トヨタの高級セダン『クラウン』のフルモデルチェンジがいよいよ近づいてきました。
2018年6月25日に発表・発売となる見通しです。
伝統を積み重ね15代目となる次期クラウンは、大きく変わる外内装デザインや新型エンジンの搭載など注目ポイントが盛りだくさん!
本記事では、最新情報をもとに『新型クラウン』について徹底解説しています!!
この記事の目次
東京モーターショー2017で「CROWN Concept」を初公開!

CROWN Concept
2017年10月25日から12日間開催された第45回東京モーターショー2017において、「CROWN Concept(クラウン コンセプト)」が初披露されました。
ひと目見てクラウンであることが分かるスタイリングとなっていて、正統に進化したことが伺えます。”コンセプト”の名が付いていますが、ほぼ市販型と同じ仕様です。
「CROWN Concept」の開発コンセプトは、「走行性能の追求」と「コネクティッド技術の進化」。脈々と受け継がれてきたクラウンの伝統と歴史に加え、これからのモビリティ社会において求められる革新性を融合することで、”次世代のクラウン”を提案するとしています。
それでは、15代目となる新型クラウンの全貌を詳しく見て行きましょう。
ロイヤル/アスリートを廃止しシンプルなグレード構成に
後ほど詳しくご紹介しますが、まず簡単にグレード構成についてお伝えします。
現行モデルは大きく分けて、
- ロイヤル(落ち着きと重厚感)
- アスリート(スポーティで若者にも人気)
- マジェスタ(おもてなしの最高級モデル)
の3つで構成されていましたが、今回これらの名称を全て一掃。
新型クラウンは↓の表のように[標準車]と[RS系]の2つに大別され、計8グレードが設定されます。
タイプ | 継承するモデル | グレード数 |
標準車 | ロイヤルとマジェスタ | 5 |
RS系 | アスリート | 3 |
各グレードごとに装備や3つ用意されるエンジン選択などが変わってきます。
新型クラウンはさらにスポーティなエクステリアに
まず目を引くのは、クーペ調でスポーティに刷新された全体のフォルムでしょう。
2012年にフルモデルチェンジした現行モデルもスピンドルグリルや細めのヘッドライトを採用するなど、あっと言わせるスタイリッシュなデザインになりましたが、新型もさらに大胆な進化を遂げています。
そして、このスタイリングを生み出しているのは、TNGAに基いて設計された新プラットフォーム。低重心で伸びやかなプロポーションを実現しています。
フロント部分では大型スピンドルグリルを引き続き採用。ヘッドライトやバンパーも従来モデルの造形を踏襲しつつ、よりエッジの効いたスタイリッシュなデザインになっています。
スピンドルグリル内の「RS」マークから走りへの強いこだわりが見て取れます。
また、ボンネットは先代よりも平面的になり、ノーズ先端が直角に近い角度になることで、エレガントでありながらも迫力のある雰囲気をつくり出しています。
続いてサイドをみてみると、従来よりもルーフ後部からリアにかけての角度がきつくなり、クーペに近いフォルムとなってます。
その印象をより強くしているのが、クォーターピラーにもうひとつのウインドウが設けられる「6ライトキャビン」という仕様。
サイド面に左右3つずつのウィンドウがあるので6ライトキャビンといいますが、ルーフラインに添うようウィンドウラインが縁取られることから、よりクーペのような流麗なスタイリングとなります。
ボディカラーは標準7色・ジャパンカラー6色を設定
標準カラー7色
グレード問わず選べる標準設定色は7色。
- シルバーメタリック
- ブラック
- ダークブルーマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン ★
- プレシャスガレナ ★ 新色
- プレシャスシルバー ★
- プレシャスブラックパール ★
※★は有料色
新色のプレシャスガレナは東京モーターショーで展示されたクラウンコンセプトが纏っていたカラー。少し青みがかったホワイトが特徴です。
プレシャスカラーは、塗料に含まれるアルミ片(粒子)の並びを整える技術を採用し、粒子っぽさを抑えた滑らかな質感と明暗を強調するコントラストを両立しています。
ジャパンカラー6色
RS系には現行アスリートと同様に、ジャパンカラー・セレクションが6色設定されます。(現在は12色)
新色として、スペイド等に設定されている『夜霞(ヨガスミ)』とプリウスに設定されている『碧瑠璃(ヘキルリ)』を追加。
- 夜霞(ヨガスミ)新色
- 碧瑠璃(ヘキルリ)新色
- 紅(クレナイ)
- 茜(アカネ)
- 翡翠(ヒスイ)
- 天空(ソラ)
新開発「GA-Lプラットフォーム」を採用
新型クラウンには新開発の「GA-Lプラットフォーム」が採用されます。
このGA-Lプラットフォームは、トヨタの車両作り方針「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」に基いて開発されたFR車向けプラットフォーム。
新型レクサスLCやLSに採用されたGA-Lをベースとし、クラウンの車幅に合わせて改良したものを採用します。トヨタブランドでは次期クラウンが初めて使われる車種となります。
ボディの高剛性化・軽量化・低重心化など全体的にパフォーマンスが向上し、優れた走りだけでなく、デザイン面でも大きな恩恵を受けることができます。
ホイールベースを70mm延長!新旧ボディサイズ比較
項目 | 新型クラウン | 現行クラウン |
全長 | 4910 | 4895 |
全幅 | 1800 | 1800 |
全高 | 1455 | 1450 |
ホイールベース | 2920 | 2850 |
トレッド | 1550/1550 | 1545/1545 |
新プラットフォームの採用により2920mmというロングホイールベースを実現。
従来型に比べて70mmも延長され、全長も15mmプラスと大型化。流麗な6ライトキャビンを演出しています。
一方、全幅はずっと守り抜いてきた1800mmを死守。
インテリアはフルモデルチェンジでどう変わる!?
オーソドックスながらドライバー本意に設計されたインパネまわり。
インパネ上部がドアトリムと連なっていることで、どこか先進的な雰囲気が漂っています。
従来モデルでは2つのモニターがセンタークラスターに収まるよう縦に配置されていました。
新型では8インチのナビモニターがダッシュボードに飛び出る形とすることでインパネの高さを抑え、開放感や視認性をプラス。スッキリとした印象を与えています。
クラスターに内臓されるのはタッチパネル式の7インチTFTディスプレイ。ナビ画面が独立したことでこれまでの5インチからサイズアップしています。
現行モデル同様に空調やオーディオ、走行モードなどがを操作できるマルチオペレーションタッチが採用されます。両モニターとも台形型の枠で囲むことで単調な四角形を隠しています。
シートはホールド性を高める形状に一新し、スポーティな室内空間を創出。
新プラットフォームによって低重心化されたことで、全体的に低い印象のシートポジションとなっています。
インテリアカラーは、
- ブラック
- ブラック/テラロッサ(黒×濃赤)
- ベージュ ※標準グレード専用
- ホワイト ※RS専用
の4色を用意。
ホワイト内装はRS系の中核グレード以上にオプション設定。
メッキ素材を用いたオシャレなドリンクホルダー。その周囲にはカーボンのような見た目のパネルが取り付けられています。
現行モデルのシフトノブはゲート式(根本が棒状)でしたが、新型はステッチがアクセントになっている本側シフトブーツを採用。
シフトノブの下にはブレーキホールドボタンが見えています。上の画像では見切れていますが、電動パーキングブレーキボタンも装着されています。これまで足踏み式パーキングブレーキでしたが、ついに電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドが搭載されます。
新型クラウンのパワートレインは3種類
新型クラウンのパワートレインは、
- 2.0リッター 直4ターボ
- 2.5リッター 直4ハイブリッド
- 3.5リッター V6マルチステージハイブリッド
の3タイプを設定。
パワートレインスペック
▼2.0リッター 直4ターボ
最高出力:245ps/5200〜5800rpm
最大トルク:35.7kgm/1650〜4400rpm
JC08モード燃費:12.8 km/L
▼2.5リッター 直4ハイブリッド
最高出力:184ps/6000rpm
最大トルク:22.5kgm/3600〜5200rpm
モーター出力/トルク:143ps/30.6kgm
システム出力:226ps
JC08モード燃費:23.4〜24.0 km/L
▼3.5リッター V6マルチステージハイブリッド
最高出力:299ps/6600rpm
最大トルク:36.6kgm/5100rpm
モーター出力/トルク:180ps/30.6kgm
システム出力:359ps
JC08モード燃費:17.8〜18.0 km/L
2.5LターボやFCVモデル追加の噂も…
新型クラウン発売から数年後には、2.5リッター直4ターボやFCV(燃料電池自動車)が追加されるという情報も出てきています。
数年後のマイナーチェンジで2.5リッター直4ターボがラインナップに加わるというのは現実的な話ですね。
一方のFCVは2019年にも発売されるのではという噂がありますが果たしてどうなるでしょうか。一部ではPHVモデルが出るのではと予想するところもあります。
トヨタを代表するフラッグシップモデルだけに、こうした情報が飛び交うのも理解はできますが…。続報に期待しましょう。
新安全技術を装備!
現行クラウンには、先進の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」が装備されています。新型クラウンではさらに安全装備の強化が図られます。
まず、衝突の回避や衝突時の被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティシステム」に操舵回避機能が追加されます。
これはブレーキだけで衝突を避けられない場合、ハンドルも自動制御で操作することよって回避を支援してくれるというもの。
また、新型カムリに搭載された新機能「リヤクロストラフィックオートブレーキ」も装備される可能性が高いでしょう。
これは「インテリジェントクリアランスソナー」に付随する機能で、バックする際に左右後方から来るクルマを検知し、危険な場合は自動でブレーキをかけてくれるというシステム。後退するときは運転操作に気を取られて周りが見れなくなる人が多いので、とても安心できる機能ではないでしょうか。
新型クラウンのグレード構成・価格
グレード名 | 搭載パワートレイン |
B | 2.0ターボ |
S | ※3種類選択可 |
S ”C package” | 2.0ターボ/2.5HV |
G | 2.0ターボ/2.5HV |
G-Executive | 2.5HV(4WDのみ)/3.5HV |
RS-B | 2.0ターボ |
RS | 2.0ターボ/2.5HV |
RS Advance | ※3種類選択可 |
車両価格は380万円〜700万円と予想。
新型クラウンの発売日・予約申込・納期情報
2018年夏に発売することをトヨタが公式に発表しています。
最新情報によると、2018年6月25日(月)に発表・発売が決定した模様。
3月下旬にはディーラーに向けたセールスマニュアルが展開され、歴代クラウンユーザーを中心に積極的な営業活動が開始されているとのこと。
予約受け付けや納期・納車に関する情報など、新しい情報が入りましたらお伝えしていきます!
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