ハッチバックとはどんな車?特徴やメリット・デメリットを詳しく解説!

この記事をシェアする

街乗りに適した”ほどよい”ボディサイズと、十分な収納力。何と言っても「使い勝手の良さ」がハッチバックの魅力です。

初めての一台にも自信を持っておすすめ出来る車のひとつではないでしょうか。

ハッチバックの基本的な構造やステーションワゴンとの違い、メリット・デメリットなどを分かりやすくご紹介します。

ハッチバックとはどんな車か

ハッチバックとは、「跳ね上げ式の後部ドア(または後部窓)を持つ車」を言います。

荷物置き場と乗車スペースが仕切られていない2BOX構造です。

特徴

日産リーフ

日産リーフ

次のような特徴を持つ車が「ハッチバック」に分類されます。

  • 跳ね上げ式後部ドア(後部窓)
  • 後部座席からアクセス出来るラゲッジ
  • 2BOX
  • 車高1,550mm未満(機械式駐車場OKの高さ)
  • 全長は短め
  • コンパクトカーが多い

ハッチバックには3ドア/5ドアがあり、主流は5ドアです。(5ドアハッチバック)

代表的な車種

比較的コンパクトで女性にも扱いやすい人気車種が名を連ねています。

  • トヨタ・アクア
  • ホンダ・フィット
  • 日産・マーチ
  • ダイハツ・ブーン

他にもサイズが大きい「ミドルサイズハッチバック」には、

  • トヨタ・プリウス
  • マツダ・アクセラスポーツ
  • スバル・インプレッサスポーツ

などがあります。

構造を表すことも

トヨタ・プリウスは「ハッチバック型セダン」と見ることも出来ます。ダイハツ・ブーンは、「ハッチバック型のコンパクトカー」とも言えますね。

ハッチバックは多くの車が持つ特徴です。

ひとつのカテゴリーとしてでなく、ハッチバックの特徴である『構造』〈跳ね上げ式の後部ドアを持ち、乗員室と荷物スペースが分かれていない〉を言い表す時にも使われます。

「跳ね上げ式後部ドア」とは?

シビック・ハッチバック

跳ね上げ式後部ドアとは、ラゲッジ部分(荷物置き)にアクセスするためのドアで「ハッチ」とも言います。

ハッチバックには跳ね上げ式後部ドアの他に跳ね上げ式ウインドウ(ガラスハッチ)を持つものもあります。

ハッチとは何か

ハッチは船の甲板に開いている穴のことで、人の昇降や貨物の出し入れを行うもの。上げぶた(ハッチカバー)が付いています。

他にも床や天井に作られた出入口や窓などをハッチと呼びます。車の後部ドアの場合、後方にあるハッチなので”ハッチバック”なんですね。 

プジョーで比べるハッチバックとステーションワゴン

プジョー308

308(ハッチバック)

プジョー308SW

308SW(ステーションワゴン)

ステーションワゴンもハッチバック構造であることがほとんどですが、ハッチバックとステーションワゴン、両者を見分けるコツはあるのでしょうか。

プジョーの人気モデル「308」と「308SW」を見比べてみましょう。

前部はほとんど変わりがないことにお気づきでしょうか。外見上の大きな違いは「おしりの長さ」なんです。この長さにも明確な規定はなくメーカーの自己申告によるところとなります。

ハッチバックの誕生――「ブルージーンズのような車」を目指して

ルノー・キャトル

ルノー・4(日本ではキャトルという呼び方も)

ハッチバック最初の成功車は「ルノー・4」と言われています。

世界中の人々に愛される”ブルージーンズのような車”を開発コンセプトに、1961-1992年までモデルチェンジ無しで実に835万台を売っています。(累計生産台数世界第3位)

日本ではシビックやカローラで定着

日本では1970年代半ば、「トヨタ・カローラ」や「ホンダ・シビック」によって広く受け入れられるようになりました。

はじめは剛性やコストに分がある[3ドア]が主流でしたが、現在はほとんどが[5ドア]仕様。実用性が高く、コスト面でも操作面でも”手軽に乗れる車”として愛されています。

ハッチバックのメリット

ハッチバックは少人数のファミリーカーとしても人気があります。女性が運転している姿もよく見かけますよね。ハッチバックならではのメリットをご紹介します。

拡張可能なラゲッジスペース

ラゲッジスペース拡張イメージ

多くの車がリアシートを倒すとラゲッジスペースを広く確保出来るようになっています。(前後のシート間に格納出来るタイプも)

上の画像のような大きな荷物を積むことも出来るので、少人数であれば旅行も問題ありません。筆者もマーチに自転車や3段シェルフを積んだ経験があります。

荷物へのアクセス

セダンのようなラゲッジスペースが完全に独立している車種は、中の物を下すのに毎度トランクを開くのが大変ですよね。ハッチバックなら後部座席から手を伸ばして荷物を取ることも出来ます。

注意

走行中の荷物の出し入れはリアガラスからの視界を遮ることになるのでご注意を!

小回りの利くボディ

ハッチバック構造の直接のメリットではありませんが、ハッチバックの車にはコンパクトボディが多く、どんな人にも運転しやすいラインナップとなっています。

外装・内装ともにデザインにこだわっており、女性に人気の車種も多いです。

ハッチバックのデメリット

ハッチバックのデメリットは荷物と乗員室(キャビン)が区別されていないことが原因です。

開閉で逃げる暖気・冷気

ハッチバックはキャビンとラゲッジがひと続きの構造上、ハッチの開閉の度にせっかく空調でコントロールしたキャビンの暖気や冷気が逃げてしまいます。トランクの独立しているセダンにはないデメリットですね。

ひと続きであることの弊害は他にもあり、音が反響しやすくなっています。高級車やセダンの静けさはありません。

盗難の危険

ハッチバックはラゲッジスペースが外部から見えてしまうので、盗難を誘発する恐れがあります。ハッチバックの中には、これを予防するためにラゲッジにフタが被さっているものもあります。

フタがないタイプも目隠しとなる布で荷物を覆うなど、工夫をした方が良さそうです。

衝突安全性能にやや難

トランクの独立していない車の宿命ともいえる「衝突安全性能」の課題。ハッチバックで特にコンパクトなものは、お世辞にも衝突に強いとは言えません。

ただ、今日ではどんな車にも一定以上の安全性能が求められる時代なので、各メーカーが安全対策を講じています。

スポンサーリンク
carmuseの最新記事をお届けします!
いいねしてチェックしよう♪

この記事をシェアする

フォローして最新記事を見る