ホンダの軽ハイトワゴン「N-BOX」が2017年8月31日にフルモデルチェンジします。
自動車販売台数1位を獲得するなど大人気の軽自動車だけに、次期モデルにも早くから注目が集まっています。
今回は、新型N-BOX、そして新型N-BOXカスタムについて詳しくご紹介していきます!
新型N-BOXが登場するテレビCMが公開
まずは、新型N-BOXが登場するCM動画からご紹介。
Nシリーズを訴求するコマーシャルとなっていますが、最初と最後にフルモデルチェンジ後のN-BOXが登場しています。
ぜひご覧になって下さい♪
<Nシリーズ「宣言」篇 30秒>
ホンダ・N-BOX(エヌボックス)とは
さて続いてですが、新型の情報をご紹介する前に「N-BOX」がそもそもどういう車なのかを簡単にまとめました。
<現行N-BOX>
ホンダ N-BOX(エヌボックス)は、2011年12月に発売された軽トールワゴンです。
「原点に立ち返って日本に新しい乗り物を創造したい」という思いから、ホンダ初の本格的量産型乗用車「N360」の”N”を車名に採用。
さらに「New」「Next」「Nippon」「Norimono(乗り物)」という意味合いが新たに込められています。このフレーズが登場するテレビCMも印象的でしたね。
その後ホンダから「N-ONE」と「N-WGN」が登場しますが、N-BOXが「Nシリーズ」の第一弾モデルです。
室内空間の広さと低燃費性が特徴
<現行N-BOXのインテリア>
N-BOXには新しく設計された「Nシリーズ共通プラットフォーム」が採用されています。
また、車体の中央部分に燃料タンクを配置した「センタータンクレイアウト」や前後70mm短縮した「ミニマムエンジンルーム」を取り入れたことで、クラストップクラスの広い室内空間を実現しています。
エンジンは658cc 直3DOHCを搭載。軽自動車としては高い出力が特徴です。
燃費は、現在でこそモデル末期のためライバル車に抜かれていますが、発売当時はJC08モード燃費で22.2km/Lと十分な低燃費性能を備えていました。
軽四輪車新車販売台数No.1を獲得
2011年12月に発売されたN-BOXですが、2012年・2013年と2年続けて軽四輪車新車販売台数No.1を獲得。
2014年はダイハツ・タントに1位を奪われましたが、2015年に再びNo1に返り咲いています。
圧倒的な人気ですね。”キング・オブ・軽自動車”といえる存在です。
幅広いラインナップも魅力
N-BOXの派生モデルとして、荷室の積載性と使い勝手を向上させた「N BOX+(プラス)」とクーペ調に若干ルーフが低く設計された「N-BOX SLASH(スラッシュ)」がラインナップされています。
なお、N-BOXとN-BOX+には、エクステリアや性能をグレードアップした「カスタム」が設定されています。
カスタムも含めるとかなり幅広い選択肢があるのもN-BOXのいいところです。
新型N-BOXの最新情報
ここからは新型N-BOXに関する最新情報をご紹介していきます!
新型N-BOXのエクステリア
<左が新型N-BOX、右が新型N-BOXカスタム>
好調な販売台数を記録したモデルなので基本的にはキープコンセプトとなり、BOX調で室内の広さを訴求するスタイリングに変更はありません。
よく見ないと従来型と見分けがつかないほどです。うまくいっている時には下手に動くなというやつですね。
なお、従来と同じく標準タイプとカスタムが設定されます。
それぞれのエクステリアを詳しく見てみましょう。
新型N-BOX(標準タイプ)の外観
標準タイプは、従来型を洗練させたデザインになりました。
特に、ヘッドライトが従来の並行に近いデザインから、角度のついたものに変更されている点が雰囲気を変えた一番のポイントになっているのではないでしょうか。
グリルやバンパー、サイド面のプレスラインの造形にも手が加えられています。
標準タイプのボディカラーは、明るい色合いを中心にラインナップされています。
標準タイプのボディカラー[全14色]
上記カラーの左から順に
- プレミアムホワイト・パールⅡ
- ルナシルバー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムピンク・パール
- プレミアムアイボリー・パール
- プレミアムアガットブラウン・パール
- プレミアムイエロー・パールⅡ
- ブリリアントスポーティブルー・メタリック
- モーニングミストブルー・メタリック
- ブリティッシュグリーン・パール
- プレミアムピンク・パール&ホワイト(ツートン)
- プレミアムアガットブラウン・パール&ホワイト(ツートン)
- プレミアムイエロー・パールⅡ&ホワイト(ツートン)
- プレミアムアイボリー・パール&ブラウン(ツートン)
※ツートンカラーはG・Honda SENSINGを除く
新型N-BOX(カスタム)の外観
新型N-BOXカスタムは、標準タイプに比べると従来型からの変化が大きいです。
従来型が”やんちゃ”を感じさせるワイルドさだったのに対し、新型は”クールで洗練された”ワイルドになった印象です。
フロントグリルからヘッドライトまで張り出した横長のシルバーパーツがポイントになっています。
また、カスタム専用のアルミホイールやクリアタイプのリアランプを採用し、通常モデルとの差別化を図っています。
カスタムのボディカラーは、精悍なイメージの色調が用意されています。
カスタムのボディカラー[全12色]
上記カラーの左から順に
- プレミアムホワイト・パールⅡ
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール
- ブリリアントスポーティブルー・メタリック
- プレミアムベルベットパープル・パール
- プレミアムホワイト・パールⅡ&ブラック
- ミラノレッド&ブラック
- ブリリアントスポーティブルー・メタリック&ブラック
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール&シルバー
- クリスタルブラック・パール&レッド
約80kgもの軽量化を実現
今回のフルモデルチェンジで、なんと車両重量が約80kgも軽量化します。
細かい部品なども含め、全体の約90%の部品を見直したとのこと。もともと軽い軽自動車をこれだけ軽くするとは、涙ぐましい努力が見て取れますね。
ちなみに従来モデルの車重量は930-1,060kgだったので、単純計算すると新型は850-980kg(予測)ということになります。
安全性を損なうことなく、「走り・広さ・低燃費」を追求しています。
新型N-BOXのインテリア
<標準タイプの運転席周り>
<カスタムの運転席周り>
インパネ周りの形状を従来モデルのテイストを残しつつも刷新。外観と同様、直線基調で構成されています。
特に目立つのは使い勝手が向上すること間違いなしの大きなナビモニター。
また、メーターパネルを従来よりも奥まった高いところに設置することで運転中に視線を縦に動かす距離が少なくなり、安全かつ疲れにくくなります。
さらに、メーターとその横に新設されるインフォメーション画面、ナビ画面の3つがライン上に並ぶことで、横方向の視線移動もスムーズになる設計です。
室内空間は、従来型と同じく広々としていて、多彩なシートアレンジが可能です。
今回特にパワーアップした点は、助手席が最大57cmスライドする「スーパースライドシート」(セパレートシートのみ対応)です。シートを一番後ろに下げれば後部座席への移動がしやすくなり、前方にスライドすると後席側からそのまま運転席へ行きやすくなります。
チャイルドシートを利用する小さなお子さんがいる場合などはとても便利ですね。
なお、運転席と助手席の間にすき間がないベンチシートタイプも用意されています。
燃費はリッター30km超えか
現行のN-BOXの燃費は、JC08モード燃費で25.6km/Lです。
一方、ハイトール軽自動車の圧倒的王者であるN-BOXに追いつけ追い越せで、各社の軽自動車は軒並みN-BOXを上回る燃費性能をそなえてきました。
主なライバル車の燃費数値は次のとおり。
- ダイハツ タント:28km/L
- スズキ スペーシア:32.0km/L
- 日産 デイズルークス:26.2km/L
最大のライバルであるダイハツ・タントとは約3km/Lの差があり、スズキ・スペーシアにいたっては32.0km/Lを記録。8km/L近い差をつけられています。
それでもN-BOXは、デザインや室内の造りなどで優位性を保ってきましたが、燃費性能で競合車に追いつく、もしくは追い越すことでさらに大きなアドバンテージを手に入れることができます。
現時点では、燃費に関する詳しい情報は公表されていませんが、現行型と同じ「S07A型」エンジンを改良して搭載することになりそうです。
改良だけでは、スペーシアの32.0km/Lを超えることは困難な気がしますが、30.0km/Lの大台にはのせてくるはずです。
ホンダセンシングを全タイプに標準装備!
すでにステップワゴンやオデッセイに装備されている安全運転支援システム「ホンダセンシング(Honda SENSING)」が、ホンダの軽自動車として初めて新型N-BOXに搭載されます。
しかも、全タイプに標準装備です!
現在、ホンダセンシンングには以下の8つの機能があります。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- LKAS(車線維持支援システム)
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
さらに新型N-BOXには、
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
が追加装備されます。
新型N-BOXの価格予想
現行型の販売価格は、
- N-BOX:119~180万円
- N-BOXカスタム:148~201万円
となっています。カスタムのほうが20〜30万円ほど高い設定です。
一方新型の新車販売価格ですが、質感向上やホンダセンシングが標準装備となった影響から少しだけ値上がりする可能性が考えられます。
しかし、軽自動車にとって「購入しやすい価格」はとても重要なので、高くなっても5万円前後になると思います。
発売日に関する最新情報
発売日は2017年8月31日(木)です!
発売時期については、昨年末の時点で2017年夏頃〜2017年末と予想されていましたが、予定通りフルモデルチェンジを迎えることになります。
2017年5月25日には新型N-BOXの専用ページを先行公開。
既に全国の販売店にて先行予約受付を開始しています。
車を買う時にそのまま販売店に車を売ると100%損します。
私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
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