ホンダのロールーフミニバン「ジェイド」がマイナーチェンジを受け、2018年5月18日に発売されました。
新型ジェイドはジュエルアイLEDの採用でさらにスタイリッシュなエクステリアとなり、2列シート5人乗りモデルがいよいよ導入されました。
走りの進化や安全装備の強化など、今回の大幅改良による変更点を詳しく解説します。
この記事の目次
マイナーチェンジでエクステリアはどう変わった?新旧比較!

新型ジェイドRS(フロントビュー)

従来型RS(フロントビュー)
ホンダの共通フロントデザイン「ソリッドウィングフェイス(Solid Wing Face)」を引き続き採用。グリルとヘッドライトがひと続きになり、まるで翼を広げたかのようなシルバーガーニッシュが力強く精悍な印象を与えています。
大胆に刷新とはならなかったものの、フロントグリル、フロントバンパー、エアインテーク、フォグランプ周りのデザインがリフレッシュされ、よりスポーティなテイストになっているのがうかがえます。

ジュエルアイLEDヘッドライトを採用
また、新しくなったジェイドには、キラキラとまばゆい光を放つジュエルアイLEDヘッドライトが採用されました。

点灯イメージ
ジュエルアイLEDは、複数並べられたLEDから複雑な反射が生み出されるように作られており、その効果によって、点灯時以外でも周囲の光を反射してきらびやかな表情を見せてくれます。
2017年に登場した新型ステップワゴンやオデッセイにも導入されており好評となっています。

新型ジェイドRS(リアビュー)

従来型RS(リアビュー)
次にリアのデザインですが、これといった変更はないようです。ナンバープレートの下から左右テールランプへ繋がるシルバーメッキのラインも従来モデルと同じです。
ボディサイドのキャラクターラインが違うような気もしますが見え方の問題でしょう。

新型ジェイドRS専用アルミホイール
RS専用アルミホイールは新意匠となり、アグレッシブな表情をつくり出しています。

新型ジェイド(中国仕様)
ちなみに中国では、日本より2年も早い2016年にマイナーチェンジしています。
日本で発売された新型ジェイドも、その中国版ジェイドとほぼ同じデザインになりました。
2列シート5人乗りモデルを設定したインテリア
今回のモデルチェンジに伴って、2列シート5人乗りモデルを設定しました。
国内ではこれまで6人乗り3列シートのみの販売でしたが、中国では発売当初から5人乗り2列シートのワゴンスタイルがラインナップされていました。
6人乗りと5人乗りの室内空間を比較してみましょう。

6人乗り3列シートイメージ

5人乗り2列シートイメージ
2列目のシートがベンチシートになり、3人並んで乗車できるようになります。
ジェイドユーザーの中には普段2列メインで使っている人も多く、これまでのレイアウトだと2列使用では4人までしか乗れないという不便さがありました。
そこで3列目部分をラゲッジスペースとし、2列目をベンチシートに変更することで、6人乗車可能という条件を捨てる代わりに「いつでも5人がゆったり乗れる」という利便性が手に入ることになります。

新型ジェイドの広々としたリアシート
また、国内でのジェイドの売れ行きにブレーキをかけていた要因として「価格の高さ」が挙げられています。今回、5人乗りレイアウトを追加することでエントリーモデルの価格を引き下げる狙いもあります。
なお2列仕様/5人乗りとなるグレードは、
ガソリン車が「G・Honda SENSING」と「RS・Honda SENSING」
ハイブリッド車が「HYBRID RS・Honda SENSING」のみ
「X」グレードはガソリン、ハイブリッドともに3列仕様/6人乗りです。
※後ほどグレード構成と価格をご紹介

新型ジェイドの運転席まわり
運転席まわりのデザインは特に変更はないようです。
シート素材は変更され、座り心地も向上しているとのこと。

2列仕様/5人乗りの室内空間
2列仕様/5人乗りの後部座席には厚みのあるシートを採用。
3人掛けの真ん中部分には大型アームレストや反転テーブルがあり便利。
足元や荷室はゆとりあるスペース。

3列仕様/6人乗りの室内空間
3列仕様/6人乗りは、2列目座席に左右が独立した肘掛け付きキャプテンシートを採用。
V字スライドという機構により、左右の座席それぞれが斜め内側に向かって後退するので、後輪のホイールハウスにぶつからずスライドすることができます。約170mmのロングスライドで足元もゆったり。長時間のドライブも快適に過ごせますね。
また、ジェイドの内装には木目パネルが多く使われ、とても上品な仕上がりとなっています。
シートには汚れやしわに強くしっとりとした質感が特徴のプライムスムースが使用されていて、視覚のみならず肌触りでも空間の上質さを感じることができます。
2列仕様のラゲッジスペース。
もともと3列シートを前提に設計されているため、かなり余裕があります。スーツケース4個を収納できるほど。
ラゲッジカバーやラゲッジネット等のオプションも充実。
外内装のカラーラインナップ
ボディーカラー
RS専用の新色プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックを採用。
また、車高を低くみせてスポーティな雰囲気を強調するブラックルーフ仕様を設定。
▼標準カラー

プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック ※RS専用

プラチナホワイト・パール

プレミアムクリスタルレッド・メタリック

コバルトブルー・パール

モダンスティール・メタリック

スーパープラチナ・メタリック

クリスタルブラック・パール
▼ツートンカラー(ブラックルーフ)

プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック&ブラックルーフ

プラチナホワイト・パール&ブラックルーフ

プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラックルーフ

コバルトブルー・パール&ブラックルーフ

モダンスティール・メタリック&ブラックルーフ

スーパープラチナ・メタリック&ブラックルーフ
インテリアカラー・素材

ブラック×オレンジ(コンビシート)※RS専用

アイボリー(コンビシート)

ブラック(コンビシート)

ブラック

アイボリー(本革シート)

ブラック(本革シート)
新型ジェイドのパワートレイン
これまでガソリン車のみに設定されていた「RS」がハイブリッド車にも追加されました。
ハイブリッドシステムは改良された「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載。スムーズな加速が魅力の7速デュアルクラッチトランスミッション+パドルシフトが組み合わせられます。
またガソリン車RS専用セッティングとして、優れた加速性能やエンジンサウンドを体感できる新たなCVT制御を採用。走りの質感を向上させています。
なお、希望する声が多い4WDは今回も全グレードで設定されず。
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
エンジン | 1.5L 直噴 VTEC TURBO | 1.5L SPORT HYBRID i-DCD ハイブリッドシステム |
最高出力 | 110[150]/5,500 | 96[131]/6,600 |
最大トルク | 203[20.7]/1,600-5,000 | 155[15.8]/4,600 |
モーター出力 | – | 22[29.5]/1,313-2,000 |
モータートルク | – | 160[16.3]/0-1,313 |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | CVT+パドルシフト | 7速DCT+パドルシフト |
JC08モード燃費 | 17.6-18.0 km/L | 24.2 km/L |
※最高出力:(kW[PS]/rpm)、最大トルク:(N・m[kgf・m]/rpm)
ホンダセンシングは機能拡充し全車標準装備
従来モデルではハイブリッドXに標準装備されていた安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車に標準装備。
そして新型ジェイドには、歩行者に近づき過ぎた時に避けるサポートをする「歩行者事故低減ステアリング」が追加装備されました。
なお、昨年改良されたステップワゴンとオデッセイのハイブリッド車には、アダプティブ・クルーズ・コントロールに全車速域(0~100km/h)に対応する「渋滞追従機能」が追加されましたが、ジェイドには搭載されませんでした。これは少し意外な結果。残念…。
▼新型ジェイドのホンダセンシング搭載機能
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 歩行者事故低減ステアリング ※NEW
- 誤発進抑制機能
- 路外逸脱抑制機能
- ACC 〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- 車線維持支援システム(LKAS)
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
新型ジェイドのグレード構成・価格
タイプ | グレード | 乗車定員 | 税込み価格 |
ガソリン | G Honda SENSING | 5人 | 2,398,680円 |
RS Honda SENSING | 5人 | 2,558,520円 | |
X Honda SENSING | 6人 | 2,748,600円 | |
ハイブリッド | HYBRID RS Honda SENSING | 5人 | 2,898,720円 |
HYBRID X Honda SENSING | 6人 | 3,088,800円 |
5人乗りガソリン仕様の価格は、予想通り約240万円に設定されました。
6人乗りでは、「HYBRID X Honda SENSING」が従来の292万円〜に対し新型が308万円と値上がり。グレード全体のバランスを取っている印象です。
5人乗りの追加で、価格の面でも使い勝手の面でもユーザーの選択肢が広がりました。
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