スバルは2019年2月に開催された米国・シカゴモーターショーで、4ドアセダンの新型レガシィ(日本名:レガシィB4)をワールドプレミアしました。
次世代プラットフォームや新開発ターボを採用するなど、大きな進化をとげます!
この記事の目次
スバルグローバルプラットフォームを採用
5代目インプレッサから投入された次世代プラットフォームSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用します。
SGPは2025年までの利用と電動化までを想定。ステアリングやペダルの応答性、カーブでの挙動など、走りのスムースさや気持ちよさが向上します。安全性能やインテリア空間の拡大にも貢献。
また、ひとつのプラットフォームでフォレスターやXVなど他のモデルにも対応できるので、生産効率化がアップするという側面も。コスト削減した分をクルマ全体の出来に還元できるというわけです。
レガシィB4新型のエクステリア
従来型の流れを汲みつつ、より洗練
7代目へのフルモデルチェンジとなる新型レガシィB4ですが、外観はキープコンセプト。現行モデルよりも、少しフロントのウィンドウが寝かされており、よりスポーティな印象になる見込みです。
六角形グリルやコの字型LEDヘッドランプなどを踏襲します。
ボディの造りは現行のほうがプレスの効いたエッジーな印象。新型は抑揚を抑えた処理となっている一方、ボディの厚みが増しています。
実車を見ると塊感や力強さがもっと伝わってくるのでしょう。
また、ヘキサゴングリルがフレームレスになるなど、全体的に”大人に似合う上品なセダン”になったと感じました。
2014年10月に登場。アメリカ向けにボディサイズを拡大し、国内仕様と海外仕様を統一。スバルは”プレミアムスポーツセダン”と紹介していますが、歴代モデルに比べると”プレステージ風アッパーミドルサルーン”寄りにキャラ変を図っています。※スポーツセダンはWRX S4に継承
力強い2.5Lのボクサーエンジンを搭載し、ハンドリングは落ち着きを重視。大柄なボディとなったことで余裕たっぷりの室内空間となっています。昨年10月にはアウトバックとともに大幅改良を実施。内外装の変更やアイサイトへの新機能追加、足回りのチューンナップなどをおこなっています。
新型のヒントとなったコンセプトカー
上記画像は東京モーターショー2017で公開された「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」。
ハイパフォーマンススポーツセダン「WRX」の次世代モデルを示唆していますが、B4と同じセダンの最新コンセプトということで当記事でご紹介していました。
予想CGでかなり予言していた!?
新型の発表前に掲載していた予想グラフィック。
ロアグリルやリアについてなど、なかなかいい線をついてました!
ヘッドライトはよりシャープな形状に。バンパー下部のエアインレットは開口部が広くなり、ワイドなプロポーション&冷却効果を得ると想定。側面のウインドウ・グラフィックスやキャラクターラインも刷新。リアでは、現行よりも上下幅の薄いコンビランプを踏襲。バンパー下部にディフューザー風ガーニッシュが備わるだろう。
ボディサイズ|現行・ライバルと比較
車名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
新型B4 ※米国仕様 | 4840 | 1840 | 1500 | 2750 |
現行B4 | 4800 | 1840 | 1500 | 2750 |
トヨタ・カムリ | 4885 | 1840 | 1445 | 2825 |
ホンダ・アコード | 4945 | 1850 | 1465 | 2775 |
マツダ・アテンザ | 4865 | 1840 | 1450 | 2830 |
※単位:mm |
従来モデルより全長が40mm拡大。伸びやかなスタイリングや車内スペースのゆとりに繋がります。その他は変更なし。
競合車種と比べるとほぼ横並びですが、全高が少し高めで、ホイールベースが短めのパッケージングとなっています。
レガシィB4新型のインテリア
デザインテーマ”ダイナミック×ソリッド”を体現した躍動感のあるインパネ周り。
中央には11.6インチのフルHD縦型ディスプレイを配置。スマホやタブレットのような感覚で操作できる最新のインフォテインメントシステムを採用しています。
Apple CarPlayやAndroid Autoをはじめとした多様なアプリと連携可能。
ダッシュパネル、シート、アームレスト、ドアトリムを同じ素材・色で統一。さすがはフラッグシップという高級感があります。
シート形状はホールド感や座り心地の良さが伝わってきます。
後部座席の足元スペースも申し分なさそう。座席中央には収納式のアームレスト。
トランクルームの広さ・容量はまだ未発表。現在の525Lから大幅な拡大はないでしょう。
新開発の2.4Lダウンサイジングターボを採用
現在設定する2.5Lボクサー自然呼気エンジンに加えて、新開発の2.4Lダウンサイジングターボの4気筒ボクサーエンジンをラインナップします。
実はすでに北米で発売されている大型SUV「アセント」に投入済み。
現行B4の北米や豪州仕様に搭載されている、3.6L 6気筒エンジン(EZ36型)と同レベルの実力を発揮するというから驚きです。
2.4L 水平対向4気筒 DOHC 直噴ターボ | 2.5 L 水平対向4気筒 DOHC直噴 | |
エンジン型式 | FA24型 | FB25型 |
最高出力 | 260hp/5600rpm | 182hp/5800rpm |
最大トルク | 277lb-ft /2000-4800rpm | 176lb-ft/4400rpm |
駆動方式 | シンメトリカルAWD(四輪駆動) | |
トランスミッション | リニアトロニック |
アイサイト・ツーリングアシストを装備
現行モデルに搭載する運転支援システム「アイサイト」は一世代前のver.3。
新型レガシィには、後期型レヴォーグやWRX S4に搭載済みの最新バージョン「アイサイト・ツーリングアシスト(ver3.5)」を標準装備します。
ツーリングアシストは、高速道路などでの幅広い車速域(0km/h~約120km/h)で、アクセル、ブレーキだけでなく、ステアリング操作も自動でおこなってくれます。
実際に使ってみると、長距離運転がかなり楽になりますよ。
その他にも、ドライバーの顔を読み取ることで、居眠りや脇見運転時にアラートを鳴らしたり、座席位置やドアミラー角度、エアコン設定を人によって自動調整してくれる「ドライバーモニタリングシステム」を採用するなど、これまで以上に安全&快適なカーライフを支援してくれます。
新型レガシィB4の予想価格
予想価格:310~340万円
リミテッド:83%
標準仕様 :17%
21.4万円高の上位グレードが圧倒的に売れています。ボディ下部へのメッキ加飾、本革シート&ステアリング、スタブレックス・ライドのサスペンション、18インチホイールなど豪華な内容に納得。
新型レガシィB4の日本発売日は?
日本発売日は2019年11月と予想。
10月24日に開幕する東京モーターショーでお披露目したあと、リリースという流れです。
一方で、国内での売れ行きが落ち込んでいることから、新型は日本に投入しないという噂もちらほら聞こえています…。杞憂に終わってほしいところです。
なお、クロスオーバーSUVのアウトバックは4月のニューヨークモーターショーで次期型を公開する見通し。
▼新型の動画
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