日産 新型エルグランド 2019年春にフルモデルチェンジか e-POWERの搭載は?

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新型エルグランド

日産の大型ミニバン『エルグランド』のフルモデルチェンジが近づいています。

高級ミニバンとして一時代を築いてきた存在だけにその動向が注目されています。

ここでは、新型エルグランドのデザイン予想、ハイブリッドモデルについて、価格、発売日などの最新情報を詳しくご紹介します!

アル・ヴェルに後塵を拝する現行エルグランド

日産エルグランド

現行エルグランド

3代目となる現行エルグランド(E52型)は2010年に発売されました。

初代と2代目のエルグランドはミニバンとしては珍しいFR駆動でしたが、現行モデルからはFF駆動に変更。さらに、全長、全幅の拡大や低床化をおこない、競合車に負けない居住性を確保しました。

発売後数年はある程度の販売台数がありましたが、ここ数年はトヨタの同クラスミニバン「アルファード」や「ヴェルファイア」に完全に人気を奪われています。

2018年5月 新車販売台数
車種 本月
(台)
前年同月比
(%)
’18年累計
(台)
エルグランド 473 100.6 3,420
アルファード 2,540 88.2 17,340
アルファードハイブリッド 1,270 174.0 5,760
ヴェルファイア 2,330 88.3 15,830
ヴェルファイアハイブリッド 520 126.8 3,350

ここ数年の販売台数はライバルに10倍近い差をつけられ、まさに完敗といった状況。ハイブリッドの設定がないことも大きな要因といえます。

ミニバンカテゴリーを長年引っ張り、Lサイズミニバンの雄として君臨してきた存在だけに、どのように進化し復権するのか注目されています。

次期エルグランドのエクステリア予想

重厚感とスタイリッシュさを継承しつつ、新提案を

現行エルグランドの外観

現行エルグランドの外観

個人的にですが、現行モデルのエクステリアは非常にかっこいいと思います。

ライバルのアルファードやヴェルファイアは、現行型になってVOXYのような角ばったフォルムとなり、フロントマスクの前面がそぎ落とされたようなデザインを採用。また、改良を重ねるごとに押し出し感の強さが強調(特にヴェルファイア)されている印象です。

新型のE53型エルグランドでは、重厚感のなかにもスタイリッシュさがあるスタイリングを継承し、アル・ヴェルとはまた違った提案を見せてほしいところ。

もう少し具体的に予想デザインを掘り下げてきましょう。

V-モーション&洗練された細目ヘッドライトを採用

Vmotion 2.0

Vmotion 2.0

上の画像はデトロイトモーターショー2017で発表された「Vmotion 2.0」というコンセプトカー。

Vmotion(ヴイ-モーション)とは、フロントグリルからヘッドライドへと連動するV字型デザインのことで、日産の新型車に取り入れられています。

正直言うと、V-モーションを取ってつけたかのような車種もありますが、Vmotion 2.0では大型グリルやシャープなヘッドライトなどを採用し、とても先進的でクールなフェイスとなっています。

クーペとミニバンの違いはありますが、次期エルグランドにもVmotion 2.0のエッセンスが随所に織り込まれる可能性があります。

この感じで登場したらかなり人気になりそうですよね。

三菱デリカとプラットフォームを共有し、サイズを拡大!?

新型エルグランドは、間違いなくサイズを拡大してきます。

下記に現行エルグランドとアルファード・ヴェルファイアとの室内空間のサイズを記していますが、全てにおいてアルファード・ヴェルファイアより狭いです。

■現行エルグランド

  • 室内長:3,025mm
  • 室内幅:1,580mm
  • 室内高:1,300mm

■アルファード・ヴェルファイア

  • 室内長:3,210mm
  • 室内幅:1,590mm
  • 室内高:1,400mm

特に室内高の100mm(10センチ)の違いは、体感ではとても大きなものがあります。

現行モデルが全高を抑えた背景には、グローバルに車種企画・設計をおこない、費用対効果の少ない地域専売モデルを減らすという日産の戦略があります。現行エルグランドは北米市場などで展開されてきた「クエスト」と統合されたことで、全高が低くなりました。

良く言えばスタイリッシュで走行性能を高めることができますが、やはりミニバンといえば室内空間のゆとりや厚みのある迫力フェイスが肝です。

そこで新型ではアル・ヴェル並の寸法への拡大が予想されるのですが、ある噂レベルの情報によると、傘下の三菱自動車がデリカD:5より大きいニューモデル『デリカD:7』の開発を水面下で進めており、次期エルグランドはD:7とプラットフォームを共有する姉妹車になるというのです。

デリカD:5

デリカD:5

デマのようで真実味のある話…。再起をかける三菱にとっても、生産効率化を図る日産にとってもプラスに働きます。一部ではエルグランドはモデルチェンジしないで販売終了という予測もされていますが、後継車種が登場するならまだしも、大型ミニバンをラインナップから無くすという選択はありえません。

そう考えると実現してもおかしくないですよね。とはいえまだまだ噂の域を出ない話。続報に期待しましょう。

注目の搭載エンジン&ハイブリッドシステム

先程もお伝えしたとおり、現行モデルにはガソリン車しかありません。

現行エルグランドの最高燃費は10.8km/L。

それに対しアルファード・ヴェルファイアともに、ハイブリッドモデルの最高燃費は19.4km/Lと倍近い開きがあります。

このご時世、ましてや高級ミニバンなだけに、次期エルグランドにはハイブリッドモデルが間違いなく用意されるでしょう。

そのハイブリッドシステムは、ノートに搭載されて話題となったシリーズハイブリッド方式の「e-POWER(イーパワー)」を搭載する可能性が高いです。

これに、エクストレイルに搭載の2.0Lエンジンを組み合わせると予想。

ちなみに、2018年3月には中型ミニバン「セレナ」にe-POWERモデルが追加デビューしています。燃費は26.2 km/Lを記録していることから、新型エルグランドもアル・ヴェルを超える20.0km/L以上を十分実現できるはず。

また、もし本当にデリカと兄弟車になる場合は、アウトランダー譲りのPHEV(プラグインハイブリッド)システムを採用する可能性も考えられます。

なお、現行モデルでラインナップされている、3,500cc V6エンジン(ハイオク仕様)は廃止となる見込み。

自動運転技術「プロパイロット2.0」を初搭載か

2016年にフルモデルチェンジした新型セレナで初搭載された自動運転技術「プロパイロット」。高速道路と自動車専用道路で利用可能な運転支援システムです。

フロントに設置された高性能単眼カメラで、前方車両との間隔や車線内の位置状況を計測・把握し、ステアリング(ハンドル)、アクセル、ブレーキを自動で制御して走行してくれるというもの。

日産は、2018年3月に発表した2022年までの中期計画において、プロパイロットの最新バージョン(ver2.0)を1年以内に日本導入するとしています。

このプロパイロット2.0は高速道路での複数レーン自動走行に対応。路線変更や危険回避が可能になります。

当初、昨年発売された新型リーフでver2.0を初搭載するのではという情報がありましたが実現せず。

デビューのタイミング的に開発が間に合わなかったですし、新型リーフには自動駐車システム「プロパイロットパーキング」や1ペダル操作が可能になる「e-ペダル」など先進的な技術が盛り込まれたので、これ以上話題性を増やす必要もありませんでした。

となると、フラッグシップミニバンの次期エルグランドで「プロパイロット2.0」を初搭載という道筋が見えてきます。

競合モデルに水をあけられている状況だけに、大きなアピールポイントになります。

次期モデルの価格はガソリン車で330万円~と予想

新型エルグランドの販売価格は、ライバルのアルファード、ヴェルファイアと肩を並べる額になるでしょう。

現在、ガソリンモデルのアルファード、ヴェルファイアの価格は335万円~。

ハイブリッドモデルの価格はそれぞれ436万円~となっています。

ちなみに、現行のエルグランド(ガソリンのみ)は321万円~。アル・ヴェルは2018年1月のマイナーチェンジでエントリーグレードが15万円ほど値上がりしたため差が広がっています。

これらを考慮して新型エルグランドの価格は、

  • ガソリン車:330万円~
  • ハイブリッド車(e-power):420万円~

と予想。

新型エルグランドはいつ出るのか

初代エルグランドは5年、2代目は8年というフルモデルチェンジ周期でした。

3代目の現行モデルは2010年に発売されたので、そろそろ次期エルグランドへフルモデルチェンジしてもおかしくないタイミングです。

これまで発売時期について雑誌やネットの情報では、「2016年末」「2017年内」「2018年内」など、いろいろな情報が錯綜してきました…。

そして、カーミューズ編集部の最新予想は【2019年2月発売

予想の理由は、

  • 2018年3月時点で、1年以内にプロパイロット2.0の国内導入を明言
  • 現時点でスクープらしいスクープが無いので2018年内はなさそう
  • 2019年の決算(3月)前に発売し、初動販売台数を稼ぎたい

…といった感じで確定的な情報は少ない状況ですが、新たな情報が入り次第ご紹介していきますので楽しみにお待ち下さい!

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