エンジン | 直噴3.0ℓV型6気筒ターボディーゼル | 直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボ |
総排気量 | 2967 cc | 2994 cc |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 255[347]/3850 – 3850 | 260[354]/5400-6400 |
最大トルク(N・m/rpm) | 700/2500 – 3100 | 500/1370-4500 |
駆動方式 | AWD | |
トランスミッション | 8速ティプトロニックトランスミッション | |
燃費 平均(㎞/L) | 約15.8 | 約13.1-13.7 |
CO2排出量(g/km) | 166-165 | 175-166 |
使用燃料 | 軽油 | ガソリン |
※燃費はAudi Media Centerの情報を参考に算出しています。
現行よりも燃料代を抑えられそうな改良新型S4TDI/S4アバントTDI。燃費は良くなり、燃料の種類も軽油になります。
最高出力は少し下がりますが、CO2排出量も下がりますね。
ライバル車の「メルセデスAMG C43 4MATIC」の燃費は10.9~10.7㎞/L、CO2排出量は213-208g/km(海外公式サイトを参考)です。この点では改良新型S4TDI/S4アバントTDIは勝っています。
世界的にCO2排出量の削減が掲げられています。
スポーツタイプの車はどうしてもCO2排出量が多くなりがちですから、そういったところも考慮し、一歩先を行く大人として、運転を楽しみたいですね。
改良新型S4TDI/S4アバントTDI サイズ
新型S4TDI | 新型S4アバントTDI | |
全長(㎜) | 4770 | 4770 |
全幅(㎜) | 1847 | 1847 |
全高(㎜) | 1404 | 1433 |
ホイールベース(㎜) | 2825 | 2825 |
車両重量 | 1785kg | 1825kg |
タイヤ | 245/40 R 18 | 245/40 R 18 |
新型 | 現行 | 差異 | |
全長(㎜) | 4770 | 4750 | +20 |
全幅(㎜) | 1847 | 1840 | +7 |
全高(㎜) | 1404 | 1410 | -6 |
ホイールベース(㎜) | 2825 | 2825 | +0 |
車両重量 | 1785kg | 1680kg | +105kg |
新型 | 現行 | 差異 | |
全長(㎜) | 4770 | 4750 | +20 |
全幅(㎜) | 1847 | 1840 | +7 |
全高(㎜) | 1433 | 1435 | -2 |
ホイールベース(㎜) | 2825 | 2825 | +0 |
車両重量 | 1825kg | 1690kg | +135kg |
車両重量が100kg近く重くなってはいますが、ハイパワーのエンジンを搭載したことで、そこまでの力不足は感じられないのではないか、と予想します。
【改良新型アウディS4TDI/S4アバントTDI】価格、発売日
ドイツでの公表価格は62,600ユーロ~
この秋に発売が公表された欧州、ドイツではセダンS4TDIのベース価格が62,600ユーロ(日本円換算:約736万円)から。
ワゴンのS4アバントTDIが64,200ユーロ(日本円換算:約755万円)からとなっています。
ただ、日本仕様では欧州価格と差があり、現行S4は846万円、S4アバントは875万円です。
マイナーチェンジで値上がりする際には約7万円アップする傾向にあります。更に今回は、新型エンジンの搭載ということもあって、約20万円の上り幅があるのでは、という情報も入っています。
そこから考えると、改良新型S4TDI/S4アバントTDIの価格は以下のようになると予想します。
▼日本仕様、予想価格
「日本仕様」改良新型S4TDI:約853~866万円と予想
「日本仕様」改良新型S4アバントTDI:882~895万円と予想
次期S4TDI/S4アバントTDIの日本での発売日は?
改良新型S4TDI/S4アバントTDIの、欧州での発売は2019年秋とされています。
今のところ、はっきりとした日本での発売日の情報は入っていません。
しかし、最近の新型Audi車からその傾向を見ると、欧州での発売から約1年後、日本で発売となることもあるようです。
例えば、日本で2019年9月3日に発売される新型アウディQ8。このQ8の欧州での発売は2018年8月20日でした。
改良新型S4TDI/S4アバントTDIも、それと似たスケージュールになるかもしれません。
日本での発売は、欧州での2019年秋の発売から1年後、2020年秋か、それ以降となる可能性もあるでしょう。
発売日予想:2020年秋~冬
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まとめ
- 改良新型S4TDI/S4アバントTDIのエクステリア、インテリアはより洗練されスタイリッシュに。
- 丸みを帯びたフォルムや高級感のある内装は同乗者にも好まれやすい。
- ディスプレイは最新になり、より視認性が増し、安全性にも寄与。
- エンジンは新型ディーゼルエンジン「TDI」を搭載。700N・mを誇る大パワー。
- 欧州価格は、セダンS4TDIが62,600ユーロ(約736万円~)ワゴンS4アバントTDIが64,200ユーロ(約755万円~)。
- 日本仕様は約853万円~と予想。
- 発売日は2020年秋~冬と予想。
アウディS4/S4アバントが持つ高級感とスポーティーさ。改良でのディーゼルエンジン搭載で更にパワーアップ、燃料代も抑えられます。非常にバランスの取れた車と感じました。
日本での発売までもう少し時間がありそうですから、今後、高級感がありスポーティーなセダンを探していきたいという方は、改良新型S4TDI/S4アバントTDIも選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
新しい情報が入り次第、追記していきます!
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