スズキ新型ソリオ/バンディット 2018年7月20日発売!マイナーチェンジ新旧比較

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新型ソリオ/バンディット

スズキ『ソリオ』と『ソリオ バンディット』がマイナーチェンジ(仕様変更)をおこない、2018年7月20日(金)に発売されました。

最大のライバルであるトヨタ「ルーミー/タンク」の登場後も、根強い人気で健闘していたソリオですが、安全装備を中心にさらにパワーアップ!

その他、内外装デザインのブラッシュアップなど、マイナーチェンジでの変更点を詳しく解説します!

まずは少しだけスズキ・ソリオについてご紹介

スズキ・ソリオは1997年に「ワゴンRワイド」としてデビューしたトールワゴン型コンパクトカー。※三菱デリカD:2はOEM車

4代目となる現行モデルは2015年8月に登場しました。コンパクトかつ軽量なボディですが、2列シートのミニバンのような広い室内空間やスライドドアを備えています。

エンジンは1.2リッターで、通常のガソリン車のほかにマイルドハイブリッド車とハイブリッド車を用意。

テイストの異なるデザイン・装備の「ソリオ・バンディット」が設定されるなど、幅広い選択肢が人気の秘密です。

エクステリア(外形デザイン)の変更点

新型ソリオ

新型ソリオのフロントビュー

新型ソリオのフロントビュー

新型ソリオのリアビュー

新型ソリオのリアビュー

ソリオのエクステリアはミニバンをそのまま小さくしたようなスタイリング。フロントマスクも嫌味のないスタイリッシュなデザインで、評価を得ているのも頷けます。

そして今回のマイナーチェンジでは

  • フロントロアグリルにメッキ加飾追加
  • バックドアガーニッシュの意匠変更
  • 15インチアルミホイールの意匠変更(Gを除く)

といった変更が施されました。

[参考]改良前ソリオのエクステリア

[参考]改良前のエクステリア

改良前のフロントロアグリルは黒の樹脂製でしたが、新型は上部グリルとお揃いのメッキパーツに変更。存在感を高めました。

ロアグリルはブラックのほうがメリハリがあっていいのにな…と思いましたが、この後ご紹介するバンディットが逆にブラックを強調しているので、違いを演出するためだと思います。

新型ソリオ・バンディット

新型ソリオ・バンディットのフロントビュー

新型ソリオ・バンディットのフロントビュー

新型ソリオ・バンディットのリアビュー

新型ソリオ・バンディットのリアビュー

バンディットはソリオのヘッドライトやフロントグリル、バンパーなどを変更したカスタムモデルです。

今回のマイナーチェンジでは、

  • フロントバンパー、フロントグリルの造形変更
  • LEDフロントフォグランプに変更
  • バックドアガーニッシュの意匠変更
  • 15インチアルミホイールの意匠変更

を実施しました。

[参考]改良前のエクステリア

[参考]改良前のエクステリア

バンディットはメッキパーツを増やしてワイルドさを押し出してくるのかと予想していましたが、逆にロアグリルをブラックのワントーンに変更。

そのかわりバンパー形状を一新し、躍動感を表現しています。

新カラーラインナップ

新型ソリオのボディカラー[全9色]

新型ソリオのボディカラー[全9色]

  • ラッシュイエローメタリック(ZYK)※新色
  • クラレットレッドメタリック(ZNA)※新色
  • スピーディーブルーメタリック(ZWG)
  • ネオンブルーメタリック(ZWC)
  • ピュアホワイトパール(ZVR)
  • ミッドナイトバイオレットメタリック(ZVW)
  • クラッシーブラウンメタリック(ZVS)
  • スターシルバーメタリック(ZMU)
  • スーパーブラックパール(ZMV)

新型ソリオ・バンディットのボディカラー[全13色]

5種類のブラック2トーンルーフを設定

5種類のブラック2トーンルーフを設定

バンディットは標準8色のほかに、5パターンのブラック2トーンルーフを設定。

グッと引き締まって、かなり違った印象になりますね。

特にラッシュイエローメタリック(上記画像)は、鮮やかな黄色とのコントラストが明確に出ていて筆者イチオシ!

新型ソリオ・バンディットのボディカラー[全13色]

  • クラレットレッドメタリック ブラック2トーンルーフ(D1R)
  • ラッシュイエローメタリック ブラック2トーンルーフ(C7B)
  • スピーディーブルーメタリック ブラック2トーンルーフ(C7R)
  • ファーベントレッド ブラック2トーンルーフ(CFH)
  • プレミアムシルバーメタリック ブラック2トーンルーフ(CA3)

インテリア(室内デザイン)の変更点

新型ソリオ

新型ソリオの運転席まわり

新型ソリオの運転席まわり

新型ソリオの室内空間

新型ソリオの室内空間

ソリオのインテリアは質感が高く、評価を得ています。

後席は左右独立型で165mmのスライド量を確保。写真でもニースペースの広さが分かりますね。

またスライドドアを搭載していますが、前席を優先にした設計となっており、積載量や積載性に優れているのもポイント。

そして今回変更されたのは、

  • シート表皮、ドアトリム表皮
  • メーター盤面意匠変更(Gを除く)

の2点。予想どおり大きな変更はなく、細微な改良にとどまりました。

新型ソリオ・バンディット

新型ソリオ・バンディットの運転席まわり

新型ソリオ・バンディットの運転席まわり

新型ソリオ・バンディットの室内空間

新型ソリオ・バンディットの室内空間

バンディットもシート表皮やメーター盤面を変更。

改良前と同様に基本的なデザインやレイアウトは標準モデルと同じです。

ただインパネやダッシュボード、シートの色をブラックで統一し、差別化を図っています。

多彩なシートアレンジも魅力

ソリオのシートレイアウト(自転車) ソリオのシートレイアウト(長尺物)

荷室は大開口で床面が低く設計されているので荷物の積み下ろしさ◎

リアシートを前に倒すことで自転車も載せることができます。

さらに運転席、助手席も前後どちらにも倒すことができフルフラットも可能。上の画像のように長尺物も平行に近い状態で運ぶことができます。

ボディサイズ・室内寸法・重量など

スズキ・ソリオのサイズ

出典:suzuki.co.jp

※ソリオ HYBRID SZの数値
全長×全幅×全高 3,710×1,625×1,745mm
室内長×室内幅×室内高 2,515×1,420×1,360mm
ホイールベース 2,480mm
トレッド 前/後 1,435/1,440mm
最低地上高 140mm
車両重量 990kg
乗車定員 5人

安全システムを大幅拡充

①衝突被害軽減ブレーキに夜間の歩行者検知を追加

デュアルカメラブレーキサポートのイメージ

衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に、夜間の歩行者も検知する機能を追加。もっとも事故低減につながる重要なアップデートです。

さらに、先行車との車間距離を維持しながら自動で加減速する「アダプティブクルーズコントロール」や、対向車や前を走る車の状況に合わせてハイビームとロービームを自動切り替えする「ハイビームアシスト」を追加。運転手の負担を減らすとともに、より安全なドライビングをサポートします。

なおマイナーチェンジでは、赤外線レーザーと単眼カメラを併用する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」への変更も期待されましたが、”カメラブレーキ”のまま機能を拡充する結果となっています。

②クルマ後方への安全機能も充実

リヤパーキングセンサーモニター表示

リアバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで後方の障害物を認識。

4段階の警告音でぶつかりそうですよ!と知らせてくれます。さらに、いよいよ衝突しそうな場合は「後退時ブレーキサポート」が作動し、衝突回避や被害軽減を図ります。

その他、次の機能を追加。

  • 後方誤発進抑制機能
  • リヤパーキングセンサー
  • 360°対応の全方位モニター用カメラ
  • 左右確認サポート機能

最近、駐車場で小さなお子さんを轢いてしまうという痛ましい事故をニュースでよく目にします。安全システムに100%を求めてはいけませんが、今回ご紹介した機能があれば多くの惨事を防げたはず…。個人的には安全システムを理由にクルマを乗り換えてもいいレベルに到達していると思います。

③SRSカーテンエアバッグを装備

側面衝突時に頭部を守る「SRSカーテンエアバッグ」がついに装備されます。サイドウィンドウに飛び出るエアバッグです。

※ソリオ HYBRID MZ・HYBRID SZ/ソリオ バンディット 全グレードが対象

自動車事故対策機構がおこなったポールへの側面衝突実験では、カーテンエアバッグの有り無しで生死を明確に分ける結果が出ています。

横転した場合にも効果を発揮するカーテンエアバッグは、コスト的にも技術的にも敷居が高いわけではなく、なぜこれまで普及が遅れたのか不思議なくらい。

海外メーカーに遅れを取っていましたが、国内でもそろそろ標準装備義務化となるでしょう。

搭載エンジンや燃費に変更無し

ソリオのエンジンは3タイプ[ガソリン、マイルドハイブリッド、ハイブリッド]すべて、低回転域での力強さと優れた燃費性能を両立した「1.2リッター デュアルジェットエンジン(K12C型)」を採用しています。

マイルドハイブリッドは、上記エンジンに加えISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを搭載。モーターアシストでエンジンの負担を減らすことで、JC08モード燃費27.8 km/L(2WD車)の低燃費を実現しています。

一方、2016年11月に追加発売されたハイブリッドは、いわゆるストロング(本格)ハイブリッドと呼ばれるもの。発電もできる駆動用モーター(MGU)と伝達効率に優れた5速オートギアシフト(AGS)を組み合わせたパラレル方式のハイブリッドシステムを採用。軽量・コンパクトなシステムによりガソリン車と変わらない室内空間を実現しており、燃費はクラストップの32.0 km/Lを達成しています。

1.0L ブースタージェットエンジン追加の噂があったが…

ブースタージェットエンジン

今回のマイナーチェンジでは、スイフトやクロスビーに採用された「1.0リッター ブースタージェットエンジン(K10C型)」が導入されるという噂がありました。ですがお伝えのとおり実現していません。

関連 スズキから新型車XBEE(クロスビー)が登場。注目の新ジャンルワゴンを徹底解説!

ちなみにブースタージェットは、1.5リッター自然吸気エンジンに匹敵する高出力・高トルクの直噴ターボエンジンです。

ソリオはトールワゴンというキャラクター上、スイフトやクロスビーに比べるとターボエンジンを搭載する必要性が少ないです。ストロングハイブリッドもラインナップしていることやマイナーチェンジということを考慮すると、採用されないのも当然といえます。

もし採用された場合は、クロスビーと同様にブースタージェットエンジンとマイルドハイブリッドシステムが組み合わせられ、ハイブリッドは現行のデュアルジェットエンジンとのセットのままと予想されていました。

ドライブがもっと楽しくなる3つの改良

①気分はF1レーサー!?パドルシフトを採用

パドルシフト

ステアリング(ハンドル)を握ったまま指先でシフト操作ができる「パドルシフト」を搭載。オートマ車だけどマニュアル車のようにシフト操作できるというやつです。

登り坂でもう少し力強く登りたいときや、長い下り坂でエンジンブレーキを効かせたりするときに有効です。

それよりもF1レーサー気分を味わえるのが楽しいかも。ただ数回使うと飽きてしまう人が多いのも事実(笑)。

対応グレード:ソリオ HYBRID MZ・HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット

②エコモードスイッチをステアリングに移設

ハイブリッド車は、

  • 加速感のある走りが楽しめる[標準モード]
  • EV走行の割合が増えてエコ走行になる「エコモード」

2つの走行モードを自分で選択できます。

今回、そのモードを切り替える「エコモードスイッチ」がステアリングに移設しました。

快適性と安全性が向上します。

対応グレード:ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV

③助手席シートヒーターをハイブリッド車(2WD)にも装備

これまで4WD車に採用していた助手席シートヒーターを、ハイブリッド車(2WD車)にも搭載しました。

座面からダイレクトに伝わる温もりが、厳しい寒さのときにはとってもうれしい。

後席の足元に温風を送り込む「リヤヒーターダクト」や空調から出る空気を電気で温める「PTCヒーター」は前から備わっています。

対応グレード:ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV

新型のテレビCMがついに公開!

新型ソリオと新型ソリオバンディットがなかよく並んで登場。

「CHECK!NEW SOLIO」というメッセージから始まり、ソリオの良いところを明るい雰囲気で分かりやすく説明しています。男性のナレーターの声が親しみやすくていい感じ。「比べれば新型ソリオとバンディット、デビュー!」という文言で締めくくっています。

ぜひ一度ご覧あれ!

新型ソリオ・バンディットのライバルは

主要競合モデルとの比較表
車種名 JC08モード燃費 価格
新型ソリオ 22.0〜27.8 km/L 145~217万円
新型ソリオ バンディット 23.8〜27.8 km/L 194~216万円
トヨタ ルーミー/タンク 21.8〜24.6 km/L 146~200万円
日産 キューブ 19.0 km/L 162~203万円
ホンダ N-BOX 23.4〜27.0 km/L
138~188万円

最大のライバルとなるのはトヨタのルーミー/タンク(OEM車 ダイハツ・トール)。1000ccのノンターボとターボを用意しておりハイブリッドは設定なし。価格帯も燃費性能もソリオとよく似ていて比較するうえで悩ましいところです。内外装の見た目やフィーリングで選んでも後悔しないでしょう。

トヨタ タンク

トヨタ タンク

日産 キューブ

日産 キューブ

古株のキューブやクラス違いのN-BOXも検討候補に入れてもいいかもしれません。

ただ、キューブはすでに10年選手で流石に古さは隠せません。2019年には3列シートのコンパクトミニバンにフルモデルチェンジするという情報もあるので、キューブが好きだ!という人はもう少し待ってみるのも手です。

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