三菱の本格SUV『パジェロ』のフルモデルチェンジ詳報をご紹介!
新型パジェロはデザイン変更の他、新開発のPHEVやクリーンディーゼルを搭載するなど大刷新となります。「デューククロス」という派生モデル登場の噂も!?
それぞれの詳細や気になる発売時期の最新情報についてお伝えします。
この記事の目次
三菱パジェロが国内での生鮮終了
三菱自動車工業は2019年8月をもって国内販売向けの生産を終了すると発表しました。オフロードにおける高い走破性から、パリ・ダカールラリーでも大活躍し、総合優勝12回という記録をもっており、三菱を代表する日本製クロカンでした。
最終モデル『ファイナルエディションを発表』
唐突に発表されたパジェロの生産終了、その発表とともに、最終モデルであるパジェロ「ファイナルエディション」が700台限定で販売される事が発表されました。発売開始後、地域ごとに割り当てられた保有在庫も完売している地域もあり、欲しいという方は早々にディーラーに行った方が賢明です。
本革シートや、電動ロングサンルーフ、リヤデフロックが標準装備されており、価格は453万円~となっております。
その他「オリジナルスカッフプレート」「オリジナルウォッチ」「オリジナルステッカー」などが購入者への特典としてプレゼントされます。
▼ファイナルエディションボディカラー
- ウォームホワイトパーツ
- スターリングシルバーメタリック
- ブラックマイカ
- スターリングシルバーメタリック
外観などは大きく変わってませんが、装備されているオプションを合計するとベースとなっているグレード「エクシード」に同じオプションを装備するよりもトータル金額が30万円ほどお得になります。
パジェロは「ファイナルエディション」が完売すればいったん幕引きとなり、国内での生産を終了することとなります。
三菱の象徴、パジェロの新型を開発中!発売時期はいつ頃?
2017年6月に開かれた三菱自動車の株主総会で益子CEOは、パジェロの新規開発に関して、当面は厳しいと前置きしながらも「余力が出てきた暁には挑戦したい」と思いを語りました。
この言い回しだとかなり先かなと思っていましたが、どうやら最新情報によると新型の開発が順調に動き出している模様。背景には日産のカルロス・ゴーン氏の意向があったといいます。

新型は日産パトロール(画像は現行)と兄弟車に
日本では厳しい販売状況が続く一方、中東やアフリカでは今でも圧倒的な支持を得ていることから、三菱の象徴・パジェロの存続&リニューアルにGOサインを出したとのこと。日産・パトロールと共有モデルにすることも前提となっているでしょう。
新型パジェロのワールドプレミアは2019年秋の東京モーターショーか2020年の東京モーターショーで発表され発売時期は2021年春頃と予想します。
本格派オフロード『三菱・パジェロ』の魅力とは
”ダーツの賞品”としてお馴染みに

初代パジェロ
パジェロ(PAJERO)は1982年に初代モデルを発売。パリ・ダカール・ラリーでの活躍も注目され、三菱を代表するクロスカントリー車として名を馳せました。初代モデルは、バブルや当時のアウトドアブームやスキーブームと重なって、デートカーとしても人気があり、パジェロの引退を聞いて、タイムリーな世代の方にとっては寂しく感じる方も多いはず。。。
90年代には人気テレビ番組の賞品として一躍有名に。トヨタ・ランドクルーザープラドやハイラックスサーフなどとともにRVブームを牽引します。
しかし90年代後半になると、街乗りを主体とするクロスオーバーSUVの需要が高まりだし、パジェロの販売台数は年々減少していきました。
登場から10年を超えた現行モデル

現行パジェロ
4代目にあたる現行パジェロは2006年にデビュー。すでに13年目に突入しています。
オフロードでの走破性の高さはもちろん、舗装路での快適性や高速安定性も重視。あらゆるシーンでバランス良く魅力を発揮する一台になっています。
ロングモデルとショートモデルをラインナップ。それぞれに「4気筒3.2Lクリーンディーゼル車」と「V型6気筒3Lガソリン車」を設定しています。

ロング仕様

ショート仕様
デザインはさすがに一世代前という感じですね。筆者的には、この飾りっ気のない朴訥さが結構好きです。
新型パジェロは2台の”次世代SUVコンセプト”がヒントに
新型パジェロの起原となる2つのコンセプトカーをご紹介します!
①コンセプトGC‐PHEV
2013年の東京モーターショーで、次世代ラージSUVコンセプト『MITSUBISHI Concept GC-PHEV』が発表されました。
GCは“Grand Cruiser”の略で、PHEVは”プラグインハイブリッド電気自動車”を意味します。
このコンセプトが現時点でもっとも新型パジェロに昇華する可能性が高いとみられています。塊感と力強さを感じさせるボディは、まさにパジェロのDNAを色濃く受け継いでいる印象。
②GT‐PHEVコンセプト
2台目は、パリショー’16で公開された『MITSUBISHI GT-PHEV Concept』。いろいろな路面状況に対応する、次世代クロスオーバーSUVの最上級モデルに位置づけられるコンセプトです。
このGT-PHEVこそが次期パジェロのベースモデルという見方がある一方で、GC‐PHEVに比べてさらに大きいサイズであることから、新型パジェロのロングタイプを示唆するコンセプトではないかという予想もあります。
また、三菱は「デューククロス」というネーミングを特許出願しており、パジェロの派生モデル『パジェロ デューククロス』としてデビューするという話があります。確かにGT-PHEV は”クロスオーバーSUV”と紹介されているので、パジェロの正統進化版とはいいにくいです。しかし、派生版として登場させるなら辻褄はあいますね。
しかしながら、ショート&ロングにデューククロスが絡んでくるので、次期パジェロがどのようなラインナップになるのか正直予想するのが難しい状況ではあります。
進化したダイナミックシールドを採用
GT-PHEVコンセプトのデザインテーマに掲げられているのは、「機能に基づく美しさ」「可能性を拡張するデザイン」「ダイナミズムを刻むデザイン」「日本の匠の美しさ」の4点。
そしてフロントマスクには、人とクルマを守る機能を表現した「ダイナミックシールド」を採用しています。三菱がフロントデザインの基軸に据えているこの概念は、他社のデザインアイデンティティ統一の考え方とは異なり、より柔軟に、その車種に見合った機能美を追求するもの。
三菱のフラッグシップであるパジェロの次期型には、このダイナミックシールドをさらに進化させて採用するでしょう。
海外専売車「パジェロスポーツ」に導入済み

パジェロスポーツ(国内販売なし)
ダイナミックシールドは同社の「RVR」や「アウトランダー」などに採用されていますが、実は、2015年に発表され、海外向けに販売されている「パジェロスポーツ」に取り入れられています。
現代風のシャープな目つきと張り出したバンパー、それをぐるりと取り囲むシルバーパーツが特徴的。存在感とともに気品が感じられます。
ただ、先進的なデザインになりすぎても、男臭く無骨なパジェロの良さが薄れてしまうので、本家パジェロがいかに世代交代をおこなうのか注目したいところです。
新型パジェロのボディサイズ予想
お伝えしているとおり、現行型にはロング仕様とショート仕様があります。ここでは、ロングモデルとコンセプトGC‐PHEV、ライバル車種のボディサイズを比較してみました。
車名 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) |
パジェロ(ロング) | 4,900 | 1,875 | 1,870 |
ランクル・プラド | 4,825 | 1,885 | 1,835 |
コンセプトGC‐PHEV | 4,930 | 1,940 | 1,980 |
ランドクルーザー | 4,950 | 1,980 | 1,880 |
トヨタが初代ランドクルーザープラドを発売したとき、パジェロのサイズを参考にしたといわれています。そのため、パジェロとプラドを比べるとほぼおなじ大きさです。
次に「コンセプトGC‐PHEV」を見てみると、現行パジェロのロングよりかなり大きくなっていることが分かります。その幅は1,900mmを超え、高さも2m弱に。
コンセプトカーのサイズでそのまま市販化されることは少ないですが、仮に同じくらいの寸法だった場合、トヨタ・ランドクルーザーの超大型ボディに迫る大きさとなります。
新開発のPHEV&クリーンディーゼルを設定
新型パジェロの目玉はPHEV(プラグインハイブリッド)。
コンセプトカーの搭載システムがベースになる見込み。GT-PHEVコンセプトに採用するトリプルモーター方式の4WD・PHEVシステムは、発電性能や動力性能がアップした専用ガソリンエンジンを組み合わせることで、より力強く安定した走りを実現するとしています。
EV航続距離120km、総航続距離1,200km以上と発表されています。
エンジンは3.0リッターV6スーパーチャージャー。トランスミッションは8速多段オートマチックと予想。さらに、三菱自慢の車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載します。
また、新開発の3.2リッター直4クリーンディーゼルを設定する予定。
PHEVに抵抗がある人やトルクを求める人にも選択肢が与えられます。
「e-Assist」で安全性能が大幅アップ
予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」を搭載するのは間違いないでしょう。
e-Assistは、ミリ波レーダーとカメラによって安全で快適な運転をサポートする技術で、すでに三菱自動車のほとんどの車種に採用しています。
トヨタセーフティセンスやホンダセンシングなど、自動車メーカー各社が安全支援システムの標準装備化を進めているのと同じ流れですね。
主な機能
- 衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)
- 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City)
- 車線逸脱警報システム(LDW)
- レーダークルーズコントロールシステム(ACC)
- 誤発進抑制機能
- 誤発進抑制機能(前進&後退時)(UMS)
※搭載機能は車種によって異なります。
新型パジェロの予想価格
- PHEV:440〜600万円
- ディーゼル:380〜500万円
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