「公道を走ることができるレーシングカー」をあなたはご存知でしょうか。
その名も『ルノー・メガーヌR.S.(ルノースポール)トロフィーR』。そしてこのメガーヌR.S.トロフィーRの新型発売が公表されました。
時期は2019年内とされています。
なんとこの新型メガーヌR.S. トロフィーR、世界でたった500台限定だそうです。欲しいと思う方は見逃せませんね。
本記事では、メガーヌR.S.トロフィーRのエクステリアやスペック、価格、市販発売時期など、最新情報をまとめています!
この記事の目次
新型メガーヌR.S.トロフィーRってどんな車?→新記録で量産モデルFF車として頂点へ
とうとう出ました!2019年4月5日ドイツで新記録
引用:YouTube
メガーヌR.S.トロフィーRは2019年4月5日にドイツのニュルブルクリンク自動車レース場において新記録を樹立しました。
- 20.6kmで7分40秒100
- 20.8kmで7分45秒389
を叩き出しています。
これは最大のライバル、ホンダシビック タイプRの記録7分43秒8に約3秒も勝る結果となったのです。
引用:YouTube
思わず大興奮の動画はこちらです。
ついに!2019年7月24日ベルギー スパフランコルシャンサーキットでもライバル シビックを超えた
さらに、7月24日にはベルギーのスパフランコルシャンサーキットで量産モデルFF車最速タイムを記録しました。
1周4.35マイル、約7㎞を2分48秒388で駆け抜けたのです。
引用:YouTube
この記録もホンダ シビック タイプRを約5秒も上回っています。
切磋琢磨で高めあうこの2台。今後の成長からも目が離せませんね。
合わせて読みたい 【シビック・タイプR】2019年秋にマイナーチェンジ!最新情報まとめ!
どうやって新型メガーヌR.S.トロフィーRは量産モデルFF車最速を手に入れることができたのか。
その理由は以下ような全体的なパフォーマンスの向上があったからに他なりません。
- ベースモデルよりも130kg軽量化
- 冷却性能の最適化
- サスペンションの再設計
- エアロダイナミクスにおける調整
エアロダイナミクスにあたってのチューニングによりダウンフォースが2倍になります。
新記録を樹立したアタックの担当でもあったロランウルゴン氏も「空気のバランスの良さに助けられたと」と言うほどの仕上がりになっているようです。
全体の軽量化は走行性能を高めるだけでなく、スポーツカーの命題である燃費も向上してくれるので、嬉しいポイントですね。
2019年内、世界で500台の新型メガーヌR.S.トロフィーR発売へ
引用:instagram
さあ、このメガーヌR.S. トロフィーRですが、2019年に世界で500台という超限定で発売されることが公表されています。
日本でも手に入れられるのか気になるところですが、今のところの情報では、日本を含めフランス、ドイツ、イギリス、スイスなどのメインマーケットでの販売が予定されているとのこと。
今回もかなりの争奪戦になるかもしれません。発売情報に注目しましょう!このサイトでも、新情報が入り次第お知らせします!
【ルノー 新型メガーヌR.S.トロフィーR】エクステリア
NACAエアインテークを追加します
引用:twitter
ボンネットはNACAで開発されたカーボンのエアインテーク付きです。
エンジン下のダクトと合わせ、約7%、空気の流れを改善しています。
サーキットでのハード走行時はエンジンルームの冷却を最適化、停止事はボンネット横側のルーパーと共に熱を逃がします。
これによりノッキングのリスクを減らし、燃費の向上も期待できます。
アンダーボディーフェアリング・カーボンディフューザー

カーボンディフューザー
取り込んだ空気をテールエンドでしっかり引き抜くことでダウンフォースを発生させます。
新型メガーヌR.S.トロフィーRではF1タイプで湾曲したブレードアンダーボディフェアリングで空気の流量を調整。
素材は、カーボンファイバーを使用します。
リアディフーザーは現代のレーシングカーでは最大の空力効果を生み出すとも言われています。
今後スポーツカーを中心に市販車でも重要度が増してくるであろうこのパーツをメガーヌR.S.トロフィーRでぜひ先取りしていただきたいと思います。
アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストシステムが搭載されます
引用:twitter
この青い色が好きだという方もいるでしょう。私もその一人です。
薄くても強い、そして鉄の比重の60%という軽い「チタン」仕様のエキゾーストシステムが車全体の軽量化にも寄与。走る、曲がるの走行性と燃費が向上します。
強度、耐久性は、マフラー素材一というそのチタンを排気システム全体に使用。
また、それを作るのは、レーサー出身、完璧主義を貫くことで有名なイゴル・アクラポビッチ氏により創設されたアクラポヴィッチ社です。
アクラポヴィッチ氏と450人の社員の「完璧なシステムを作る」というゆるぎない信念が作り出すその機能は、きっとあなたの車のパフォーマンスを最大限に引き上げるでしょう。
高グリップ性を持つルノースポール専用ブリヂストン製タイヤポテンザS007を装備
引用:twitter
ポテンザの特徴であるドライ性能を更に高めたS007タイヤを使用。
さらにこのタイヤはウェット性能やコンフォート性能にも優れています。
ハイパフォーマンスカーに新車装着されることが多いのはポテンザ「001」です。この001タイヤに比べて007はラップタイムを2.4%も短縮できるという結果も出ています。
別の車種になりますが、ポテンザS007Aタイヤ装着車に試乗したレーシングドライバーの佐々木雅弘氏も、進化したドライ性能に驚かされ、また上質な乗り味に惹かれたというほどです。
加えてルノースポール専用ということで、このタイヤが安定性が高く且つスポーティーな走りを支えてくれることは間違いなさそうです。
ブレンボ製カーボンセラミックブレーキキャリパーを採用
https://www.instagram.com/p/Bx9xzHlovRw/
ストッピングにも安定感があります。
高い耐久性、放熱性と華やかな見た目を兼ね備えたブレンボ製ブレーキキャリパーを採用しています。
特にカーボンは軽いだけでなく熱に強いため、高速走行時の高温状態でも問題なく本来の力を発揮できるでしょう。
オプションでカーボンファイバーリムが選べます
オプションではカーボンファイバー素材のリムを選択することができます。
カーボンはアルミよりも軽く、タイヤが回るための質量が小さくなることで加速性能、ブレーキ性能をアップさせます。
特にバネ下の重量の軽減はスポーツ性能には不可欠。操舵性向上、タイヤのバタつきを抑え路面の凸凹へ追従してくれます。
フロントアクスルのネガティブキャンバーが拡大
コーナリングの性能が向上します。
フロントアクスルのネガティブキャンバー角が拡大され、高速走行時にコーナーでのグリップ力も高まり、動作を路面にしっかり伝えることができるようになります。
ドリフト走行もよりしやすくなり、ステアリング操作も補助、カウンターステアも得やすくなります。
素人でもこの改造をするくらい人気な手法ですが、一つ誤ると直進での安定性が低下、更にはタイヤの劣化の促進にもつながることがあるので注意が必要です。しかし最初から調整されているメガーヌR.S.トロフィーRではその心配がいらないということになります。
プロによる完璧なチューニングはコーナーでのワクワク感を更に高めてくれるでしょう。
【ルノー 新型メガーヌR.S.トロフィーR】インテリア
解剖学を用いて設計され身体にフィットするサベルト製バゲットシートを使用し、ホールド性、快適性を兼ね備えます。
後部座席を廃止
後部座席を取り除くことで大幅な軽量化に成功しています。
引用:twitter
引用:instagram
そしてこのスペースを使い、タイヤを悠々と運ぶことができます。
サーキット場に行くにあたり、ぴったりな使用ですね。
【ルノー 新型メガーヌR.S.トロフィーR】スペック
引用:instgram
ボディサイズ
※単位はmm
モデル名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
メガーヌR.S.トロフィーR | 4,320 | 1,850 | 1435 | 2640 |
車高は最高で16㎜ダウンさせることができます。
パワーユニット・サスペンション
エンジン | 直列4気筒1.8Lターボエンジン |
総排気量 | 1.798cc |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 221[300]/6,000 |
最大トルク(Nm[kgm]/rpm) | 400[40.8]/3,200 |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6速MT |
前輪を駆動する1.8リッター直4直噴ターボエンジン「MR18」は最高出力300ps/6000rpm、最大トルク400Nm/3200rpmを発生します。
1Lあたり約166.6PSと高い効率を誇ります。
ベースとなるトロフィー(MTモデル)とは同スペックです。
最高速は262km/hで、0-100km/h加速のタイムは5.4秒です。
燃費は34.4マイル/ガロン≒12.16km/Lとなっています。
オーリンズ製アジャスタブル・ショックアブソーバー搭載
車両の振動を緩衝するショックアブソーバーがフロントとリアで調整可能になります。これにより最適な減衰力にチューニングできます。
「公道を走ることができる」レーシングカーですから、ダイレクトなハンドリングとコントロール性能を高めるのはもちろん、街乗りをするときは緩めるなど使用目的に合わせて調整し、自分や同乗者に合った安定性や乗り心地を得ることができますね。
【ルノー 新型メガーヌR.S.トロフィーR】価格
公表されている価格は以下の通りです。
基本となるメガーヌR.S.トロフィーRはイギリス価格5万1140ポンド。
ベースの「メガーヌR.S.トロフィー」(日本では未導入)が31,835ポンドなのでそれよりは約19,305ポンド(約250万円)高い設定です。

ルノー メガーヌR.S.トロフィー
ニュルブリンク・レコード・パックという、ニュルブリンクで記録更新をした時と同じ仕様(カーボンセラミックフロントブレーキなど)では7万2140ポンドです。
日本円換算価格:約676万円〜
ニュルブリンク・レコード・パック:約953万円~
【ルノー 新型メガーヌR.S.トロフィーR】発売日
2019年内ということは公表されていますが、はっきりした日時はまだわかっていません。
一部情報によると2019年末との噂もあります。
新情報が入り次第お知らせしていきますね。
発売日予想:2019年11月
合わせて読みたい 【新車情報】スクープ&予想!2019-2020カレンダー
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