日産フーガは、長い歴史を持つ「セドリック/グロリア」の後継車として2004年に登場。現行は2009年に発売された2代目(Y51型)で、もうすぐ10年を迎えようとしています。
海外では「インフィニティQ70」として展開していますが、次期型はトヨタ・クラウンのひとり勝ち状態に待ったをかけるべく、日本市場に重きをおいて開発が進められているとのこと。
次期フーガ(Y52型)がどのような進化を遂げるのか徹底予想します!
この記事の目次
「Qインスピレーションコンセプト」が次期フーガの源流か

Q Inspiration Concept
日産は2018年1月15日、デトロイトモーターショーにおいて「Q Inspiration Concept(Qインスピレーションコンセプト)」を世界初公開しました。
日産の新しいデザイン言語を反映しながら、近未来のプレミアムスポーツセダンを示唆するコンセプトです。発表時期や車格などから、次期フーガ(インフィニティQ70)のスタディモデルである可能性が大。
現行モデルに比べてかなり洗練されたスタイリッシュなデザインですが、外観はそこまでショー向けに誇張しすぎでもなく、市販型への期待が高まります。
シンプルかつダイナミックなクーペ風シルエット
▼[参考]現行フーガのエクステリア
Qインスピレーションコンセプト ギャラリー
Qインスピレーションコンセプト ムービー
無駄を排除した、クリーンで簡素なインテリア
運転席まわりには濃さの異なる2種類のブラウンカラーを、ステアリングやシート表皮、センターコンソールには清潔感のあるホワイトを採用。
インパネ内のディスプレイは、運転席側から助手席側までシームレスにつながるデザインを提案しています。空調やオーディオなどの操作はタッチパネル式となっていてボタンレス。シンプルでありながらも、最上級セダンらしい凄みを感じさせる室内空間となっています。
新型フーガの内装に落とし込まれるデザイン・技術も多いでしょう。また、現行モデルと同様に、前席・後席とも極めて高い居住性が与えられます。
予想CGを入手!
造形はコンセプトをほぼそのままトレースしつつ、ヘッドライトユニットやフロントグリルは市販型を意識したデザインになっています。
ボディサイドの彫りの深いキャラクターラインはスポーティでかっこいいけど、実際はここまで大胆にはできないかな?
エンブレムは”NISSANN”に戻る可能性大。今秋にラージマイナーチェンジするスカイラインが日産ブランドに回帰するので、新型フーガも同じ流れを汲むでしょう。
新開発のEVプラットフォームを採用か
次期フーガには、提携を結んでいるメルセデス・ベンツのプラットフォーム(Eクラスベース)を採用するといわれています。
しかし昨年4月、インフィニティは電動パワートレインとe-POWERシステムに対応した新型プラットフォームを作る計画があると報じられました。
QX80を除く将来のすべてのインフィニティモデルを支えるといわれており、そうなると次期フーガ(Q70)もこのプラットフォームの完成を待つかもしれません。ただ、「2025年までにグローバル販売台数の半数以上を電動化」としているので、今回はタイミング的に見送る可能性のほうが大きそう。
プラットフォームによってクルマの性格や搭載パワートレイン、発売時期が大きく異なるので最も気になる点です。
詳細が分かり次第お伝えします。
可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載
北米仕様のスカイライン(インフィニティQ50/Q60)と同じ、3.0リッターV6ツインターボエンジンが搭載される公算が大きいです。
また、2.0リッター直4ターボの可変圧縮比エンジン「VC-Turbo(以下、VCターボ)」の導入も期待されています。
VCターボは今年発売したQX50に搭載しており、Qインスピレーションコンセプトにも採用しているエンジン。
圧縮比をシームレスに断続的に調整することで、過給機付きガソリンエンジンのパワーを活かしながら燃料効率を27%向上するとのこと。ハイブリッドカーに迫る燃費性能を実現します。注目のエンジンです。
また、先程お伝えした新開発EVプラットフォームが投入された場合は、完全EV(電気自動車)かVCターボを組み合わせたe-POWERが搭載されるでしょう。
部分自動運転の次世代版「プロパイロット2.0」を搭載
2016年に発売したセレナに初搭載され話題となった高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」。セレナ、エクストレイル、リーフに搭載されています。
そして、今年5月には最新版の「プロパイロット2.0」を発表。
同一車線内でハンズオフ(ハンドルを触らなくても良い)が可能になり、車線変更も自動制御による支援をおこなってくれます。
※ただ、運転者は前を向いていつでもハンドルを握れる状態じゃないと機能しない。
ナビでルート走行を設定すると、高速道路の本線合流から出口まで、ほぼ何もしなくてOK。
渋滞走行や巡航走行といったドライバーがストレスを感じるシーンにおいて活躍します。技術の進歩が半端ないですね。
上級サルーンのフーガですので、次期型に間違いなく装備するでしょう。
また、自動で駐車をおこなってくれる「プロパイロット パーキング」も搭載します。
次期フーガの発売時期
早ければ2019年12月にも発売。しかし現時点では2020年になる公算が大きいです。
東京モーターショーで市販型もしくはそれに近いプロトタイプを公開する見通し。
新型EVプラットフォームを導入する場合は早くても2021年になるでしょう。
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