ホンダのスポーツカー「S2000」の復活が以前から噂されてきましたが、市販化に向けて後継モデル(車名はZSXか)の開発が進められているようです。
手がかりとなる情報や画像も多く出てきており期待が高まっています。
今回は新型S2000のデザインやスペック、価格、発売日などを詳しくご紹介します!
この記事の目次
新型S2000の最新動向
まずはホンダ・S2000を簡単に紹介
S2000(エスにせん)は、本田技研工業の創立50周年記念として1999年に発売されたFRオープン2シーターのスポーツカー。
『S2(エスニ)』や『S2K(エスツーケー)』といった愛称で親しまれました。

ホンダ S2000(1999年-2009年)
オープンカーでありながら優れた運動性能を持ち合わせた高性能スポーツカーで、通常のクローズドカーと同等以上の剛性を確保。軽量ボディにハイパワーなエンジンを搭載していました。
デビュー当初は納品待ちになるほどの人気で、生産終了となった2009年までに世界累計11万台以上を販売。しかし、晩年は気軽に乗れるロードスターなどのライバルに徐々に人気を奪われ、販売台数は落ち込んでいきました。
新型は「ZSX」という車名で登場!?復活の噂を時系列でたどる

『スポーツ ビジョン グランツーリスモ』がZSX(S2000後継)か
生産終了後…ホンダは次期S2000の開発予定はないと否定。
2014年5月…米国の特許庁に謎のスポーツカーのデザインを登録。S2000の後継車ではないかと噂に。ホンダの本格スポーツカーNSXを引き合いに「ミニNSX」や「ベイビーNSX」などと呼ばれ注目を集める。
2016年5月…「2018年の創業70周年に合わせてS2000の後継スポーツカーを計画中」という情報が匿名で寄せられたとアメリカの自動車メディア『car and driver』が報じる。
2016年7月…ホンダは「ZSX」と言う車名を欧州連合知的財産庁(EUIPO)に商標登録。ミニNSXとの関連性を伺わせ、次期S2000はZSXと名乗り復活かと期待が高まる。
2017年11月…「グランツーリスモ」とのコラボレーションモデルとして『スポーツ ビジョン グランツーリスモ(上記画像)』を発表。ZSXとして市販化されるのではと憶測が広がる。※この後詳しくご紹介します!
スポーツビジョングランツーリスモがZSX(S2000後継)か
2017年11月9日、ドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモ』は、ホンダと共同開発したミッドシップスポーツカー『スポーツ ビジョン グランツーリスモ(Sports Vision Gran Turismo)』を発表。
これまで流出したイラスト・画像やNSXとよく似たデザインのため、ZSX(S2000後継)を示唆するモデルなのではと憶測が広がっています。
市販化までを見据えたモデルだとみる人もいる一方で、これまでの次期S2000を暗示させる情報はすべてこのゲーム用モデルのためだったのではという意見もあります。
確実な情報はリークされていませんが、是非とも市販化してほしいですね。
【画像で解説】スポーツ ビジョン グランツーリスモ
日米のデザイナーによって練り上げられたというデザイン。これぞスポーツカーという無駄を削ぎ落としたプロポーションです。
画像からも今すぐ走り出しそうな躍動感が伝わってきますね。
空力特性を意識したフロントノーズやバンパー、エアインテークの形状。原寸モデルを使った風洞テストをおこなったというエピソードからも本気度が伺えます。(やはり市販化が前提なのか!)
ボディサイドからみると、また違ったイメージです。
”流麗な面”と”主張の強いプラスライン”の融合がなんとも美しく、そして力強さを感じさせます。
細く独特なスポーク形状のホイールもかっこいい。
リアビューもNSXとよく似たスタイリング。
バンパーや左右に繋がるリアランプのデザインなどそっくりです。
スポーツ ビジョン グランツーリスモのスペック
全長 | 不明 |
全幅 | 不明 |
全高 | 不明 |
ホイールベース | 不明 |
車両重量 | 899kg(カーボンファイバー素材を多用) |
エンジン | 2.0L 直列4気筒ターボ+DOHCVTEC |
-レイアウト | ミッドシップ |
– 最大出力 | 410ps/7500rpm |
トランスミッション | 8速デュアルクラッチ |
【公式動画】走行シーンや開発秘話など
ZSX(S2000後継)の予想イラスト・CGを一挙ご紹介
次期S2000を予想したレンダリング・イラスト。
NSXというより、2015年から発売されている軽スポーツ「S660」と非常に良く似ています。しかし、ボンネットはS660より長くなり、フロントマスクもよりシャープな印象。
こちらはオープンタイプの予想CG。タイプR仕様になっています。
フロントマスクやリアはNSXにかなり近いです。最も現実的なデザインといえます。
先進性が出てきました。
ボンネットの形状など少しノッペリしていてスタイリッシュさに欠ける印象。
最後は最新の予想CG。
これまで入手した情報にNSXやスポーツビジョングランツーリスモのエッセンスを盛り込み作成。大胆にあしらわれたソリッドウィングフェイスが特徴的です。
筆者的にはスポーツビジョングランツーリスモに近いデザインで市販化してほしい…。
新型S2000のボディサイズ予想

▲先代S2000の寸法
車名 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
新型S2000(ZSX) | 4260 | 1835 | 1270 | 2590 |
先代S2000 | 4135 | 1750 | 1285 | 2400 |
マツダ・ロードスター | 3915 | 1735 | 1235 | 2310 |
トヨタ・86 | 4240 | 1775 | 1320 | 2570 |
日産・フェアレディZ | 4250 | 1845 | 1315 | 2550 |
先代に比べて一回り大きくなり、車高は少し低くなると予想。イメージとしては現行フェアレディZ(Z34)に近いサイズ感です。
近年はスポーツカーに限らずワイドボディ化が進んでいますが、新型S2000も車幅1800mmオーバーとなる可能性が高いです。個人的には1800mm以内に抑えてライトウェイトスポーツという枠組みで出してほしいのですが…。
駆動レイアウトはMR?FR?
駆動レイアウトは、新型NSXとスポーツビジョングランツーリスモがMRを採用していることから、ZSXも同様となる可能性が高いです。

ミッドシップレイアウトを採用するNSX
ちなみに、MRは「ミッドエンジン・リアドライブ」の略。その名のとおり車の中心にエンジンが配置されていて、駆動輪(エンジンからパワーをもらい動くタイヤ)は後輪になります。
一方で、先代のS2000と同じFR駆動(フロントエンジン・リアドライブ)になるという情報も。
駆動レイアウトによって車の性格は大きく変わるので気になるところです。
搭載パワートレイン
ライバルとなるロードスターよりもパワフルなエンジンを積む予定。
新型シビック・タイプRに搭載される「2.0リットル直列4気筒i-VTECターボ」を改良して搭載する見込みです。
最大出力はシビック・タイプRの310psから330psに引き上げられると想定。
また、400馬力のエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「Type R」の設定も検討されています。
ハイブリッドモデルは見送られる可能性が高いです。
価格予想

気になる価格は…
ZSXの価格は、以前日本で販売していた時と同水準の400万円前後という予想がひとつ。
一方で600万円を超えるという情報も。なかなか簡単に手がだせない領域です…。
S2000の純後継ではなく、「ミニNSX」もしくは「Baby NSX」として発売されるとなると確かに600~800万ほどの値段になりそうですね。
日本市場では、軽規格のS660と今後発売が噂されるS1000にまかせて、ZSXは海外市場の高級スポーツ需要に当て込もうという戦略をとっても不思議ではありません。
デザインやスペック同様、価格にも引き続き注目したいところです。
発売時期
前モデルがホンダの創業50周年記念として発売されたため、今回も70周年を迎える2018年に登場かと期待されましたが実現せず。
2019年こそと待ち焦がれていましたが、6月現在、開発に関する有力な情報は入手できていません。
この感じだと発売は早くても2020年になりそうです。
予想イラストやCGが数多く出回るなど注目度の高さが伺えるZSX(S2000)。今後も要チェックです!
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