三菱「ランエボ」復活を検討!次期新型モデル発売の可能性はどれくらい?

◆この記事をシェアする

6月23日におこなわれた三菱自動車の株主総会において、益子修CEOは「いつかランエボとパジェロの開発に挑戦したい」と発言。

三菱を代表するモデルでありながら昨年生産終了となったスポーツセダン「ランサーエボリューション」に復活の可能性が出てきました!

三菱「ランエボ」とは

三菱ランサーRSエボリューションII

ランサーエボリューション(以下ランエボ)は、4ドアセダンのランサーをベースに、ハイパワーエンジンを搭載するなどの改良が加えられたスポーツモデルです。

初代モデルは1992年に登場しました。

車名を「ランエボ」と略す他、「エボ」と呼ぶこともあり、初代〜10代目の各モデルを区別するため、『エボIII』や『エボIV』などと表すこともあります。

また、ベース車のフルモデルチェンジに合わせて、第一世代(I~III)・第二世代(IV~VI)・第三世代(VII~IX)・第四世代(X)に分類されます。

WRCなどのレースで活躍

三菱ランサーエボリューションIX

初代のエボIから、WRC(世界ラリー選手権)などの国内外レースに多々参戦。

改良に改良を重ねながら実力をつけていき、「エボII」でランエボシリーズ初のWRC総合優勝を果たしたのを皮切りに、次々と輝かしい結果を残していきました。

そうしたレースでの活躍もあり、国内外に熱狂的ファンを持つ、三菱を代表するモデルに成長していきます。

2016年に生産終了

■三菱ランサーエボリューションX

ランサーエボリューションX(エクステリア) ランサーエボリューションX(インテリア)

しかし、10代目となるエボXの特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」を最後に生産終了となることが決定。2016年4月18日に販売終了となりました。

世界的に環境規制や燃費規制の厳しさが増し、国内でもスポーツセダンの需要が落ち込むなか、グローバルモデルであるランエボを存続させるには少しむずかしい状況でした…

一方、耐久性やメンテナンス性に優れていることから、生産終了後も中古車市場で活発に取引されています。まだ姿を消して間もないこともありますが、多くの人に愛されているモデルであることが分かります。

次期ランエボについて

本当に新型ランエボは登場するのか

株主総会での益子CEOのスピーチをもとに、改めて次期ランエボが復活する可能性について考えてみます。

益子氏は発表の冒頭で、パジェロとランサーエボリューションは、三菱自動車のブランドイメージ向上に大きく貢献してくれたモデルであり、長年に渡って世界各国の人たちに愛されてきたことに触れ、同時に「パジェロとランサーエボリューションの復活を希望する声が多くある」と述べています。

一方で、

「ますます厳しくなる環境規制や燃費規制にも目を向けなければなりません。」

(中略)

「三菱自動車工業の規模では要求される全ての規制に対応し、多くの車種を開発していくことは現実的ではなく、思い切った選択と集中が会社が生き残るために必要な道です。」

と発言。

燃費偽装問題の信頼回復にまだまだ時間がかかるなか、会社存続を最優先に柁を切っていくのは当然のことですね。

それでも「夢は捨てたくない」

三菱ランサーエボリューションX

上記の発言のあと、それでも『夢は捨てたくない』とも語り、

「V字回復を実現し会社に余力が出てきた暁にはルノー・日産アライアンスの力も借りて、今と全く同じクルマではないかもしれないが、いつか新しいパジェロやランサーエボリューションの開発に挑戦したいという気持ちを持って仕事をしていく。」

と、パジェロとランエボの復活を検討していることを示唆。

CEO自ら株主総会で発言した点や、益子氏は社長就任以来ランエボの存在を心良く思っていなかった(らしい)ことを考えれば、”前向きな検討”と受け取れ、復活の可能性は高いのではないかと私は思います。

メーカーを象徴するモデルは必要

三菱も当然分かっていることだとは思いますが、やはり、「売れる」「売れない」は別にして、メーカーを象徴するモデルというのは必要だと思います。

何事も”続ける”というのは難しいものですが、なんとか経営を立て直し、復活を実現させて、ランエボの歴史を続けていってほしいところです。

それにしても今回の益子氏の発言は、三菱自動車に対するお客様の期待値アップだけでなく、三菱自動車の社員のモチベーションも高めることにもなったのではないでしょうか。

スポンサーリンク



◆この記事をシェアする

三菱「ランエボ」復活を検討!次期新型モデル発売の可能性はどれくらい?
carmuseの最新記事をお届けします!
いいねしてチェックしよう♪