トヨタのピックアップトラック「ハイラックス(Hilux)」が、2017年9月に国内で復活発売する予定です!
2004年を最後に日本から姿を消し、現在は海外で展開されているハイラックスですが、逆輸入という形で戻ってきます。
今回は、そんな新型ハイラックスのデザインやスペック、グレード展開、価格、発売日などを詳しくお伝えしていきます。
13年ぶりに国内復活!
トヨタ・ハイラックスとは
<初代ハイラックス>
ハイラックスはピックアップトラック型の乗用車です。ちなみに、”ピックアップ”とは、キャビン(人が乗るところ)の後ろに開放式の荷台があるトラックのことをいいます。
ハイラックスの歴史は1968年まで遡ります。かなりの歴史がありますね。
一見ビジネス用(作業用)の車かと思いきや、主にデイリーユース向けに販売されているモデルです。
海外への輸出も盛んに行われ、信頼性の高い日本製・トヨタ製ということから、多くの人に親しまれている車です。
日本では2004年に販売終了
<6代目ハイラックス>
日本では2004年、6代目の170系を最後に販売終了となってしまいました。ピックアップという特殊性やSUVブームの終焉が背景にあります。
また、同じく”ハイラックス”の名を持つSUVタイプの「ハイラックスサーフ」も2009年に販売終了となっています。
ところが、最近になってSUV(特にクロスオーバータイプ)の人気が再び高まっており、アウトドアを楽しむ人も増えてきました。
また、ハイラックスが姿を消してからしばらくの間、三菱が「トライトン」というピックアップ車を輸入販売していましたが、2011年に日本での販売を終了。日本市場に新車で購入できるピックアップが1台もないという状況でした。
そうした需要の高まりから、13年ぶりの国内復活を果たすことになります。
トヨタ新型ハイラックス最新情報
新型ハイラックスは海外で既に発売済
日本で復活を果たす新型ハイラックスですが、実は、タイやオーストラリアなどの海外市場で既に発売されています。
8代目となるこのハイラックスは新興国での利用を前提に開発されたモデルで、2015年3月15日、製造国であるタイを皮切りに発売を開始しました。
その為、逆輸入という形で日本で発売されることになります。
タイのトヨタ公式動画
デザインをチェック!
歴代ハイラックスの面影を存分に残しつつも現代風なワイルドフェイスに仕上がっています。
大きなトヨタエンブレムを配した水平基調のメッキグリルがハイラックスを象徴するポイントです。
そのグリルのルーバーからヘッドライトへと連なるラインがかっこいいですよね。
一方、アイラインのようなLEDランプは賛否分かれそうなところ。
なお、海外モデルではシングルキャブとダブルキャブが用意されていますが、日本では4ドア(5人乗り)のダブルキャブ仕様のみとなります。
レトロな雰囲気がぷんぷん漂うリアビュー。
リアゲートのTOYOTAという文字はオプションのステッカー。存在感を放っているスチール製のバーもディーラーオプションとなるようです。個人的にこの2点は外せないポイントです。
また、国内仕様は左フェンダーにサイドアンダーミラーが付きます。
ハイラックスの最大の特徴である荷台部分。
広さは、幅1380mm×奥行き1565mmあり、仕事にプライベートに活躍してくれること間違い無し。ただ奥行きは1.5メートルとそこまで長くはないので、用途を明確にしておいたほうがいいでしょう。
積んだ荷物を固定するロープフックが4箇所についています。もちろんリアゲートは開閉式です。
それにしても、こんなにブルーが似合う車はなかなか無いのではないでしょうか。
ボディサイズ
ボディサイズは、最後に日本で販売していた6代目ハイラックス・ダブルキャブより一回り大きくなります。
下の表は6代目と新型8代目のサイズ比較です。
項目 | 最終6代目 | 新型8代目 | 差 |
全長 | 4690 | 5330 | +640 |
全幅 | 1690 | 1855 | +165 |
全高 | 1800 | 1800 | 0 |
ホイールベース | 2855 | 3085 | +230 |
全高は変わりありませんが、全長と全幅はかなり大きくなっています。
必然的に荷台も大きくなるので、積載量も増えます。
ボディカラーは全5色になる予定
カラーラインナップは以下の5色となる見込みです。
- スーパーホワイトⅡ
- シルバーM
- アティチュードブラックマイカ
- ネブラブルーM
- クリムゾンスパークレッドM
新型ハイラックスのインテリア
無骨なシフトレバーが存在感を放っています。
上位グレード(Zグレード)には、インパネをはじめ、ステアリング、シフトレバー周り、ドアトリムにシルバー調ガーニッシュを装飾。
ピックアップの運転席まわりとは思えないようなスタイリッシュなデザインですね。かっこいいです。
上位グレード(Zグレード)には、自発光式メーターとTFTインフォメーション画面が標準装備となります。
メーター自体はオーソドックスなデザインですが、深いブルーとホワイトの数字表記のコントラストが洗練した雰囲気をつくっています。
インパネ中央に配置された大型ディスプレイ。車高がある車だけにバックモニターはとても重宝する機能となりそうですが、モニターの見やすさも申し分ないでしょう。
その上にはデジタル時計とハザードランプのスイッチがあります。
シンプルにまとめられたスイッチ類。ここもSUVらしいからぬ品のあるデザインとなっています。
一番右のダイヤルは、後輪駆動と4輪駆動を簡単に切り替えられる「トランスファー・ダイヤル」。
なお、ノーマルグレード(Xグレード)のエアコン操作はダイヤル式となります。
シンプルにブラックで統一された室内空間。
画像は海外仕様のためレザーシートですが、国内仕様はファブリック表皮のみとなる見込みです。ファブリックの種類はグレードによって異なります。
乗車定員は前述したとおり前席2名、後席3名の計5名です。
新開発のフレーム&足回りを採用
新型ハイラックスには、新たに開発したフレームと足回りが採用されています。
フレームは、剛性や安全性が高まり、乗り心地も改善。
足回りでは、リーフスプリングとショックアブソーバーを改良することで、悪路走破性の向上としなやかな乗り心地を実現しています。
また、国や地域の使用環境に合わせてサスペンションを3タイプ用意しているのも興味深い点。日本導入モデルはタイと同じく、積載性を保ちつつ乗心地を優先した「コンフォート仕様」が採用となる見込みです。
エンジンは2.4Lディーゼル一択か
海外モデルは、2.4Lと2.8Lのディーゼルモデルと、2.7Lと4.0Lのガソリンモデルの計4種類が用意されています。
しかし、日本では2.4Lのディーゼルターボのみの設定となる可能性が高いようです。
このディーゼルターボと6速AT、パートタイム4WDとの組み合わせになります。
なおカタログ燃費は11.8km/Lとなる見通し。このサイズのピックアップトラックとしては満足できる数値でしょう。
セーフティセンスの搭載は無しか

出典:toyota.jp
トヨタの新型車やモデルチェンジ車に随時装備されている衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」は搭載されないようです。
逆輸入車であることやピックアップという特殊性を考えると致し方ないでしょう。
その代わり上級グレードには、衝突の危険回避をサポートする「プリクラッシュ・セーフティ
」と車線維持支援システムがつきます。
グレード一覧&販売価格予想
グレードは通常モデルの「X」と上位モデルの「Z」の2種類。シンプルです。
それぞれの価格と主要装備をご紹介します。
Xグレード
価格予想:295万円(税込み)
価格はなんとか頑張って300万を切ってほしいという筆者の期待を込めた予想額。
300万円を超えるか超えないかで大きく印象は違いますからね。若者がメインターゲットになると思われるので特にです。
装備は以下のとおり。
- ホイールキャップ
- カラードバンパー
- ヒルスタートアシスト機能
- バックモニター
- サイド&カーテンエアバック
- 運転席ニー(膝)エアバック
Zグレード
価格予想:360万円(税込み)
上位グレードは60万円ほど高くなりますが、デザイン性・安全性ともに充実します。
Xグレードの装備に加えて以下の装備が追加されます。
- アルミホイール
- メッキバンパー
- LEDヘッドランプ&フォグランプ
- スマートエントリー&スタート
- TFTインフォメーション画面
- 革巻きステアリング&シフトレバー
- コンライト(自動ランプ点消灯)
- プリクラッシュ・セーフティ
- 車線維持支援システム
- ディファレンシャル・ロック
- クルーズコントロール
オプション(アクセサリー)も豊富!
<TRDパーツを装備した海外仕様車>
純正アクセサリーもたくさん用意されます。
- リアゲートデカール
- マフラーカッター
- フロントバンパープロテクター
- ゲート・プロテクター
- ヘッドライナー
- トノカバー
ヘッドライナーは、荷台やリアゲートの内側(開いた際に上向きになる面)の傷を予防してくれる樹脂製のカバー。サビつき防止にも役立ちそうです。
フロントバンパー・プロテクターは、フロントバンパーのエアインテークの周囲を黒く囲う樹脂製パーツです。見た目にも大きく影響するアクセサリーです。
3つのパッケージを用意か
また、上記オプションをパッケージングした3つのモデルが設定されるという情報があります。
①ワイルド・パッケージ
リアゲートデカール、マフラーカッターフロント、バンパープロテクターを装備。
SUVらしいワイルドな見た目にこだわったパッケージ。
②ユーティリティ・パッケージ
ゲートプロテクター・ヘッドライナー・トノカバーを装備
ビジネスやアウトドアなどで荷台に物を積むことが多い人は検討したいところ。
③スポーティ・パッケージ
TRDパーツを装備
TRDはカスタマイズパーツでお馴染みのブランドです。トヨタのグループ会社が展開しています。スポーティなルックスにしたい人におすすめ。
最新発売日予想
最新情報では、2017年9月12日(火)に発表・発売と予想されています。
国内仕様車の生産は8月に入ってから開始するとのこと。
発表の一月前からで大丈夫?と思われるかもしれませんが、2年前から既に生産されている車種だけに問題はないでしょう。
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