以前、当サイトではRX-9の開発が正式決定したことをお伝えしましたが、ついにテストカーとみられる車両が目撃されました。
そのテストカーや予想CG画像をご紹介しながら、RX-9のデザインやスペック、気になる価格から発売時期まで最新情報をお伝えします!
この記事の目次
マツダ・RX-9の開発にGOサイン

RX-VISION
ロータリーエンジン搭載車の復活については、噂が出ては消え、噂が出ては消え…と一喜一憂するサイクルに陥っていましたが、2015年の東京モーターショーで「RX-VISION」コンセプトが発表されてからはファンの期待が急上昇。
RX-7か?RX-9か?と予想が膨らむなか、2016年夏、マツダの役員会においてRX-9の開発にGOサインが出た!という情報が入ってきました。
一方で、マツダはコスト面を理由に、新たなスポーツカーの導入に否定的な姿勢を保持(表向きの対応と思われる)。やはり発売されないのか…という風潮になりかけていました。

VISION COUPE
そんななか、東京モーターショー2017で、RX-VISIONをより深化させたスタイリングの「VISION COUPE※」を披露。
※追記:クーペ仕様を設定する次期アテンザのベースという見方も。
さらに、次期RX-9のテストカーがスクープされた他、スワンウィングドアや新意匠のリアスポイラー、過給システムといったスポーツカーに関連する特許取得が判明するなど、ロータリー復活は”決定的”とみていい状況にあります。
RX-9の姿を初スクープ!?
ドイツ・ニュルブルクリンクの冬空の下、姿を現した1台のテストカー。カモフラージュ・ラッピングされていない車体をよく見てみると、あれあれ…?2012年まで生産されていたマツダ・RX-8ではありませんか。
実は、外見はRX-8そのままですが、ボンネットの中身は新開発ロータリーエンジンのSKYACTIV-Rを積んでおり、初期段階のテスト走行を目的としたメカニカル・プロトタイプとのこと。
RX-9はRX-8の後継車種といわれており、一番車格の近い車で試験をおこなっているというわけです。

ラジエーターグリル内に見える4本のホース
ラジエーターグリル内に錆びついた4本のホースがみえていますが、これはロータリーエンジンに送る空気が足りないことから、インタークーラーへのエア導入を目的に取り付けられたもの。

フロントバンパーは市販品
ちなみに、マツダのスポーツカーに詳しい人ならお気づきかもしれませんが、フロントバンパーは純正品ではなく市販品。
なんでも、このテストカーは日本で購入した格安中古車をベースに改造したものらしいです。試験用とはいえ、いちメーカーが市販中古車、ましてや社外品を取り付けている車を使うとは珍しいですね。
デザインは「RX-VISION」と「VISION COUPE」の融合?
注目のデザインですが、「RX-VISION」と「VISION COUPE」をかけ合わせたものになるでしょう。
SKYACTIV-Rを搭載したRX-VISIONは、全幅と全高こそコンセプト向けの規格となっていますが、RX-8とホイールベースが全く同じで、全長もほぼ同じ。
一方、2017年の東京モーターショーに展示されたVISION COUPEは、サイズの詳細は公表されていませんが全長5メートル近くといわれていて、横幅もかなり大きそうです。
つまりRX-9は、現実的なサイズ感のRX-VISIONと、4ドア仕様でより市販型に近づいたデザインと目されるVISION COUPE、それぞれからインスピレーションを得たデザインになるというわけです。
※単位:mm | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
RX-9(予想) | 4400 | 1860 | 1230 | 2700 |
RX-8 | 4435 | 1770 | 1340 | 2700 |
RX-7 | 4285 | 1760 | 1230 | 2425 |
RX-VISION | 4389 | 1925 | 1160 | 2700 |
VISION COUPE | 約5000 | 不明 | 不明 | 不明 |
全長はRX-8やRX-VISIONとほぼ同じ4,400mm前後になりそう。全幅はプレミアムスポーツカーだけに1,900mm以上になる可能性もありますが、実用性への配慮に期待を込めて1,860mmと予想しました。
全高はRX-7と同じくらいに抑え、流麗なグラマラスボディを引き立てるはず。
なお、車両重量は1300~1350kgと予想。
RX-VISION
VISION COUPE
斜め上に開く「スワンウイングドア」を採用か
マツダは米国USPTO(特許商標庁)にドアサポート構造に関する特許を申請しました。RX-9になるであろう新型スポーツカー用とみられます。
サイドドアが通常よりも5~15度上方に傾いて開くのが特徴。アストンマーチンが採用する「スワンウイングドア※」に似た構造です。無段階に開くことができると思われます。※白鳥が羽を拡げるような形をしていることから。
車高が低いスポーツカーでもドアを開く際に縁石等に当たる心配がなかったり、狭いスペースでも乗降りしやすいメリットがあります。それでいて、ガルウイングみたいなヤリ過ぎ感がなくスマートな印象です。
上の図を見ると、2ドアにしては少し短い気がします。アストンマーチン・ラピードのように4ドアとなるのか、それともロングノーズゆえ2ドアでも短めなのでしょうか。
RX-9の予想CGを入手
RX-VISIONのスタイリングを明瞭に反映し、メッキパーツを随所に採用しています。
次世代ロータリー「SKYACTIV-R」について
新たに開発を進めているロータリーエンジン「SKYACTIV-R(スカイアクティブ-アール)」を搭載します。
SKYACTIVの生みの親である人見氏は以前から、ディーゼルの「D」、ガソリンの「G」に次ぐ「R」の研究が行われていると明言していましたが、ついに本格的に商品化に向けて開発が進められています。
RX-9に搭載されるSKYACTIV-Rは、1.6L(800cc×2)2ローター・ヴァンケル型エンジンで、トリプル・ターボチャージャー(※)を組み合わせたものになる予定。最高出力は400馬力超えを目指しているようです。
2個のターボチャージャーに電動スーパーチャージャーを加えた3つの加給システムをもつのが特徴。マツダは2017年にアメリカで特許申請しています。
車両価格は800万円以上
800万円以上、もしかするとマツダ初の1000万円超えの可能性もあるとのこと。日産・GT-Rと同クラスです。なかなか一般人には手が出せない価格ですね…。
シャーシやエンジン等、ほとんどのパーツがRX-9専用となり、車重を抑えるためにアルミやカーボンなど高額な素材をふんだんに使うので致し方ないところです。
パーツを細かく見直すなど値段を少しでも下げようという動きもあるようですが、どうせ800万円前後になるなら、妥協のないフラッグシップスポーツを目指してほしいです。
発売は東京五輪イヤーが有力
2019年秋の東京モーターショーで量販モデルを世界初公開し、2020年前半に販売開始というスケジュールが有力です。
2020年はマツダの創立100周年をむかえる記念すべき年。また、東京オリンピックが開催され、日本中が活気づく年でもあります。重要な意味を持つタイミングで新たなシンボルとなるRX-9を掲げ、さらなる飛躍のステップにしたいと考えているはずです。
そして、大衆向けのRX-7も是非復活させてほしいですね。
新たな最新情報が入りましたら随時ご紹介していきます。お楽しみに!
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