三菱 アウトランダーPHEV マイナーチェンジ新型の違いは?発売日は2018年8月

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アウトランダーPHEVがマイナーチェンジ

三菱自動車はアウトランダーPHEVのマイナーチェンジモデルを発表しました。

主な変更点は、

  • エクステリア・インテリアの変更
  • PHEVシステムの大幅改良
  • 4WD制御システム「S-AWC」に新モード追加

今回で2度目のマイナーチェンジとなり成熟の時を迎えます。

変更点を中心に詳しくお伝えします。

ジュネーブショー’18でマイナーチェンジした新型モデルを公開!

マイナーチェンジしたアウトランダーPHEV

マイナーチェンジしたアウトランダーPHEV

三菱自動車は、2018年3月6日からスイス・ジュネーブで開催された第88回ジュネーブ国際モーターショーで、マイナーチェンジを受け2019年モデルとして登場する『アウトランダーPHEV』を世界初公開しました。

アウトランダーPHEVは2013年1月24日にデビュー。最近流行のSUVにいち早くPHEVを搭載して話題となり、日本だけでなく欧州をはじめとした海外市場でも活躍しています。

2015年7月のマイナーチェンジでは新デザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したフロントデザインに刷新したほか、JC08モード燃費の向上など細やかな改良が施されました。

PHEVシステムを大幅改良!走りの気持ちよさと力強さが向上

マイナーチェンジではプラグインハイブリッドEVシステムを大幅改良。

「PHEVシステム・ジェネレーション2」と命名された新システムは、エンジンと駆動用バッテリーを新たに設計。

さらにモーターやジェネレーターの出力向上を図るなど、主要構成部品のうち約90%を改良しています。

エンジン排気量を2.4Lに拡大

エンジン排気量を現行の2.0Lから2.4Lへ拡大。

カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により高膨張比サイクル(アトキンソンサイクル)化。低回転域における発電の効率化を実現しました。

また、エンジン発電制御を全域で見直したことでエンジン音の静粛性を向上。モーター駆動による走りの気持ちよさをより実感可能に。

駆動用バッテリー容量を約15%増大

電池搭載量が約15%増大し、最高出力も約10%向上。

ジェネレーターやリヤモーターの出力も約10%向上しています。

これにより、EVドライブ、モータードライブの走行領域を拡大し、EV最高速度が135km/hにアップ。パワフルな走りを生み出します。

[参考]現行型のスペック
エンジン 直4DOHC+モーター
総排気量 1998cc
最高出力 118馬力/4500回転
最大トルク 19.0kg-m/4500回転
駆動方式 4WD
トランスミッション 無段変速
JC08モード燃費 19.2km/L
使用燃料 レギュラー
燃料タンク容量
45L

車両運動統合制御システム「S-AWC」を改良し新モード追加

車両運動統合制御システム「S-AWC」を改良し、新たに「SPORT」と「SNOW」の2つのモードが追加されます。

S-AWCは4WDの駆動力や制動力を制御することで、様々な路面状況でクルマの走行安定性を高めてくれるシステムです。

PHEVらしからぬ悪路走破性でレジャー対応力がさらに増します。

S-AWCの4つのモードと内容
NORMAL 乾燥舗装路から雪道まで幅広い状況下で最適に制御
4WD LOCK 悪路、雪道、登坂路など滑りやすい路面向け
SPORT ※NEW 旋回性能と加速性能を発揮
ワインディングなどでキビキビとしたスポーツ走行が可能
SNOW ※NEW 氷雪路のような滑りやすい路面での安定性とコントロール性向上

新型アウトランダーPHEVの外形デザイン[新旧比較]

新型アウトランダーPHEVのエクステリア(フロント)

新型のフロント

現行アウトランダーPHEVのエクステリア(フロント)

現行のフロント

フロントの変更箇所は、

  • LEDヘッドライト
  • LEDフォグランプベゼル
  • ラジエターグリル
  • フロントスキッドプレート

新型アウトランダーPHEVのエクステリア(リア)

新型のリア 

現行アウトランダーPHEVのエクステリア(リア)

現行のフロント

リアでは、

  • リヤスキッドプレート
  • リヤスポイラー

などをリフレッシュ。

アルミホイールもフィン形状のデザインに一新しています。

▼新型アウトランダーPHEVのボディサイズ等

全長×全幅×全高:4695×1800×1710mm 
ホイールベース:2670mm
トレッド前/後:1540/1540mm
最小回転半径:5.3m
車両重量:1830〜1900kg

ボディカラーは全10色

現行のボディカラーは、標準7色とS Edition専用色3色の全10色展開となっています。

現時点でラインナップの変更についてアナウンスはありませんが、もしかすると新色が追加される可能性があります。

ホワイトパール

ホワイトパール

チタニウムグレーメタリック

チタニウムグレーメタリック

レッドメタリック

レッドメタリック

ルビーブラックパール

ルビーブラックパール

スターリングシルバーメタリック

スターリングシルバーメタリック

ブラックマイカ

ブラックマイカ

クォーツブラウンメタリック

クォーツブラウンメタリック

S Edition専用色

S Edition専用色

S Edition専用色はブラックルーフの2トーン仕様を設定しています。

  • ホワイトパール/ブラックマイカ
  • レッドメタリック/ブラックマイカ
  • スターリングシルバーメタリック/ブラックマイカ

ちなみに、人気色はやはり定番のホワイトパールやブラックマイカ。昨年登場したスターリングシルバーメタリックも人気です。

新型アウトランダーPHEVの内装デザイン

新型アウトランダーPHEVの運転席まわり

新型アウトランダーPHEVの運転席まわり

現行アウトランダーPHEVの運転席まわり

現行アウトランダーPHEVの運転席まわり

オーソドックスなデザインながら、主要計器、スイッチ類を高い位置に配置しているため、操作性に優れた運転席まわり。

マイナーチェンジでは、モーターとエンジンの出力状況が一目でわかる、PHEVシステムに適したパワーメーター表示に変更(日本仕様は現行型に搭載済)。

レーザーエッチング加工のオーナメントパネルを採用するなど質感も高められています。

また、サポート性を向上させたキルティングレザーの新形状シートを導入します。

ガソリン車は3列シートを装備しますが、PHEVは2列シート限定です。

その分広いラゲッジスペースが利用できます。

▼新型アウトランダーPHEVの室内寸法等

室内長×室内幅×室内高:1900×1495×1235mm
乗車定員:5名

予防安全技術「e-Assist」の機能を充実

2017年2月9日の一部改良で予防安全技術「e-Assist」を大幅アップデートしています。

衝突被害軽減ブレーキはカメラ+レーザーレーダーに変更。衝突回避の精度を高め、歩行者検知機能を追加しました。

また、後側方車両検知警報システムやオートマチックハイビームなどを新採用しています。

▼現在搭載している安全機能

  • オートマチックハイビーム[AHB]
  • レーダークルーズコントロールシステム[ACC]
  • 衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]
  • 車線逸脱警報システム[LDW]
  • 後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]
  • 後退時車両検知警報システム[RCTA]
  • 誤発進抑制機能(前進&後退時)[UMS]
  • マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)
  • 車両接近通報装置

2018年3月に登場したばかりの新型車エクリプスクロスも、アウトランダーPHEVとほぼ同じ機能を搭載していることから、大きな改良や追加は無いでしょう。

マイナーチェンジでグレード・価格に変更は?

PHEVシステムのアップデートや内外装デザインの変更・質感向上にともない価格の上昇が予想されます。しかしモデル後期となるため、グレードによって数万〜10万前後の値上がりにとどまるでしょう。

[参考]現行グレード&価格
グレード 価格(税込み)
M 3,659,472 円
G Safety Package 3,973,860 円
G Navi Package 4,324,860 円
G Premium Package 4,681,260 円
S Edition 4,789,260 円
G Limited Edition 3,826,440 円

「G Limited Edition」は2017年11月16日に発売された特別仕様車で、予防安全技術e-Assistや100V AC電源などを標準装備。マイナーチェンジ後は一旦廃止となる見込みです。

S Editionは内外装のグレードアップの他、ビルシュタイン社製サスペンションを装着しているのがポイント。比較的少ないストローク量でうまく衝撃を吸収する、程良く硬い足まわりが評価を得ています。このS Editionは引き続き設定されるでしょう。

なお、PHEVはクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金による20万円値引きが魅力ですが、補助金を受けるには条件もあるので要注意。

新型アウトランダーPHEVのムービー

新型アウトランダーPHEVの発売日

三菱自動車は、今夏に日本とヨーロッパで発売予定と発表しています。

国内発売日は2018年8月と予想。

ライバルとなる比較・検討モデルは

国内ではSUVのプラグインハイブリッド車はアウトランダーの他になく、唯一無二の存在といえます。※ただ、日産次期エクストレイルは2019年のフルモデルチェンジでPHEVを設定すると予想されています。

そこで今回比較検討モデルとしてご紹介するのは、2017年2月のフルモデルチェンジでカッコいいデザインに生まれ変わった『トヨタ・プリウスPHV』と全面改良したばかりの『スバル・フォレスター』。

プリウスPHV

プリウスPHV

プリウスPHVは1.8Lエンジンを搭載。EV走行距離はフル充電時で68.2km(カタログ値)で、現行アウトランダーPHEVの60.8kmを上回っています。今回のマイナーチェンジでどこまで伸ばしてくるかに注目です。

モーター走行音や減速時の回生音、エンジン作動時の静かさはアウトランダーに軍配が上がります。さらなる強化によってより差が広がります。

新型フォレスター

もうすぐデビューする新型フォレスター

フォレスターはアウトランダーとおなじ中型クロスオーバーSUV。SUVらしいタフさや無骨さを感じさせるキャラクターは似た者同士といえます。

S-AWCのスバル版といえるX-MODEを搭載しているところも共通項。フルモデルチェンジではマイルドハイブリッドを搭載しています。PHVは発売当初は設定されませんが将来的に追加される可能性があります。

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