マツダは2017年12月14日(木)、完全ニューモデルとなる3列シートクロスオーバーSUV『マツダ CX-8』の販売を開始しました。
CXシリーズの最上位に位置づけられ、”新たな多人数乗車モデルの提案”を謳う新型車CX-8とはどんな車なのか!?デザインやスペック、価格などなど、詳しく解説していきます!
12月14日発売 予約受注も好調!

マツダ CX-8 @東京モーターショー2017
マツダは2017年4月28日、新型クロスオーバーSUV「CX-8」を国内で発売することを突如発表。7月25日には先行情報サイトでエクステリア画像を公開しました。9月14日には予約受注も開始。第45回東京モーターショー2017への出展やプロトタイプの先行展示イベントを全国10会場でおこなうなど、積極的なプロモーション活動を経て12月14日に発売されました。
なお、9月14日の予約開始から12月10日までの約3ヶ月間で7,362台を受注し、これは目標月間販売台数1,200台の約6倍にあたるとのこと。デザインやコンセプト、入念なプロモーションを見ていてかなり売れそうだなとは思っていましたが、予想以上の反響に少し驚きました。
マツダミニバンの受け皿&新しい提案

マツダ プレマシー
マツダはミニバン市場からの撤退を既に決めており、「プレマシー」、「ビアンテ」ともに近々生産終了となる見込みです。「MPV」は2016年3月に販売終了となっています。
これまでマツダには、「CX-3」と「CX-5」、2つのクロスオーバーSUVがラインナップされていましたが、どちらも乗車定員は5名。MPV、ビアンテ、プレマシーの受け皿となる3列シート7人乗りモデルは一体何になるのか、以前から注目されていました。

マツダ CX-9(海外専売)
一番最初に噂されたのは、北米をはじめとした海外市場で展開されているCX-9。しかし、ボディサイズが大きすぎるため、国内投入は現実的ではありませんでした。その後、CX5をベースにしたCX-6が日本で発売されるという情報が出始め、各自動車情報メディアがCX-6の年内発売を予想していました。
しかし、ふたを開けてみたら予想外のCX-8。これでCX-6の発売は当面の間なくなったと考えていいでしょう。確かに、CX-6だとCX-5との差別化が弱いですからね。
そしてマツダは、CX-8について以下のように説明しています。
『CX-8』は、マツダの国内向けSUVラインアップにおける最上位モデルです。「走りやデザインを諦めたくない。でも家族や友人ともドライブを楽しみたい」と考えるお客さまに対し、多人数乗用車の新たな選択肢としてマツダが提案する、3列シートクロスオーバーSUVです。
市場縮小が懸念されるミニバンに代わり、3列シートクロスオーバーSUVという新しい選択肢を提案するモデルとしています。
マツダ CX-8 を徹底解説!
エクステリア(外観)
CX-5より全長が長くなるので当然といえば当然ですが、かなり印象が違いますね。3列シートとは思えないくらい車高が低く、伸びやかでスタイリッシュなデザインです。
デザインコンセプトは、”普遍的な先進性”を目指すことを表した「TIMELESS EDGY(タイムレス エッジー)」。また、マツダの躍進の鍵となったデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」が引き継がれ新世代へと移行。より高い次元へと深化しています。
薄くてシャープなヘッドライト、水平ルーバーのグリル、存在感を放つシグネチャーウイング(フロントグリルの下側から左右のヘッドライトへと連なる翼のようなデザイン)など共通デザインが落とし込まれていますが、フラッグシップに相応しい雰囲気を醸し出しています。
ボディサイズ比較
現行CXシリーズや国内主要ミニバンとのボディサイズ比較表です。
※単位はmm
車名 | 全長 | 全幅 | 全高 |
CX-3 | 4275 | 1765 | 1550 |
CX-5 | 4540 | 1840 | 1705 |
CX-8 | 4900 | 1840 | 1730 |
CX-9 | 5065 | 1969 | 1716 |
ノア・ヴォクシー | 4695 | 1695 | 1825 |
アルファード | 4915 | 1850 | 1880 |
CX-5と比較すると、全幅1840mmは同じで、全長が400mmほど長くなり、全高が若干高くなっています。通常全長だけ長くなるとアンバランスに感じるところですが、そもそも全幅が1800mmを超えているのでそこは問題ないでしょう。
次に、ノア・ヴォクシーなどのミドルクラスミニバンと比較すると、高さ以外は上回っています。アルファードなどの大型クラスミニバンと全長・全幅はほぼ同じです。
全高はデザイン面・走行性能面とのトレードオフですが、迫力あるエクステリアと快適な室内空間を可能にするボディサイズとなっています。
インテリア(内装)
運転席周りは直線基調でシンプルな構成となっていてSUVらしさが表現されています。
セカンドシートは、左右がセパレートしたキャプテンシートを採用。センターコンソールもしっかりした造りで高級感があります。
乗車定員は6名もしくは7名。全長が5m弱あることで、足元にも十分なスペースがあるのが分かります。三菱・アウトランダーや日産・エクストレイルも3列目シートを搭載するクロスオーバーSUVですが、この2車種が3列目を補助的な利用を前提としているのに対し、CX-8はゆとりを持って座れる居住性を実現しています。
新世代クリーンディーゼルを搭載!
CX-5には、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルの2種類が用意されていますが、新型CX-8は、CX-3と同じくクリーンディーゼル専用車となります。
搭載されるのは、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」。2012年に導以して以降最大の改良が加えられたことで、多人数乗車でも力負けしないパフォーマンスと優れた環境性能を実現しています。
なお、トランスミッションは、6速ATの「SKYACTIV-DRIVE(スカイアクティブ・ドライブ)」です。
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備
先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」が標準装備となります。
マツダは2017年8月3日、「デミオ」、「CX-3」に続いて、「CX-5」と「アテンザ」にもi-ACTIVSENSEを標準装備したことを発表。新型車として登場したCX-8ですので当然装備されました。
i-ACTIVSENSEは、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを利用したマツダの先進安全技術の総称。大きく分けて、ドライバーの安全運転をサポートする「アクティブセーフティ技術」と衝突の回避や被害の軽減を図る「プリクラッシュセーフティ技術」の2つで構成されます。
搭載技術一覧
【危険認知支援技術】
- 先進ライト
- 交通標識認識システム(TSR)
- ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
- ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
- リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
- レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
- 車線逸脱警報システム(LDWS)
【衝突回避支援・被害軽減技術】
- スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)
- AT誤発進抑制制御[前進時]
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS R)[後退時]
- AT誤発進抑制制御[後退時]
【運転支援技術】
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]
※グレードによって設定が異なります。
グレード・価格表
グレード名 | 駆動 | 定員 | 燃費 | 価格(税込み) |
XD | 2WD(FF) | 7名 | 17.6km/L | 3,196,800円 |
6名 | 3,196,800円 | |||
4WD | 7名 | 17.0km/L | 3,429,000円 | |
6名 | 3,429,000円 | |||
XD PROACTIVE | 2WD(FF) | 7名 | 17.6km/L | 3,537,000円 |
6名 | 3,537,000円 | |||
4WD | 7名 | 17.0km/L | 3,769,200円 | |
6名 | 3,769,200円 | |||
XD L Package | 2WD(FF) | 6名 | 17.6km/L | 3,958,200円 |
4WD | 6名 | 17.0km/L | 4,190,400円 |
XDとXD PROACTIVEには、6人乗りと7人乗りがそれぞれ用意されていて価格も同じと明瞭な設定。また各グレードでフルタイム4WD車が選択でき、価格は20万強高くなるものの燃費は2WD車とほぼ変わりません。
トヨタの高級ミニバン「アルファード」も319万円~なので完全に同クラスとして意識していることが伺えます。
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