マツダ・CX-9を徹底解剖!やはり日本発売はナシ?逆輸入は可能なの?

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マツダ・CX-9

マツダは2016年、7人乗り大型SUV「CX-9」を10年ぶりにフルモデルチェンジしました。

先代モデルと同様に日本では発売されず、北米をはじめとした海外市場で展開されています。

昨年末にCX-8が登場したため国内導入はやはり考えにくい状況ですが、改めてその可能性を探るとともに、CX-9がどのようなクルマなのか徹底解剖します。逆輸入についてもご紹介!

マツダ・CX-9とはどんな車?

初代モデル(前期)

初代モデル(前期)

Mazda・CX-9(マツダ・シーエックス-ナイン)は2007年に発売した大型クロスオーバーSUV。同社の中型SUV「CX-7」よりひと回り大きいSUVに位置づけられます。

ここ十数年、北米市場ではミニバンのニーズが減少していて、代わりに3列シートのSUVが人気を得ています。その流れをうけ、日本でも活躍したミニバン「MPV」の実質的後継モデルとして登場しました。

アテンザやCX-7などに採用されたプラットフォームを改良して使用し、ボディサイズは全長5,071mm×全幅1,936mm×全高1,734mmとMPVより大型化。エンジンは、「3.7L V型6気筒MZI」を搭載し最大出力は273馬力。

初代モデル(後期)

初代モデル(後期)

2013年にはビッグマイナーチェンジをおこない、エクステリアをフルモデルチェンジ級に一新。フロントフェイスには、CX-5を皮切りにマツダ車に採用されたデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」が取り入れられました。

そして初代モデル登場から10年目の2016年、全面改良を受けて新型CX-9に移行しています。

マツダ 新型CX-9を徹底解剖!

新型CX-9のエクステリア(外形デザイン)

CX-9のエクステリア(フロント) CX-9のエクステリア(リア)

2世代目となる新型CX-9は、2015年11月開催のロサンゼルスモーターショー15で初公開されました。

海外では発表直後から非常に注目を集めており、革新的な技術導入はないものの、魅力的なデザイン、優れたパフォーマンスや燃費性能が高く評価されています。マツダの好調さがうかがえますね。

デザインは最新の魂動デザインを採用。初代モデルの前期⇒後期ほどの見た目の変化はありませんが、より洗練されたスタイリッシュさとスポーティーさが際立つデザインへと進化しています。

CX-9のエクステリア(サイド)

大型サイズのため、CX-3のような抑揚のあるデザインだと子供っぽく見えてしまうことから、「大地に根を張ったようなフォルム」を意識して開発したとのこと。

メインマーケットの米国やメインターゲットとなる成熟したオーナー層のニーズにしっかり応えたスタイルに仕上がっています。

※新型CX-9開発主査 大塚正志氏のエピソードより

ボディサイズは?

  • 全長:5,065mm
  • 全幅:1,930mm
  • 全高:1,728mm
  • ホイールベース:2,870mm
  • 車両重量:1,960kg

マツダの現行カーラインアップで最大サイズとなり、全長は5mをゆうに超えています。

重量も2トン弱。日本車だと「ランドクルーザー」クラスですね。大きいな~というのが正直な感想です。

しかし、アメリカだとミドルクラスSUVにカテゴライズされるサイズ感です。

カラーラインナップ

カラーラインナップは、マツダを象徴するカラー「ソウルレッド」、最新のプレミアムカラー「マシングレイメタリック」のほかに、

  • スノーフレークホワイトパール
  • ソニックシルバーメタリック
  • チタンフラッシュ
  • ディープクリスタルブルー
  • ジェットブラック

が用意されています。

高級感のあるインテリア(内装デザイン)

CX-9のインテリア

従来モデルでも高い評価を得ていたインテリアがさらに進化。さすがはハイエンドモデルという作りになっています。

水平基調のダッシュボードが、力強さの中にもクールでエレガントな印象を与えています。大型センターコンソールを配してもなお、ゆったり感がかなりあります。

ウッドパネル

ウッドパネルは、フェンダーの限定ギターの生産やレクサスにパネルを供給している富士弦(フジゲン)との共同開発品。ウッドの質感を再現するために繰り返し試作をおこなったという、こだわりのパネルを採用しています。

マツダコネクトのディスプレイが8インチへサイズアップ

ほかにも、マツダコネクトのディスプレイが8インチへサイズアップしたり、ヘッドアップディスプレイがフロントガラスに映し出される方式に変更されたりと、フラッグシップモデルに相応しい機能性を備えています。

2列目、3列目シートも十分満足できる空間が確保されています。

新開発の2.5リッターターボエンジンを搭載

新開発された2.5L 直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIVーG 2.5T」を全車に搭載。

最大出力は250hp/5000rpm、最大トルクは42.8kgm/2000rpmとなっています。

トランスミッションは6速ATが組み合わされます。

先代の自然吸気3.7L V型6気筒エンジンからダウンサイジングされ、車両重量も最大約130kg軽くなったことから燃費性能も向上。市街地/高速道路複合モードでは10.62km/Lを記録しています。

新型CX-9の動画集

言葉での説明よりも動画で見るほうが何倍もよくわかりますね。

MAZDA USAのおすすめ公式動画です。よろしければどうぞ!

新型CX-9のグレード&価格

現在は2018年モデルとなっており、「スポーツ」「ツーリング」「グランドツーリング」「シグネチャー」の4グレード構成となっています。

北米マツダが発表した販売価格は次のとおり。

CX-9  2018年モデルの価格(日本円換算)
グレード 2WD 4WD
スポーツ 約355万円 約375万円
-スポーツパッケージ +約14万円 +約14万円
ツーリング 約386万円 約406万円
-ツーリングプレミアムパッケージ +約20万円 +約20万円
グランドツーリング 約447万円 約467万円
シグネチャー 約490万円

先代モデルは約337万円だったので、20万円ほどの値上げとなっています。

マツダのフラッグシップと考えると妥当な金額でしょう。

日本で近い価格帯の車は、トヨタ・ランドクルーザープラド(334万円~)、三菱・アウトランダーPHEV(360万円~)、ホンダ・オデッセイハイブリッド(356万円~)など。

日本発売の可能性を再考してみた

CX-9は販売台数の8割を占める北米をはじめ、中米、オーストラリア、ロシア、中東などで展開しています。

当初は日本にも導入か?という情報があり、右ハンドルのCX-9が日本で目撃されるなど期待が高まりました。しかし、マツダが国内投入を否定するコメントを発したことで噂は収束。

とはいえ、マツダはミニバンから全面撤退することを決めていたので、「MPV、プレマシー、ビアンテ」の穴埋めをするモデルは一体何になるのかに話題は移りました。

マツダ・CX-8

マツダ・CX-8

サイズ的に日本にマッチする「CX-7」が復活するのでは?という予想もありましたが、結局マツダが出した答えは新型車「CX-8」の投入。前触れなしの”寝耳に水”状態で発表されました。

ここでCX-9とCX-8、他の7人乗りクラスのサイズ比較をしてみます。

車名 全幅 全長 全高
■ボディサイズ比較
新型CX-9 1,930mm 5,065mm 1,728mm
新型CX-8 1,840mm 4,900mm 1,730mm
ランクル200 1,980mm 4,950mm 1,880mm
レクサスLX 1,980mm 5,065mm 1,910mm
アルファード 1,850mm 4,915mm 1,895mm

CX-8の全幅は1,840mmで、CX-9よりも10センチほど狭くなっており、日本の道路事情に配慮したサイズです。

CX-9の寸法をみてみると、ランドクルーザー200やサクサスLXとほぼ同じサイズ。アルファードよりも一回り大きいことが分かります。

2015年に登場したレクサスLXは予想を上回る販売台数を記録しているので、CX-9もぼちぼち売れるんじゃないかと思ったりもしますが、体力のあるトヨタ系列だからこそできることでしょう。

やはりCX-8が最適解で、CX-9の国内発売はまずありえないと思います。

逆輸入は可能?方法は?

どうしても日本でCX-9に乗りたいという方は、逆輸入で手にすることが可能です。

とはいえディーラーでは無理なので、ネット等で輸入を行う業者を探す必要があります。[CX-9 逆輸入]などのキーワードで検索するといくか確認できたので探してみてください。

ちなみに、直前直斜ミラーが付いていないため、サイドミラーを加工してカメラ内蔵やルームミラーモニターを取り付けないと日本では予備検査に受かりません。

また、右ハンドルがいい場合はオーストラリアから輸入する必要があります。

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