トヨタはニューヨークモーターショーで新型車『カローラハッチバック(北米仕様)』を公開しました。
日本でも『カローラスポーツ』という車名で2018年初夏に販売開始する予定です。
オーリスの後継モデルとしてカローラに統合されるわけですが、カローラシリーズとしては久々のハッチバックモデルとなります。
若者にも人気が出そうなデザインや注目のパワートレインなど、新型車『カローラスポーツ』について大特集でお伝えします!
この記事の目次
ニューヨークショー’18で『カローラハッチバック』を公開!
トヨタは2018年3月30日から4月8日まで開催されたニューヨークモーターショーで、新型車「カローラハッチバック」をワールドプレミアしました。
カローラといえば1966年の初代モデル登場以来、トヨタの歴史と共に歩みを進めてきた世界的な人気車種。
ハッチバックモデルとしては2006年まで販売していた「カローラランクス」以来の再投入となります。
来年に全面改良を控えている「カローラアクシオ」や「カローラフィールダー」とは異なるスポーツ路線をゆき、身に纏うデザインもスタイリッシュ。早くも人気が出そうな予感がします。トヨタも相当な期待を込めているとのこと。
なお、米国では「カローラiM」の後継モデルとして「カローラハッチバック」という名で発売。欧州では新型オーリスとして展開されます。(欧州仕様もジュネーブショーで発表済)
日本では『カローラスポーツ』という車名でデビュー

新型カローラスポーツ

現行オーリス
国内市場では、今年2月に生産を中止したオーリスの後継モデルとして登場し、『カローラスポーツ(COROLLA SPORT)』という車名になる予定です。
オーリスがデビューした際、あえて「カローラ」の名を受け継ぎませんでしたが、再びカローラの名が冠されることになります。
日本ではいまいち存在感を示せていないオーリスなので、ブランド力のあるカローラシリーズに加えるのは良い決断だと感じます。
また、車のタイプを表す”ハッチバック”よりも、”スポーツ”のほうがキャラクターが分かりやすいですし、格好いいですね。
新型カローラスポーツのエクステリア(外装)
エクステリアのデザインコンセプトは「シューティングロバスト」。
スポーティな雰囲気を形作る「勢いや逞しさ・力強さ」を意味する言葉です。
フロントマスクには、現行オーリスにも取り入れられたトヨタの共通デザイン言語「キーンルック」を採用。磨きがかけられています。
フロントグリルとヘッドライトが連動し、V字型に鋭く広がる形状に。
また、バンパー部には大開口でハニカム仕上げのエアインテーク(ロアグリル)が配され、スポーティさやワイド感を演出しています。
ヘッドライトには、J字形(左右それぞれ3連)に点灯する「Bi-Beam LED」を採用。
斬新でかっこいい。
バックウインドウは現行オーリスよりも傾斜した造形に。
それにともない、リアクォーターガラスも新ルーフ形状に添うようなデザインになっています。
リアバンパーは、フロントと同じく台形の大きなブラックガーニッシュが取り付けられ、スポーティなスタイリングを印象付けます。
また、バンパーサイドやフェンダーがワイドかつ立体的に張り出すようなフォルムになっています。丸みを帯びたボリューム感が欧州車のようでGood。
リアLEDコンビランプは薄くて横長のJ字型でフロントと統一しています。
バックドアは軽量な樹脂素材を採用。
強めに角度を寝かせることができ、さらにスポーティなスタイリングを実現。
ボディカラーは全8色展開
- オキサイドブロンズメタリック
- スカーレッドメタリック
- シアンメタリック
- スーパーホワイトⅡ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- アティチュードブラックマイカ
- ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
TNGAプラットフォーム採用し基本性能を大幅UP
カローラスポーツは、4代目プリウスから導入したTNGA(Toyota New Global Architecture)世代の「GA-Cプラットフォーム」を採用します。
オーリスよりもホイールベースを延長し、居住性が高められます。
この新しいプラットフォームは、同じプラットフォームを共有できる車種を増やすことで大幅に開発・生産コストを削減できるだけでなく、クルマ全体のパフォーマンスアップを実現。
デザイン性の向上、軽量化、低重心化、ボディ剛性のUPなど、現行モデルから飛躍的に進化を遂げます。
また、ダブルウィッシュボーン式サスペンションも改良が施され、走りに磨きがかかります。
3ナンバーサイズを継続し、ボディサイズは拡大
2代目オーリスへ移行した際に全長が30mm拡大されましたが、カローラスポーツは全長・ホイールベースがさらに40mm伸びました。
全幅は30m拡大して3ナンバーサイズを継承。車高はTNGAによる低重心化の恩恵を受けて45mmも低くなっています。
※単位:mm | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
カローラスポーツ | 4,370 | 1,790 | 1,435 | 2,640 |
現行オーリス | 4,330 | 1,760 | 1,480 | 2,600 |
カローラアクシオ | 4,400 | 1,695 | 1,460 | 2,600 |
カローラフィールダー | 4,400 | 1,695 | 1,465 | 2,600 |
なお、セダン仕様のカローラアクシオとステーションワゴンのカローラフィールダーは全幅1695mmで5ナンバーサイズとなっています。
来年のフルモデルチェンジでカローラスポーツに合わせて3ナンバー化するという説とそのまま5ナンバーを継続という情報がありますが、3ナンバー統一の可能性が高いとみています。
新型カローラスポーツのインテリア(内装)
インテリアのコンセプトは「センシュアスミニマリズム」。
センシュアスは「感覚的な」「官能的な」、ミニマリズムは「最小限主義」という意味。
スポーティで主張の強いエクステリアに対して、インテリアは非常にシンプルで無駄がなく、その分感性に訴えてくるような空間となっています。
ダッシュボードから半分ほど顔を出す形状のナビディスプレイ。
シンプルにまとめられたセンタークラスターのパネルやスイッチ類。
チープな感じは一切ありません。
新開発のスポーツシートを採用。
着座位置を低くしてホールド性が高められています。
また、運転席はよりドライビングしやすい体勢に、助手席はより快適な乗り心地となるようクッション材を改良。車名に”スポーツ”をつけるだけあります。
搭載パワートレイン[スペック・燃費]
日本仕様の搭載エンジンは、[1.2リッター直4直噴ターボのガソリンモデル]と、新たに小型化された「THSⅡ」を採用する[1.8リッター直4+モーターのハイブリッドモデル]の2タイプを設定。
オーリスに設定されていた1.5リッターガソリン車は姿を消します。また、期待された新型2リッターハイブリッドの導入は見送りとなりました。
来年には1.6リッター直3ターボを搭載するホットハッチグレード「GT」の追加が予想されています。
■1.2L 直列4気筒直噴DOHCターボ
- 最大出力:116ps/5,200-5,600rpm
- 最大トルク:18.9kgm/1,500-4,000rpm
- トランスミッション:ダイレクトシフトCVT/6MT
- 駆動方式:FF/4WD
- 燃費(JC08モード):18.0〜19.6 km/L
■1.8L 直列4気筒DOHC+モーター(新THSⅡ)
- 最高出力:98ps/5,200rpm
- 最大トルク:14.5kgm/3,600rpm
- モーター最大出力:72ps
- モーター最大トルク:16.6kgm
- トランスミッション:電気式無段変速(CVT)
- 駆動方式:FF
- 燃費(JC08モード):30.0〜34.2 km/L
1.2リッターターボのトランスミッションは、世界初の発進用ギアを備える「ダイレクトシフトCVT」と6MTを用意(4WDは6MTの設定なし)
1.8リッターハイブリッドの駆動方式はFFのみで、トランスミッションは従来の電気式無段変速(CVT)が組み合わせられます。
燃費に関して。1.2リッターターボはオーリスとほぼ変わりませんが、1.8リッターハイブリッドは34.2km/Lまで向上。プリウスの最高40.8km/Lには及びませんが十分な数値となっています。
新型カローラスポーツのグレード構成・価格
グレード構成は、1.2Lターボ(ガソリン)と1.8Lハイブリッドにそれぞれ、
「X」「G」「G”Z”」の3クラスを用意。
合計6グレードのシンプルな構成となります。
エンジン | グレード | 予想価格 |
1.2Lターボ (ガソリン) | X | 180万円 |
G | 210万円 | |
G”Z” | 240万円 | |
1.8L ハイブリッド | X | 220万円 |
G | 250万円 | |
G”Z” | 280万円 |
新型カローラハッチバック(スポーツ)の動画
新型カローラスポーツの予約・発売日・納期情報
カローラハッチバックの公式サイトに、「2018年初夏、日本発売予定」と明記されています。
最新情報では、2018年6月26日(火)の発表・発売が有力視されています。
当初はアクシオとフィールダーが先にフルモデルチェンジし、カローラスポーツは2018年冬頃発売と予想されていましたが、スポーツのほうが先にデビューする結果となりました。
アクシオとフィールダーのフルモデルチェンジは2019年秋頃となるようです。
なおカローラスポーツはプリウスと同じく豊田市の堤工場で生産される予定。
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