スバルのミドルサイズSUV「フォレスター」のフルモデルチェンジが近づいています。
NYモーターショー2018でワールドプレミアされ、4月には日本でも発表会が行われました。
国内だけでなく世界的にも評価を受けている車ということもあり、期待が高まってた新型フォレスター。
デザインやスペック、価格予想、発売日の最新情報などたっぷりご紹介していきます!
この記事の目次
日本でも初公開!フルモデルチェンジのポイントは

NYモーターショー’18で公開された新型フォレスター
ニューヨークモーターショー2018で世界初披露された新型フォレスター。4月9日には日本でも発表(米国仕様)されました。
現行の4代目フォレスターが発売されたのは2012年11月なので、実に約6年ぶりの全面改良となります。
フルモデルチェンジを受けてどのような進化を遂げるのか、まずは簡単にポイントをご紹介。
- スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)を採用
- エクステリアは「ダイナミック & ソリッド」で深化
- 2リッター+モーターのマイルドハイブリッド車を新設
- ターボモデル&6速MTは廃止
- スバル初となるドライバーモニタリングシステムを搭載
次章からそれぞれ詳しくお伝えしていきます!
スバル・グローバル・プラットフォームを採用
2016年に発売された新型インプレッサで初導入した「SUBARU GLOBAL PLATFORM(スバル・グローバル・プラットフォーム)」をいよいよ採用。
このプラットフォームによって、走行性能や乗り心地、安全性などクルマ全体のパフォーマンスが飛躍的に向上します。
次世代スバル車のまさに土台となる重要なパーツです。
新型フォレスターのエクステリア
新型フォレスターは現行インプレッサから導入している共通のデザイン言語「DYNAMIC×SOLID(ダイナミック・ソリッド)」を取り入れています。
全体的なフォルムは現行4代目モデルと似ていますが、最新のデザインテイストを随所に散りばめており、まさにダイナミック(躍動感)でソリッド(塊感)な、SUVらしい存在感を放っています。

[参考]VIZIV FUTURE CONCEPT

東京モーターショー2015で公開
ただ、新型フォレスターのベースとなったコンセプトカー「VIZIV FUTURE CONCEPT」のデザインが先進的で高評価だっただけに、もう少し強めにエッセンスを取り入れてもよかったのではという気もします。
新旧モデルを画像で比較

新型フォレスター(フロント)

現行フォレスター(フロント)
コの字型ヘッドライトを今回も継承。
フロントグリルの形状に少し手が加えられ、ルーバーのパターンを刷新しています。
エアインテークを含むバンパーも、より力強さを感じさせるデザインにリニューアル。

新型フォレスター(サイド)

現行フォレスター(サイド)
前後フェンダーをマットブラックの塗り分けで強調。
フロントノーズは3代目フォレスターから少し傾斜のついたデザインでしたが、新型はノーズ先端がほぼ垂直になっています。
また、ボディサイド上下に走るプレスラインは、リアに向けて右肩上がりとなるダイナミックなディテールに変更。それに伴いリアクォーターガラスもシャープな形状に変わっています。
SUVらしいタフな印象が増したと同時に、洗練されてアカ抜けたイメージも共存していますね。

新型フォレスター(リア)

現行フォレスター(リア)
リアランプの形状を一新しつつ、コの字型ライトは受け継いでいます。
リアバンパーのデザインも変更されています。
専用デザインのスポーツグレード
新型フォレスターのグレードは大きく3タイプを設定。
- ベーシックな[標準タイプ]
- 装備が充実の[上級タイプ]
- アクティブシーンを想定した[スポーツ]
スポーツは日本仕様では「X-BREAK」に相当します。
上の画像は新型の「スポーツ」グレード。
バンパー、フロントグリル、フォグランプ周り、ホイールがブラック塗装され、オレンジのアクセントが加飾されています。
ホワイト×オレンジのアクティブなデザインは「VIZIV FUTURE CONCEPT」に似ていますね。
新旧ボディサイズ比較
※単位:mm | 新型 | 現行 | 変化 |
全長 | 4625 | 4610 | +15 |
全幅(車幅) | 1815 | 1795 | +20 |
全高(車高) | 1730 | 1735 | -5 |
ホイールベース | 2670 | 2640 | +30 |
最低地上高 | 220 | 220 | ±0 |
フロントオーバーハング | 965 | 975 | -10 |
リヤオーバーハング | 990 | 995 | -5 |
※新型は北米仕様の数値
※ルーフレールなしはともに全高1715mm
新プラットフォーム導入によりホイールベースが30mm拡大。それにともなってボディサイズもわずかに大きくなりました。
フロント・リアそれぞれオーバーハングが短くなったことで、プロポーションが向上しています。
新型フォレスターのインテリア
キープコンセプトな外装に対して、内装は保守的だった従来モデルから一新。
現行インプレッサから新たに取り入れたインテリアデザインを採用し、SUVらしいたくましさや開放感のある空間を創出。質感もかなりレベルアップしています。
一方でメーターパネルやナビなど、操作系のレイアウトは現行モデルとほぼ同じ。現行型オーナーへの使い勝手にも配慮しています。
米国仕様は、ブラウンやグレーなど4種類のインテリアカラーを用意。スポーツグレードには外装と同じくオレンジのアクセント加飾が施されています。
ゆとりある前席と後席。
後部座席のニースペースもバッチリ取れます。
容量520Lに増量されたラゲッジルーム。
開口部幅を1300mmに拡大し実用性がアップしています。

容量520Lのラゲッジスペース

フルフラットにした状態
リアシートは6:4分割可倒式。
レヴォーグは2017年の大幅改良で4:2:4分割を採用したため、新型フォレスターへの導入にも期待されましたが実現しませんでした。
新型フォレスターのパワートレーン
2リッターのマイルドハイブリッドを採用。ターボは廃止。
新型フォレスターのエンジンラインナップは、
- 2.5リッターNA(自然呼気)
- 2.0リッターNA+モーター のマイルドハイブリッド
の2つ。

新型フォレスターのエンジンルーム
まず、従来モデルの[2.0リッターNA(FB20型)]が[2.5リッターNA(FB25型)]に切り替わります。
そして、歴代モデルでトップグレードに設定してきた[2リッターターボ]がまさかの廃止に。代わりに[2.0リッターNA(FB20型)+モーター]のマイルドハイブリッドが新設されます。
これまでのフォレスターオーナーにとっては少々残念な結果かもしれません…
MT廃止でリニアトロニックCVTに統一
トランスミッションは、3ペダルMT(マニュアル)車を廃止し、全車リニアトロニックCVTに統一されます。
これはマニュアル車に対応していない先進安全装備「アイサイトツーリングアシスト」を全車標準装着するためで、致し方ないところ。
アクティブトルクスプリットAWDの進化版に統一
4WDシステムは、これまでのMT車に搭載された「ビスカスLSD付きセンターデフAWD」が姿を消し、全車「X-MODE搭載 アクティブトルクスプリットAWD」に統一されます。
PHV投入は見送りも今後に期待
PHV(プラグインハイブリッド)投入も以前から噂されていましたが見送られました。
ただ、先進国を中心に環境規制がさらに厳しくなっていくので、今後発売される可能性は十分あります。
まずは北米でXVに搭載されるとみられます。
新型フォレスターの価格予想
次期フォレスターのグレード構成や価格はまだ発表されていません。
ただライバルひしめくミドルサイズSUVです。エンジンラインナップは変更となりますが、先代モデルから値上がりを感じさせない価格設定となるでしょう。
グレード | エンジン | 価格(税込) |
2.0i EyeSight | 自然吸気(NA) | 2,419,200円 |
2.0i-L | 2,581,200円 | |
2.0i-L EyeSight | 2,689,200円 | |
X-BREAK | 2,754,000円 | |
S-Limited Smart Edition | 2,808,000円 | |
S-Limited | 2,894,400円 | |
2.0XT EyeSight Smart Edition | ターボ | 3,002,400円 |
2.0XT EyeSight | 3,128,760円 |
新型フォレスターの発売日
発売スケジュール予想は以下の通り。
- 4月16日:現行モデル オーダーストップ(済)
- 5月18日:新型のグレード及び価格を発表、予約受注開始
- 7月19日:正式発表、発売開始
以前の予想では、6月下旬に先行予約開始、8月発売とみられていましたが、どうやら実際はそれより1ヶ月ほど早いスケジュールとなりそうです。
なお、ハイブリッドモデルはガソリンモデルから1〜2ヶ月ほど遅れて販売開始となる見込み。
新型フォレスターの納期予想
納期については、先代フォレスターの納期が2か月前後だったことから、予約開始後すぐ契約すれば7月中の納車にも期待できます。
発売後に試乗してからとなると年末あたりを覚悟しなくてはいけないかも。
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