マツダ新型デミオ徹底解説!2018年8月マイナーチェンジで1.5Lガソリン車採用

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デミオがマイナーチェンジ

マツダ・デミオが2018年8月30日にマイナーチェンジ(商品改良)しました。

  • ガソリンエンジンの排気量拡大(1.3L⇒1.5L)
  • 特別仕様車「Mist Maroon」の設定

が主な変更点。

新型の画像やグレード&価格をまとめています!

マイナーチェンジ(商品改良)でミニマルな変更

新型デミオのカタログマイナーチェンジしたデミオのカタログ

デミオは1996年に登場したコンパクトカー。現行型は2014年に発売した4代目です。

近年マツダは、各モデルに対して1年に一度のペースで改良を施してきました。いわゆる”年次改良”と呼ばれるものです。

最近では昨年末に一部改良と特別仕様車「Noble Crimson(ノーブルクリムゾン)」を追加しています。

そして、当サイトではマイナーチェンジ前から変更内容や先行カタログをご紹介してきましたが、8月30日に予定通り発売されました。

ただ、マツダは今回の改良を「商品改良」としており、アテンザやCX-3の「大幅改良」に比べて必要最低限の変更にとどめています。

新型デミオ 外形デザインの変更点は?

MC後のエクステリア(フロント)

MC後のエクステリア(フロント)

MC前のエクステリア(フロント)

MC前のエクステリア(フロント)

魂動デザインを採用するエクステリアデザインは、”エントリーモデルだから”という妥協を一切垣間見せない質感や存在感があります。精悍さと可愛らしさが共存するスタイリングが印象的です。

そしてマイナーチェンジでは、フロント・リアバンパー、LEDフロント・リアランプ、アルミホイール等の変更が期待されましたが、一切の変更がありませんでした。

CX-3が大幅改良で追加した、

  • グロスブラックのフォグランプベゼル
  • ピラーガーニッシュ
  • サイドガーニッシュモール

といった車格感をより高める追加加飾も無し。

また、ガソリン車はフロントグリルのガーニッシュがピアノブラック塗装からディーゼル車と同じグレーメタリック塗装になるという情報もありましたが実現していません。

MC後のエクステリア(リア)

MC後のエクステリア(リア)

MC前のエクステリア(リア)

MC前のエクステリア(リア)

踏ん張り感のあるスタイリングが特徴的なリアビューですが、フロントと同じく変更がありませんでした。

発売から4年たっているので、一般的には内外装の化粧直しをおこなうものです。

もともとの完成度が高いという自信もあると思いますが、エンジンの改良を優先し、デザインをノータッチとしたマツダは一味違うなと思わせます。

カラーバリエーションは全11色

新型デミオのボディカラー

  • ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装色)
  • マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)
  • スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装色)
  • エターナルブルーマイカ
  • ソニックシルバーメタリック
  • ダイナミックブルーマイカ
  • ディープクリムゾンマイカ
  • ディープクリスタルブルーマイカ
  • チタニウムフラッシュマイカ
  • ジェッドブラックマイカ
  • セラミックメタリック

新型デミオ 室内デザインの変更点

▼クロス・ブラック/レザー・ピュアホワイト

▼グランリュクス・ブラック/レザー・ディープレッド

シンプルで洗練された室内空間。外装同様マイチェン前と違いはありません。

ちなみに、インテリアの基本デザインがほぼ同じCX-3は、5月の大幅改良で多くの変更が施されました。

特に電動パーキングブレーキ(EPB)はデミオにも採用されると思っていましたが、サイドブレーキレバーがついたままです。

新型CX-3のコックピット

[参考]改良を受けたCX-3のコックピット

最近普及が進んでいる電動パーキングブレーキですが、従来のサイドブレーキレバーやサイドブレーキペダルでの操作とは違い、スイッチ操作で簡単にパーキングブレーキを電動作動、解除できます。

さらに、信号で完全停止したときに、ブレーキペダルから足を離しても自動でブレーキをかけてくれるオートホールド機能も備わります。今回の改良で全車速域追従に対応する、クルーズ・コントロールとの相性が抜群。高速道路で渋滞につかまった時などの疲労軽減に大いに役立ちます。

EPB導入に伴いアームレストを設置したCX-3

[参考]EPB導入に伴いアームレストを設置したCX-3

CX-3は電動パーキングブレーキの導入に伴い、今までサイドブレーキレバーがあった箇所にアームレストを設定。

アームレスト部分を持ち上げると、いろいろな仕切りにレイアウト変更できるマルチ収納ボックスがあります。

CX-3はリアシートにも格納式アームレスト

[参考]CX-3はリアシートにも格納式アームレスト

後部座席にも格納式アームレスト(カップホルダー付き)を装備。

ベース車のデミオと大きく差ができましたね。前期オーナーの乗り換え意欲は湧き上がるでしょうか。ディーラーの方は頭を悩ませているかもしれません。

寸法・重量・定員

※XD Touring(2WD)の数値
全長×全幅×全高 4,060×1,695×1,525mm
室内長×室内幅×室内高 1,805×1,445×1,210mm
ホイールベース 2,570mm
トレッド 前/後 1,495/1,480mm
最低地上高 145mm
車両重量 1,130kg
乗車定員 5人

コンパクトカーのなかでも後席や荷室のスペースは小さめ。4人乗車に向いています。

マイナーチェンジで特段変更はありません。

ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」新採用

ガソリンエンジンが従来の1.3Lから1.5Lに排気量アップしました(全グレード)。

高効率直噴ガソリンエンジンによって、上り坂、車線変更、高速道路でも不安を感じさせず、より爽快でスムーズな走りを実現。

実用燃費も向上しているとのこと。

▼SKYACTIV-G 1.5のスペック

  • 最高出力:81kW[110PS]/6000rpm
  • 最高トルク:141N・m[14.4kgf・m]/4000rpm
  • WLTCモード燃費(平均):17.2〜19.8km/L

SKYACTIV-D 1.8搭載の噂もあったが…

CX-3は新開発クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」を搭載。

排気量をこれまでの1.5リッターから引き上げたことで、実燃費と環境性能が向上しました。

また、超高応答マルチホールピエゾインジェクターや可変ジオメトリーシングルターボチャージャーなどを導入することで、高回転域でのパワフルで伸びやかな加速を生み出しています。

デミオも1.8Lに変更かという噂がありましたが、従来どおりの1.5Lディーゼルを搭載します。

クリーンディーゼル比較
  SKYACTIV-D 1.5
※デミオの数値
SKYACTIV-D 1.8
※CX-3の数値
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
総排気量 1498L 1756L
最高出力 77[105]/4,000 85[116]/4,000
最大トルク 270[27.5]/1,600~2,500
駆動方式 2WD(FF)/4WD
トランスミッション 6速AT/6速MT
使用燃料 軽油

安全支援システムのアップグレードも見送り

予想されていた「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」への「夜間歩行者検知機能」の追加は無し。

アドバンストSCBSは他のクルマや歩行者をカメラで検知し、ブレーキの自動制御で衝突回避・被害軽減をサポートする機能。事故の発生しやすい夜間の認識精度が向上したことで予防安全性能がグンと高まります。

MRCCイメージ

MRCCイメージ 出典:mazda.co.jp

「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」の全車速追従も対応せず。

作動下限速度が約30km/hから0㎞/hに拡大することで、長距離運転時のドライバーへの負担が大きく軽減されるだけに、がっかりした人も多かったはず。

昨年11月に安全システムを大幅アップグレードしているので、今回は現状維持としたのでしょう。もしかすると、来年にマイナーチェンジ、もしくはもう少し引っ張って一気にフルモデルチェンジする公算なのかもしれません。

▼デミオの安全機能一覧

マイナーチェンジしたデミオの安全機能一覧

360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)
前後・左右の映像をより自然に映し出し、周辺の安全確認を支援
※メーカーセットオプション

アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
ブレーキを自動制御して衝突回避をサポート

車線逸脱警報システム(LDWS)
クルマが車線からはみ出そうになったら、ハンドル振動、ランプルストリップス音、ビープ音で警告

交通標識認識システム(TSR)
速度制限、進入禁止、一時停止、追い越し禁止、はみ出し禁止の標識を読み取り、ディスプレイに表示
※一部標準装備でないグレードあり

AT誤発進抑制機能(前進・後退)
カメラや超音波センサーで障害物を検知し、誤発進・急発進を防ぐ

[先進ライト]ハイ・ビーム・コントロールシステム
対向車や先行車の状況によってロービーム/ハイビームを自動で切り替え

スーパーUVカットガラス/IRカットガラスを採用

  • フロントドアにスーパーUVカットガラス NEW
  • フロントドアガラスとフロントドアにIRカットガラス NEW
  • リアは従来のUVカットガラス

紫外線(UV)と赤外線(IR)を大幅カット。日焼けや室内の温度上昇を防ぎます。地味ですが嬉しい改良。

新たな特別仕様車「Mist Maroon」を設定

特別仕様車「Mist Maroon」

落ち着いた雰囲気の特別仕様車「Mist Maroon」を追加しました。

※これまでの「Tailored Brown」が内装色や名前を変更したモデル。

▼特別装備

  • 185/60R16タイヤ&16インチアルミホイール(高輝度ダーク塗装)
  • フロントLEDフォグランプ
  • 専用シート
  • インパネデコレーションパネル(助手席)
  • 専用ドアアームレスト
  • コンソールサイドデコレーション
  • エアコンルーバーベゼル(ダークシルバー防眩サテンクロームメッキ)
  • ステアリングヒーター

シートや各種デコレーションは、グランリュクス・ディープレッドカラーにブルーグレースステッチを装飾しています。

特別仕様車「Noble Crimson(ノーブル クリムゾン)」

特別仕様車「Noble Crimson(ノーブル クリムゾン)」も引き続きラインナップ。

赤×白×黒のインテリアが実に官能的。クラスを超えた上質な空間を演出しています。

マイナーチェンジ後のグレード・燃費・価格

ガソリン車

排気量アップにともないグレード名称が変更となっています。

★おすすめグレード

15S ツーリングLパッケージ

駆動:2WD(6EC-AT)
WLTCモード燃費:19.0km/L
税込価格:1,814,400円

<主要装備>

  • LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム:オートレべリング 光軸調整機構付)
  • スカイアクティブ ビークル ダイナミクス G-ベクタリング コントロール(GVC)
  • 185/65R15タイヤ&15インチアルミホイール(グレーメタリック塗装)
  • フルオートエアコン(花粉除去フィルター付)
  • アクティブ・ドライビング・ ディスプレイ(カラー)
  • 7インチWVGAセンターディスプレイ

<おすすめポイント>

ガソリン車の最上位モデル。質の高いレザーシートやヘッドアップディスプレイなどを備えて約180万円です。マツダ車のクラスを超えた出来栄えをフルに堪能すべく、ぜひ検討したいグレード。

ディーゼル車

ちなみにCX-3は212~309万円。
この価格差をみるとデミオの改良が少ないのも頷けますね。

デミオの競合車はこれだ!

トヨタ・アクア

トヨタ・アクア

日産・ノートe-POWER

日産・ノートe-POWER

一番ニーズがあるジャンルなのでラインナップも豊富。比較・検討に頭を悩ませるかもしれませんが、競争が激しいだけに値引きを頑張ってくれるケースも多いです。

デミオの競合となるモデルをまとめてみました。

タイプ 車種名 価格 2018年5月
新車登録台数
新車登録台数
前年同月比
ガソリン車 マツダ
デミオ(現行)
139~198万円 3520台
※ディーゼル含む
115.8%
トヨタ
ヴィッツ
118~400万円 4130台 96.7%
日産
ノート
139~232万円 3120台 96.6%
ホンダ
フィット
142~205万円 3094台 110.9%
スズキ
スイフト
134~184万円 2622台
※ハイブリッド含む
122.9%
ディーゼル車 マツダ
デミオ(現行)
181~226万円 ※ガソリン車に含む 同左
トヨタ
アクア
178~253万円 10325台 136.7%
日産
ノートe-POWER
190~246万円 5534台 83.4%
ホンダフィットハイブリッド 169~236万円 2622台 122.9%
スイフト
ハイブリッド
166~194万円 ※ガソリン車に含む 同左

ガソリン車ではヴィッツ、ハイブリッド車ではフィットとスイフトが少し安価な設定となっていますが、ほぼ横並びです。販売台数をみてみるとアクアが飛び抜けている状況ですが、他クラスに比べて熾烈な争いを繰り広げていることが分かります。

新型デミオの納期情報

納期(納車時期)に特に大きな遅れは報告されていません。

グレードやオプション等によりますが、1〜3ヶ月が目安となります。

グローバルに順調な売上を記録しているマツダ。

主力モデルの大型改良ラッシュでさらにその勢いは増しそうです。

↓兄貴分のアクセラがもうすぐフルモデルチェンジ!

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↓少し気が早いですが、次世代デミオの情報もご紹介しています。

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