ジープ・ラングラーが約10年ぶりにフルモデルチェンジされる予定です。
新型ラングラーはボディやフレームにアルミ採用で軽量化。LEDが採用された新エクステリアはどう進化したのでしょうか。
また、新開発エンジン「ハリケーン」情報やピックアップモデルの追加、プラグインハイブリッド登場の噂まで、新型ラングラーを詳しく解説していきます。
ジープ・ラングラーの変遷

初代ジープ・ラングラー
「ジープ・ラングラー」(Jeep Wrangler)は、1987年に初代が発売された本格オフロード4WDです。
軍用から民間用に転換された「シビリアンジープ」の後継車種で、その走破性の高さによって古くからの固定ファンを持つ車種となっています。
また、スマートなデザインのクロスオーバーSUVを見慣れた若い人の目には、ジープ・ラングラーのいかめしい姿は珍しく映っているようで、最近、若者たちからの注目度がアップしています。

現行モデル
1996年には2代目が発売され、国内仕様車はこの時から右ハンドルとなりました。2004年にはロングモデル「ラングラー・アンリミテッド」を発売。
3代目となる現行モデル(JK型)は2007年に販売が開始されました。ボディサイズは先代より大型化し、アンリミテッドは4ドアで登場するなどの進化が見られました。
日本国内でのラインナップは全3種類。ラングラー(2ドア)には、ルーフとフェンダーのカラーが車体色と同じ「サハラ」グレードが。ラングラー・アンリミテッド(4ドア)にはサハラのほか、車体色とは異なるルーフ&フェンダーを持つ「スポーツ」が用意されています。
新型ラングラーの最新情報
LAモーターショーでの公開が決定
ジープブランドを傘下に抱えるFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は、2017年11月開幕の「ロサンゼルスモーターショー」に新型ジープ・ラングラーを出展すると発表しました。公開は11月29日を予定しています。
そこで今回は、現在明らかになっている情報をヒントに、次期ラングラーの変更点について探っていきたいと思います。
新型ラングラーの外装写真が公表されました

新型ラングラー(4ドア)
FCAから発表された新型ラングラー(JL型)の写真を見てみると、特徴的な丸い目と縦型の7スロットグリルがそのまま残されており、ラングラーらしいと言えるトラディショナルな顔つきです。
細かい部分に目を向けると、フォグランプ周りが削り込まれシルバー加飾がなされたことと、グリル上部にあった「JEEP」ロゴがボディ側面に移動したことが分かります。
グリル部分が縦に延長されたことで、雄々しさに磨きがかかってはいますが、全体の印象を左右するほどではありません。普遍的であることのかっこよさがありますね。
ランプ類はLEDへ
その一方、新型ラングラーのフロント部分で一番目立っているのは、フェンダー先端に配置された細長いLEDのウィンカーです。今回はヘッドライトも含め、ランプ類のLED化がなされることは大きなリニューアルポイントになっています。
あらゆる車種がLEDの導入を進めていく中で、従来のラングラーがヘッドライトに用いてきたハロゲンランプは、明るさに対する評価が低くなっていきました。
米国道路安全保険協会(IIHS)からも指摘を受けたことで、海外では一部のグレードでLEDヘッドライトが選択できましたが、次期モデルからは全グレードにLEDが導入される見込みです。
ドアやルーフは一部着脱可能

新型ラングラー(2ドア ルビコン)
ラングラーの2ドア仕様には、走行性能を高めてオフロード環境に最適化された「ルビコン」と呼ばれるバージョンがあり、今回はルビコンの写真も公開されました。
ドアやルーフは取り外され、フロントガラスは前方に倒れるように畳まれています。
今回のモデルチェンジでは、ボディの材質にアルミを多く用いて軽量化されることが分かっています。どの部分に採用されるか公表発表はまだですが、ボンネットやドアがアルミ製になるという話もありますので、もし取り外し可能な部分にアルミが採用されているなら、以前より気軽な着脱ができるようになりますね。
スパイショットも
公式に発表されている写真にはリア部分が写されていませんので、海外で撮影されたテストカーのスパイショットを参考にしてみましょう。
新型のリアも現行とあまり大きな印象の違いは感じられず、基本的な配置もそのまま引き継がれています。開口部はパネル下部が横開きで上部はガラスハッチとなっていて、これも今まで通りの作りですね。
その中で変更された部分といえば、リアランプへのLED採用です。テールランプ、ブレーキランプ、ウィンカーがセットになったコンビランプは、ランプ中央が絞られたフォルムになっており、LEDだからこそできる赤い縁取りが特徴的です。
また、側面ショットで気になるのはドアミラー内蔵のウインカーの存在。公式写真では確認できないのですが、撮影角度が原因で写っていないだけなのかテストカーだけの仕様なのか、公式発表に期待したいところですね。
新フレーム開発で軽量化
ジープ・ラングラーは悪路での耐久性や信頼性を重視し、従来からフレーム構造を採用してきました。次期ラングラーには新開発のフレームが採用される見込みです。
フレーム構造とは、土台となるフレーム自体にサスペンションやエンジンを固定し、その上にボディを載せたものです。対してモノコックは、ボディをまるごと構造体として強度を持たせた作りであり、軽量で室内空間を広く確保できます。
フレーム構造は土台となるフレームさえ無傷であれば、上に載っているボディが損傷してもそのまま走れる可能性が高く、オフロードにはもってこいの構造といえるのです。
ただし重量がかさんで燃費が低下することや、2010年に米フォードのSUV「エクスプローラー」がモノコック構造へシフトしたことなどを受け、巷では、ラングラーもモノコックボディになるのではないかという噂も出ていました。
そこで今回、FCAは新型「ラム・ピックアップ」と共通で使用される予定の新フレームを開発。アルミニウムを採用した軽量フレームの導入で、フレーム構造の弱点ともいえる重量の問題をクリアしました。
現行ラングラーの総重量は2トン超。新型ラングラーではどの程度の軽量化が実現されているのか、公式発表が楽しみです。
ピックアップトラックの追加も?

クルーチーフ715コンセプト

ピックアップモデル テストカー
今回、ラム・ピックアップとフレームが共有されることと、以前ジーブブランドでピックアップトラックのコンセプトカーが発表されているということから、ジーブにもピックアップモデルが追加発表されるという話があります。
最近では、新たなデザインのテストカー(上記画像)が目撃されるようになりました。
海外ではかねてより、ジープのピックアップトラック発売が望まれてきましたが、日本国内での需要は少ないため、もし追加発表されたとしても国内販売の可能性はほとんどないでしょう。
新型ラングラーのパワートレイン
現在日本国内で販売されている3種類のラングラーには、3.6L V型6気筒エンジン1種類のみの設定でしたが、新型ラングラーにはガソリンエンジンのほか、新開発のダウンサイジングターボエンジンやディーゼルエンジン、PHEVモデルの追加などがささやかれています。
また、従来は5速ATでしたが、新型では8速ATへバージョンアップされるようです。6速MTは継続設定されます。
燃費に関しては、現行モデルでは7.5~7.9km/Lでしたが、次期モデルはボディの大幅な軽量化や8速AT採用の恩恵を受けて燃費の向上も期待できますね。
ターボモデルは新開発エンジン「ハリケーン」を搭載
次期ラングラーには、FCAが新しく開発しているターボエンジン「ハリケーン」が搭載されるとみられています。
こちらは300馬力を超える2L直列4気筒ターボエンジンとなっており、パワフルな走りを小さな排気量で実現するものです。
軽量化されたボディとの組み合わせで、新型ラングラーの走りはどのように進化するのでしょうか。
PHEVの登場はあるのか
2008年に「ジープ・ラングラー アンリミテッドEV」というプラグインハイブリッドのコンセプトカーが発表されてから、いずれラングラーにもPHEVがお目見えするだろうと考えられてきました。
コンセプトカーの発表から早10年が経とうとしていますが、今のところ、ラングラーのPHEVに関する詳細は分かっておらず、今すぐの登場というわけではなさそうです。
新型ラングラー発売時期は
LAモーターショーでの発表が2017年11月、海外での新型ジープ・ラングラーの発売がその後になると考えると、日本での販売は2018年後半になると思われます。
現行モデルの場合は7か月遅れで国内販売に漕ぎつけていますから、早ければ6月ごろ発売される可能性もあるかもしれません。
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