クーペとはどんな車?特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説!

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車好きの方なら、一度はクーペに憧れたことがあるのではないでしょうか。

実用性が重視される現代の車で、ここまで洗練されたスタイルは異質に映るかもしれません。

車に乗ってどこかに遊びに行くのではなく”車で遊ぶ”という楽しみ方を提案し続けるクーペ。その魅力は一体どんなところにあるでしょうか。

クーペとはどんな車か

特徴

トヨタ・86

トヨタ・86

クーペは主に「2ドアクーペ」のことを指し、次のような特徴を持ちます。

  • 2ドア
  • 主座席1列(補助的な後席がある場合も)
  • 2人乗り(後席がある場合は4人乗り)
  • 低めの車高
  • 優れたスポーツ性能や動力性能

最近は、実用性も兼ねた「4ドアクーペ」も人気が出てきています。2列に変わっても出来るだけ屋根を小さくするように設計されていたり、センターピラーが目立たないようにしてあるなど、クーペのデザインを保持する努力が施されています。

代表的な車種

走行性能に優れたモデルが多いクーペ。代表車種には高級自動車メーカーが並んでいます。

  • ロールスロイス・ファントムクーぺ
  • フェラーリ・F430 F1 
  • ジャガー・Eタイプ
  • メルセデスベンツ・クラスCLA
  • BMW・グランクーペ
  • 日産・フェアレディZ
  • トヨタ・86
  • ホンダ・プレリュード

実用性が重視される今日の車の中で、走りやデザインにとことん特化したクルマ達です。

作り手側の視点で見れば決して儲かるカテゴリーではありませんが、企業イメージを保つ役割もあって競って開発されています。

「クーペ」の名前の由来

クーペの由来は、フランスの馬車【carrosse coupé】(カロッス・クペ)です。1列・2ドアで屋根を持った構造をしていました。

シートが向かい合った2列の馬車を半分に切ったような形なので「切られた馬車」という意味のカロッス・クペと名づけられたこの馬車は、やがて「切られた」を表す形容詞『クぺ』だけで呼ばれるようになり、自動車にも継承されました。

そのため、「2ドアで2人乗りの乗用車」のことをクーペというようになったというわけです。

クーペの種類

クーペは「バック」(背中)の形状で分類されます。大きく分けて2種類です。

ノッチドクーペ

日産・GT-R

日産・GT-R

ノッチは「段」のこと。ルーフとトランクの境目が明らかな段状(折れ目)になっているのが特徴のクーペです。

ボンネット(エンジンルーム)・キャビン(乗員室)・トランク(荷室)の3BOX構成が強調されていて、最もセダンに近いクーペです。”箱”にこだわる人に好まれます。

ファストバッククーペ

ポルシェ 911 カレラ 4S

ポルシェ 911 カレラ 4S

リアウィンドウがなだらかな流線形のクーペです。ルーフからリアエンドにかけてなだらかな流線形をしています。スポーツカー然とした、いかにも速そうなモデルです。

ファストバッククーペの中には、流線形のルーフをボディ後方で切り落としたような「カムテール(カムバック)」というものもあります。

また、跳ね上げ式のハッチをつけたクーペは「ハッチバッククーペ」と呼ばれます。

スポーツクーペ

上記2つとはまた違った分類ですが、よりスポーティーなスタイルのクーペをスポーツクーペと呼びます。GT-Rもポルシェも”スポーツクーペ”です。

スポーティーな車にクーペが多いことから、スポーツタイプの乗用車すべてをクーペと呼ぶ人もいますがこれは誤りです。

クーペのメリット

クーペのメリットは、デザインと走行性能が演出する”非日常性”にあります。

走行性能

クーペは”人を運ぶため”というよりも”純粋に走りを楽しむ”ことにウエイトをおいた車。スポーツ走行に近い走りが可能です。

重心が低いため安定して走ることが出来、コーナーも速く回れます。ボディー形状は空気抵抗が少なく風を切るのに優れています。

デザイン性

ラインナップを見れば分かる通り、誰もが憧れるようなエクステリアが揃っています。普段使いに便利な実用車が流行する中、クーペが提供するのは特別なドライブであり非日常性です。

特に2ドア車はコックピット感があり、乗り込むだけでワクワクしてきます。

安全性も高い

クーペはほとんどの車種が高級クラスに属しています。そのためメーカー最新の技術が惜しみなく注ぎ込まれており、安全走行のためのシステムが完成されていることも隠れたメリットのひとつです。ギミック好きにはたまらない仕様が施されています。

クーペのデメリット

クーペのデメリットは積載力など実用性の無さに尽きます。

積載能力がない

1列シートでハッチバックもないのがクーペのオーソドックスな形です。大きなハンドバッグを持ち込むことすら窮屈に感じるかもしれません。

2列シートやハッチバック式のクーペもありますが、流行の車と比べると積載能力の乏しさは顕著です。

排気量が多い

クーペは排気量の多い車種が多く、燃費の悪さは覚悟しなくてはなりません。経済的な意味でも実用性とは程遠い車です。

クーペは広く愛される車としてでなく、ターゲットを絞って展開しています。そこで圧倒的に優れた面と極端なデメリットが共立しているんですね。

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