セーフティアシスト機能が、全車種に装備された新型セレナ。これは嬉しい装備ですが、実はセレナの嬉しいは、装備だけではありません。
ミニバンクラス№1を誇る燃費です。でも実燃費はどのくらいなのでしょうか?詳しく調べてみました。
セレナの燃費はどれくらい?
現行モデルのセレナの燃費ですが、下記のようになります。
2WD→15.8km/L
2WD e-POWER →23.4km/L~26.2km/L
4WD→ 15.0km/L~15.8km/L
実燃費になると、上記より燃費が下がります。さらに燃費を考えて運転している人と、そうでない人でも燃費の差が出てきます。おおよそですが、下記のようになります。
e-POWER→17.0km/L~21.0km/L
e-POWERとは100%モーター駆動の、日産が開発した次世代の電動パワートレインです。
ミニバン1位の燃費を誇るセレナですが、実はこのe-POWERの燃費が№1となっています。確かに上記を見ただけでも、燃費の良さはうかがえます。
しかしながらカタログ燃費と実燃費の誤差と言うのは、必ずと言って良いくらい発生します。これはもう燃費検査の時の環境と、実際の公道での走行状態で変わるのは仕方がありません。
では実際に、その誤差はどの程度あるのでしょうか?検証してみたいと思います。さらに100%モーター駆動のe-POWERの驚くべき燃費も、探ってみたいと思います。
関連 日産新型セレナ|マイナーチェンジは2019年夏!!変更点はいかに!?
セレナのグレード別カタログ燃費
セレナには2WD・4WDとあります。さらに2WDにはe-POWERがあります。まずはカタログ燃費から見てゆきたいと思います。
グレード | 燃費 |
X | 15.8km/L |
XV | 16.6km/L |
G | 16.6km/L |
ハイウェイスター | 16.6km/L |
ハイウェイスターG | 16.6km/L |
ハイウェイスターV | 16.6km/L |
グレード | 燃費 |
X | 26.2km/L |
XV | 26.2km/L |
G | 26.2km/L |
ハイウェイスター | 26.2km/L |
ハイウェイスターG | 23.4km/L |
ハイウェイスターV | 26.2km/L |
グレード | 燃費 |
X | 15.8km/L |
XV | 15.0km/L |
G | 15.0km/L |
ハイウェイスター | 15.8km/L |
ハイウェイスターV | 15.0km/L |
このように表で表してみると、e-POWERの燃費が飛びぬけて良いのがわかります。このe-POWER他の車種でも展開がされており、日産の肝いりです。確かに燃費の良さは格別ですね。
しかしこのカタログ燃費は、JC08モードでの数値です。実際に公道を走った時に、これだけの燃費が出るかと言うのは、実際に乗っている人たちからの報告を見なくてはわかりません。
JC08モード
JC08モード、ずばり「ジェイシーゼロハチ」モードと読みます。1リットルの燃料で、どれだけ走れるかを計測します。そしてその数値は、国土交通省審査値としてカタログに表示されています。
実はこのJC08モード、実際にコースを走って計測された数値ではありません。屋内にてシャシーダイナモと言う測定器の上で、計測されます。この機械、ローラーが付いていてその上に車を乗せてタイヤを動かします。さしずめランニングマシーンのようなものでしょうか。
この際、エアコンなどはつけません。と言うよりも、ハンドル操作がありません。と言う事で私たちが公道で走る状況とは違うので、カタログ燃費と実燃費の誤差が生じるのは当たり前と言えば当たり前ですね。
セレナの実燃費は?
さて、セレナの実燃費ですが、ハッキリ言って良い印象がありません。探せば探すほど、燃費が悪いと言う口コミが出てきます。ミニバンクラス№1のはずなのに、とつい思ってしまいますがこれはやはりe-POWERの燃費が良いだけで、ガソリン車はあまり良くないのでしょうか?
口コミを少し調べると、確かに燃費はあまりよくありません。
①街乗り 7〜8km/l 高速 11km/l 燃費を考えての買い替え、向上無し。
②高速長距離で10km/L+α、市街地6km/L切ることも。燃費が悪い方だと思う。
③市街地走行でほぼ10km/L 高速走行時でも、スピードを出すと燃費は良くない。
④冬場とスピードを出すと悪いが、60km/h定速で走ると良い。
しかしです、燃費をとても意識した運転をした人の燃費が見つかりました。
アクセルを踏まずに、意識し続けると燃費が良くなるようです。道路状況もあるでしょうが、無駄にアクセルを踏まないと言うのは、燃費向上のためには必要不可欠な事のようです。
今回の結果を総合すると 市街走行は6~11km/L
さらに燃費を意識しての走行だと13.6km・Lまで伸びる 。
スピードを出しすぎると、燃費が悪くなるが一定速度を守れば伸びる。
e-POWERの実燃費
カタログ燃費では驚きの数字が出ている、e-POWERですが日産が力を入れ実際の所はどれくらいでしょうか?まずは燃費についての口コミを探っていたところ、とても興味深い口コミを見つけました。
e-POWERはアクセルワークに敏感なので、慣れるまで燃費向上しません。それでも春ごろエアコン使って、リッター15.8でしたね!e-POWERは走行条件によって、燃費の降り幅かなりあるので、どのようになるかわからないけど、下り坂が多くエアコン付けなけれぱ、カタログ燃費以上表示されます。短距離(3キロ以下)では ガソリン駆動のセレナと変わらないですね!
e-POWERは 他社ハイブリッドと違い運転手の技量と走行条件、乗り方で燃費の降り幅かなり多い車。
ただしセレナe-POWERは マナーモードがあるので、ある程度燃費差縮められます。
ミニバンクラス№1を誇るセレナの燃費は、間違いなくe-POWERの燃費なのですが何やら普通に走っていては燃費は良くならないのか?少し心配になる口コミですね。
Twitterでこれは多分、e-POWERだろうと思われるツイートがありました。
そして、こちらは間違いなくe-POWERの実燃費。凄いですね。
ミニバンクラスで、この燃費なら確かに良いですね。
そして最後にもうひとつ。この人のツイートしっかり見てくださいね。
この人が今回ツイートしたのは、e-POWERの燃費です。でも、実はこのセレナはこの方の車ではない?ようなのです。「我が家の」と言うくだりがあります。ハイブリッドにお乗りのようですが燃費は10km/Lのようです。
そうなんです!以前のハイブリッドでは、今回の新型e-POWERほどの燃費が出ないようです。まさに、恐るべしe-POWERですね。
口コミの方ですがこんな口コミを見つけました。
運転が好きと言うのもあり、運転が楽しい。以前のセレナよりも燃費が10もアップして、平均燃費が21km/L
と言う方もおられました。
e-POWERの燃費は17km/L~21km/L
e-POWERについてはこちらの記事でも詳細が見られます。合わせてご覧ください。
関連 【日産セレナe-POWER】発売日は2018年3月1日!専用デザインや燃費・価格を解説
セレナミニバン燃費№1のe-POWER
同じセレナでも、ガソリン車とe-POWERでは燃費の差は歴然です。しかしこのe-POWERは今までのハイブリットカーとは、また違う構造になっています。
e-POWERを少し探ってみたいと思います。
e-POWERの仕組み
まず、この図を見てください、これはe-POWERでアクセルペダルを踏んだ後の加速状態を表しています。
普通のミニバンだと、緩やかにそして徐々に加速されてゆくのですがe-POWERの場合はアクセルペダルを踏んだ瞬間から加速します。
こちらは電力と動力の流れを表している図です。(通常発進・走行時)
駆動用のバッテリーが充分あるときは、発電用のエンジンは停止されバッテリーで走行。アクセルを踏んだその時から、マックスの状態で走行してくれるんですね。
駆動用バッテリーが充分に充電されている状態
この場合は発電用のエンジンは停止、バッテリーで走行します。エンジンはOFFの状態です。
駆動用バッテリーの残量が少ない状態
発電用エンジンが稼働し、発電した電力を充電しながら走行すると言うシステム。エンジンがONの状態です。これは凄いですね。
電力フル電動供給の状態
急加速をしたい時や、登坂時がこれにあたります。発電機とバッテリーの両方から電力を供給し、一気に出力を高めます。エンジンはONの状態です。
駆動用バッテリーの残量が少ない状態
回生した電力を、今度はバッテリーに充電します。減速時にはエンジンを止めて、無駄なく回生発電した電力を充電します。この場合はエンジンはOFF状態です。
なんとも複雑かつ、効率よくできていますね。無駄なくエネルギーを消費する低燃費と言うのはエコなんだと、これを見ていると感じます。
e-POWERの運転
しくみはどうあれ、それを上手に使わなくては低燃費は実現しません。e-POWERは調べれば調べるほど、夏場のエアコン仕様で燃費が下がると見かけます。
しかし、いくら燃費の為とはいえエアコンなしで夏は走れません。困った!
そして、同じようにエアコン仕様で燃費が変わるとツイートがありました。
残念ながら、この方はその後のレポートがなかったのでこの後の経過報告がありませんが、エアコン使用時の燃費が悪いとの口コミは多数ありました。
エアコン使用時のe-POWERは燃費が良くない。
他に耳にするのは、高速走行時です。スピードが出ると燃費が悪いと言うのは、驚くほど多くの声が上がっていました。しかし、よく見ると「ある一定の速度」を超えると燃費が悪くなるそうです。何キロとは書かれていませんでしたが、高速でのスピードアップは低燃費につながりそうです。
ゆっくりと走る分には低燃費が実現されます。
山を上り下りしてkチア方のツイートがありました。これはちょっと面白いツイートです。
山を上り下りして、さらにこの19.0km/Lと言う燃費はかなり優秀ではないでしょうか。そし燃費を随時ツイートされている方を発見!その方の、燃費まとめツイートをご覧ください。
高速や山道での走行は、燃費が良い人と悪い人が極端。
e-POWERの燃費向上のために
運転が好きだから、または燃費を向上させるための工夫が好きだと言う方たちは高燃費を実現されています。
アクセルペダルの踏み方を工夫されたり、走行中は一定速度で走行するなど極力負荷を減らしての走行をされています。
燃費が良いからと言うだけで、普通のガソリン車のような走り方をするとハッキリ言って燃費は良くないようです。
燃費を楽しみながら、運転も楽しむ。そう言う方には、セレナe-POWERはイチオシの低燃費カーではないでしょうか。
いやいや、そんな工夫をするよりももっと楽に運転がしたいと言う方には、ハッキリ言って燃費の良さを実感していただくのは厳しい車かもしれません。それならば普通のガソリン車の方が、ストレスもなく運転が楽しめるかもしれませんね。
色々見てきまして、e-POWERの燃費 運転の仕方でこれだけ誤差が出てくるとミニバン1位の低燃費と言えども、厳しい物があるように思えます。
まとめ
- 新型セレナがミニバンクラス№1の燃費を記録しました。2019年8月現在(日産調べ)
- セレナにはガソリン車とe-POWERの2種類があります。
- e-POWERは100%モーター駆動、日産が誇るエンジンです。
- e-POWERは運転の仕方で燃費の差が出る。
- アクセルペダルの踏み方を工夫することで、燃費が変わる。
- 高速走行は、燃費が伸びないと言われているがこれも運転の仕方で大きく差が出る。
- 高速走行では、ある一定の速度に達すると燃費が悪くなる。ただし、この速度を公表する人はまだいない。
- 高速走行で低燃費を実感している人たちもたくさんいる。
沢山の口コミを探りながら、セレナの燃費を見てきましたが燃費の良さを実感できるのはe-POWERのみのように思えます。
しかも運転の仕方で、燃費の良さを実感できないと言うデメリットともいえる物があるのがわかりました。運転好きの方には、是非試していただきたい車だなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
車を買う時にそのまま販売店に車を売ると100%損します。
私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では88万円になりました。約60万GETしました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
詳しくはこちらで解説しています。ディーラーで働く友人に聞いたディープな値引きの裏情報などを暴露しています。実際に私がセレナを最大値引き額(50万円)を勝ち取った方法を無料公開中。
→絶対損しないリアルに使える裏知識を大公開
車値引き「限界額」を超えるコツ暴露
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
複数社からの買取査定の比較は必ず行わないと損します。
なぜなら、市場の競争の原理として
買取業者同士で勝負してもらうことで買取額が吊り上がるからです。一社だけに買取査定を依頼すると、比較する業者がいないので
必ず最安値の買取額を提示されます。必ずです。そうならないために一括査定を使います。
大手買取業者10社以上が勝手に競ってくれます。無料でその場で(スマホで)90秒で愛車の最高額がわかる!
[新登場]スマホで写真を撮るだけ??一瞬で高額査定!!電話営業一切なしで一括査定より速い!!あのDMMから新サービス!!
- 一括査定よりも早く相場が知れる!
- 面倒な電話も無し!
- ササッとお車査定!
- スマホで写真を撮るだけで買取相場がわかる!