車のCVTとは?仕組みやメリット・デメリット、ATとの違いなど

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近年、多くの車に採用されている「CVT」ですが、どういうものかいまいち分かっていない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、CVTのメリット・デメリットや、ATとの違いなどを分かりやすくご紹介します!

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車のCVTとは?

CVT

CVTとは「Continuously Variable Transmission」の略で、日本語では「無段変速機」という意味です。「連続可変トランスミッション」ということもあります。

AT(オートマチック・トランスミッション)やMT(マニュアル・トランスミッション)は、ギア(歯車)を変速するときに振動が生じるのに対し、CVTは変速ギヤを使用せず無段階での変速が可能なことから、変速ショックの無いスムーズな走りが実現できます。

CVTはATのような決まった段数のギアがないので、運転状況に応じて常に最適な変速比にコントロールすることができます。その結果、パワーロスが最小限に抑えられ、優れた燃費性能を発揮できるのが一番の特徴です。

CVTの歴史は意外と古く、1980年代に主に小型車に搭載されるようになり、1990年代には2000ccクラスの中型車にも採用されるようになります。現在では軽自動車やコンパクトカーを中心に国産車の多くがCVTを採用しています。

CVTの仕組み

CVTには、「ベルト式CVT」「チェーン式CVT」「トロイダルCVT」の3種類がありますが、ベルト式CVTが主流となっています。

エンジンのパワーを入力する側と、タイヤへパワーを出力する側の2つのプーリー(滑車)があり、そのプーリーのV字(谷間)の部分にベルトが通されています。

油圧の力でそれぞれのプーリーの径を広げたり狭めたりすることで、ふたつのプーリーの回転速度を変えて連続的に変速する仕組みです。

※言葉だと分かりずらいと思うので動画を用意しました。字幕説明のみで音声は出ないので安心してご覧ください。

CVTのメリット・デメリット

CVTのメリット(長所)

  • 変速のショックが少なく、スムーズに加速できる。
  • パワーを最大限利用できるため、低燃費・低排出ガス・省資源。
  • 部品数が少なく軽量・コンパクト。
  • 1台の変速機でプログラムによる多彩なチューニングが可能。

CVTのデメリット(短所)

  • 高速走行時の燃費は良くない。
  • ATに比べて耐久性が低い。
  • ATに比べてコストが高い。
  • 異音が出やすい。
  • アクセルの動きに対する“ズレ”や“滑り”がおこる場合がある。

ATとの違い

ATのほうがコストが安い、耐久性が高いという違いはありますが、やはり大きな違いは「走り」や「フィーリング」といった部分でしょう。

MTやATでに慣れている人にとっては、アクセルの操作で加速や減速、速度維持をすることが当たり前の感覚になっています。しかし、CVTは、エンジンの状態や道路の勾配状況などをコンピュータが判断し、最適な変速比に自動でコントロールされるので、アクセルだけで加減速を完全に操ることができません。

時速50kmで走行したいのに、クルマが思ったより加速してしまうといった現象が起きてしまいます。

車と一体になって思いのまま走らせたい!というドライバーは違和感を感じてしまい、運転が楽しくないとCVTを嫌う人もいます。

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