新車のときは透明で輝いていたヘッドライトも、次第に黄ばんで曇ってきてしまった…
ヘッドライトが黄ばんでいると、一気に古くさくて野暮ったい車に見えてしまいますよね。
逆に旧車でもヘッドライトが透明で輝いていると、古さを感じずかっこよく見えます。人間の「目」と同じで、全体の印象を大きく左右します。
綺麗にしたいけど、専門業者に依頼すると費用が高いし、かといって自分でやるのは大変そうだし…と、気にはなるけど、まあいいかと放置している方も多いのではないでしょうか?
ですが、実は専門業者に頼まなくても、驚くほど簡単にヘッドライトの黄ばみをピカピカにすることができるんです!
ということで今回は、黄ばんだヘッドライトを自分で簡単に綺麗にする方法と黄ばみを予防する方法をご紹介します!
なぜヘッドライトは黄ばんでしまうのか
ヘッドライトの素材
昔の車はガラス製のヘッドライトが採用されていましたが、現在は国産車・輸入車問わず樹脂製(ポリカーボネート)のヘッドライトが使われています。
樹脂製のメリットは、
- 高いデザイン性(複雑なデザインに形成しやすい)
- 軽量化
- コスト削減
- 安全性の向上(事故の際の飛び散り減少)
と多いのですが、ガラス製は黄ばみが起きないのに対して、樹脂製はどうしても黄ばみが生じてしまいやすいのです。
ヘッドライトが黄ばむ原因
ヘッドライトが黄ばんでしまう一番の原因は太陽の光(紫外線)です。ポリカーボネイトは熱にとても弱い素材なのです。
そのため、ヘッドライトにはあらかじめ特殊なコーティング塗装がされています。ですが、次第にコーティングが剥がれていき、その上長期間紫外線にさらされることで黄ばみや白濁りがおこっていきます。
早いと新車で購入して3年で、かなり黄ばんでしまったというケースも。もし、コーティング塗装をしていないと1年も経たずに黄ばんでしまう場合もあります。
さらに、洗車をおこたって汚れがヘッドライトに長い間付着していたり、ボディ用のワックスやコーティング剤がついたまま放置することも、黄ばみを発生させる原因になります。
ところで、片方のヘッドライトだけすごく黄ばんでいるクルマを見たことありませんか?
あれは自宅や会社などで、同じ方角を向いて長時間駐車することで、片方にだけ太陽光があたってしまいあのようになっているのです。それだけ紫外線による影響が大きいのです。
また、ハロゲンライトの点灯(熱)も黄ばみ原因のひとつです。ただ、紫外線に比べると影響は少ないです。
黄ばみを放置すると危険!
ヘッドライトが黄ばんで曇っていると、夜運転する際ライトを点灯しても光量が少なく、見えずらくなってしまいとても危険です。
また、黄ばみを放置すると樹脂表面の劣化が進み、細かいひび割れやヘッドライトのふちに隙間ができてしまうことがあります。そうなると、ヘッドライトの内側まで黄ばみや汚れが発生し、一気に状態が悪くなってしまいます。
内側がひどく劣化してしまうと、光量不足で車検に通らないことも・・・
最終的にはヘッドライトを外して分解し、内側から綺麗にするかヘッドライトごと交換する必要があります。
ヘッドライトを外したり交換するのは意外と大変な作業で費用も高額になりがち。早めにケアすることが大事です。
黄ばみをとってピカピカにする方法をステップ解説!
おまたせしました!
ここからはヘッドライトを綺麗にする方法を詳しく解説していきます。
STEP 1 ヘッドライトを水洗いで綺麗に洗う
まずは水洗いでヘッドライト表面に付着したホコリや汚れをしっかり落としましょう。ホースなどがない場合は、濡れたタオル等で拭き取ってもOKです。
汚れを取っておかないと、磨くときに傷をつけてしまう恐れがあります。
STEP 2 ヘッドライトの周りをマスキングする(省略可)
ボディを傷つけないように、マスキングテープでヘッドライトの周囲を保護します。
ただし、後ほどクリーナーでヘッドライト表面を磨くのですが、丁寧に行えば周りを傷つける可能性は低いので、この工程は省略しても構いません。
STEP 3 クリーナーで表面を磨いていく
カー用品店で専用のヘッドライト用の専用クリーナーが売っていますので購入します。
- ソフト99「LIGHT ONE ヘッドライトリフレッシュ」
- カーメイト「ヘッドライト磨き C45」
などがおすすめです。
600円~1000円ほどと比較的安い価格で購入できます。ソフト99の「LIGHT ONE ヘッドライトリフレッシュ」は専用クロスや仕上げ用のコーティング剤などもセットになっているのでお買い得です。
それでは磨いていきましょう!
クロスにクリーナー液を適量つけ磨いていきます。クロスがないときはキッチンペーパーや使わなくなったタオルでもOKです。このとき黄ばみやくもりが消えているか確認しながら磨いていきましょう。
黄ばみの取れ具合を見ながら数回繰り返し磨き、全体が満遍なく綺麗になるように仕上げていきます。
透明になりピカピカの状態になったら、クロスの使っていない面でクリーナーを綺麗に拭き取りましょう。
※微粒子ながら研磨剤が含まれていますので、磨きすぎには注意が必要です。
※耐水ペーパーやコンパウンドを使って磨く方法もありますが、表面を大きく削ってしまい逆に黄ばみやすくなる可能性もありますので注意しましょう。
※残念ながら、あまりに深い汚れやレンズ内側が変色している場合は効果がありませんので、一向に黄ばみが取れない際は、あきらめて専門業者に相談しましょう…
STEP 4 コーティングで仕上げ(省略可)
最後はコーティング剤で仕上げます。
専用のスポンジを適量なじませてから薄く塗っていきます。コーティングに関しては、できれば専用のスポンジを準備したほうがいいです。
1分ほど乾かした後、スポンジの反対側を使って塗りムラをならして完成です!また、塗った後24時間は触れないようにしましょう。
このSTEPも省略してもかまいませんが、きちんとコーティングをすることで綺麗な状態を長持ちさせることができます。

磨き前

磨き後
黄ばみが取れてクリアになりました!
家庭にある意外なものでピカピカにできる!?
ここで裏ワザをご紹介します。
先ほどは専用クリーナーで綺麗にする方法を紹介しましたが、ご家庭にあるものを使ってお金をかけずに綺麗にすることができるんです!
①金属磨きのピカール
ひとつめが、金属磨きでお馴染みのピカールです。
商品名に「金属みがき」と書いてありますが、銅、ステンレス、アルミ、それにプラスチック類と幅広く対応しています。
使い方はとても簡単で、いらないタオルや布に適量をつけ、黄ばみが取れるまで磨くだけ。
研磨剤入りの金属用洗剤なので、黄ばんだヘッドライトの表面を薄く削りとって綺麗にする仕組みです。ネットなどでもピカールを使ってヘッドライトをピカピカにした口コミをよく見ます。
ピカールはホームセンターやカー用品店で購入できます。amazonでは500円ほどでした。
いざという時にいろいろ使えるので、この機会に1本購入しておくのもありですね!
②虫よけスプレー
もうひとつは何と虫よけスプレー!
これまたビックリするほどきれいになります。去年の夏に使い残した虫よけスプレーがあればラッキー!
なぜ黄ばみが取れるかというと、虫よけスプレーに含まれる「ディート(DeeT)」という成分がプラスチックを溶かすから。虫よけスプレーを吹きかけた布などで磨くことで、プラスチック表面を薄く溶かして綺麗にすることができます。
ただし、虫よけスプレーの種類によってディートの含有量に差があり、効果にも違いがあります。国内ではディートの濃度が12%までと決められているので、なるべく濃度が12%に近い商品を使うことをおすすめします。
またディート成分が含まれていない虫よけスプレーもあるので、使う前に成分表を必ず確認してください。
磨き終わったら、水で濡らしたタオルなどで拭き取ることをお忘れなく。
ヘッドライトの黄ばみを防ぐ対策
そもそも黄ばまないように事前に対策することが重要です。ヘッドライトだけでなく車全体を守ることにも繋がります!
1.屋根付きのガレージに駐車する
先ほども説明したように紫外線が黄ばみの一番の原因です。できるだけ紫外線を浴びない日陰に車を停めるようにしましょう。
そうすれば10年たっても綺麗なままのヘッドライトも可能です。
2.駐車の向きを調整する
これも、なるべく日陰になる方向にヘッドライトを向けて駐車する策です。自宅や会社など常に同じところに駐車するケースで、左右どちらかが必ず太陽にあたる場合も、向きを時々変えることで左右どちらかだけ極端に黄ばむこと防げます。
3.ハロゲンライトからHIDやLEDライトに変更する
ハロゲンライトの熱量は結構な多さです。HIDやLEDライトに変更することで、内側の焼き付きを防ぐことができます。明るさも増すメリットがあるので、夜運転することが多い方は交換してしまうのもひとつの手ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外と簡単にヘッドライトを綺麗にできそうですよね!オートバックスなどのカー用品店や専門業者にお願いすると、左右で8,000円ほどかかってしまうので、かなりの差になります。
ヘッドライトの黄ばみが気になっているという方は、ぜひ磨いてピカピカにしてみてください!
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