スズキ新型スペーシア/カスタム 2代目にフルモデルチェンジで一新。安全装備も大充実!

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スズキの主力車種「スペーシア」が2017年12月14日(木)にフルモデルチェンジを受け、発売されました。

これまで、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」など、同じ軽ハイトールワゴンのライバルたちに後塵を拝していた感のあったスペーシアですが、今回の全面改良で大きな進化を遂げており、一気に主役に躍り出そうな予感がします。

今回はそんな新型スペーシア/スペーシアカスタムについて詳しく解説していきます。

スペーシアがフルモデルチェンジで2代目へ

東京モーターショー2017で新型スペーシア初公開!

新型スペーシア

新型スペーシア

新型スペーシア カスタム

新型スペーシア カスタム

スズキは、平成29年10月27日(金)~11月5日(日)に開催された第45回東京モーターショー2017で、新型「スペーシア」と「スペーシアカスタム」のコンセプトモデルを公開。名前に”コンセプト”とついていますが、結果的に市販モデルと全く同じに見受けられます。

新型スペーシアは、「家族や仲間と楽しく使える軽ハイトワゴン」をテーマに開発され、「ワクワク」を表現したスペーシアと「圧倒的な迫力と存在感」を示したスペーシア カスタム、2つの個性的で対象的なデザインを採用しています。

内外装のデザインをこの後詳しく見ていきます。

それぞれのキャラクターがより強くなったエクステリア

新型スペーシアの外装

新型スペーシアのエクステリア(フロント) 新型スペーシアのエクステリア(フロント〜サイド) 新型スペーシアのエクステリア(サイド) 新型スペーシアのエクステリア(サイド〜リア) 新型スペーシアのエクステリア(リア)

先代スペーシアはパレットのDNAを受け継いだエクステリアとなっていて、メッキパーツの利用を控えた落ち着きのある雰囲気でした。悪くいうと少し地味かなという印象です。

一方、新型スペーシアは、全体的に可愛らしいキャラクターに振り切ったスタイルに刷新。ボディ形状からヘッドライト、フロントグリルに至るまでBOX(四角)調で統一していますが、角に丸みを持たせたデザインで柔らかさを演出しているのが分かります。

また、最近流行りのツートンカラー(屋根の色がボディ色と違う)を取り入れたり、軽スーパーハイトワゴンではなかなかみないルーフレールを取り付けるなど、キュートさだけでなくアクティブなイメージも盛り込まれています。

ダイハツの「ムーブ キャンバス」に似ている気もしますが、前モデルよりも個性があって良くなったのではないでしょうか。

新型スペーシアカスタムの外装

新型スペーシアカスタムのエクステリア(フロント) 新型スペーシアカスタムのエクステリア(フロント〜サイド) 新型スペーシアカスタムのエクステリア(サイド) 新型スペーシアカスタムのエクステリア(リア)

現行型に比べて、さらに押し出し感の強いデザインに生まれ変わっています。

エアロパーツやLEDヘッドランプ、大型フロントグリルやフォグランプ周りのメッキ加飾が圧倒的な存在感を与えていますね。専用アルミホイールもスポーティでかっこいいです。リアもメッキパーツが用いられたり、クリアタイプのコンビランプを採用するなど差別化を図っています。

こちらもツートンカラーですが、ブラック×ホワイトの組み合わせでクールに決まっています。もちろんルーフレールはありません。

しかしながら、全体的にノーマル版のスペーシアとあまりにも見た目が異なっていて、いい意味で違うクルマみたいです。

外観と一体感のあるインテリア

インテリアもそれぞれ見ていきましょう。

新型スペーシアの内装

新型スペーシアの運転席周り

新型スペーシアは”スーツケース”をモチーフにデザインされていますが、インテリアにも取り入れられています。

助手席側には、まさにスーツケースの見た目そのままの物置スペース&収納BOXが。財布やスマホ、ちょっとした弁当箱が置けるほどの広さがあります。これはかなり利便性が高そうです。インパネ周りも、角の取れた四角や丸型で構成されていて、なんともいえないレトロな雰囲気があります。

ブラック内装が基本となりますが、「HYBRID X」グレードには、明るく広々とした雰囲気のベージュ内装も選択可能となっています(上記画像)。

新型スペーシアの後部座席 新型スペーシアの足元スペース

最近の軽ハイトワゴンは本当に室内が広いですが、実際に座ってみて改めて実感しました。後部座席のシートを一番後ろまで下げると、身長177cmの筆者が座っても膝前20cm以上は余裕であります。

後席はもちろんスライドドアです。ピラーに吊り手がついていて、お子さんや高齢の方への配慮もばっちり。

新型スペーシアカスタムの内装

新型スペーシアカスタムの運転席周り新型スペーシアカスタムの後部座席

内装の造形はノーマルモデルと同じですが、全体をブラックで統一したことで、がらっと違う雰囲気を演出しています。

シートの赤いステッチがいいアクセントになっていますね。

新型スペーシアカスタムのリアシートテーブル

後部座席には、折りたたみ式のリアシートテーブルが装備されています。

あまり面積は広くありませんが、ハンバーガーとポテト、ジュースなど、ちょっとした軽食をとる時には助かりそうです。

次世代プラットフォーム「ハーテクト」を採用

新型スペーシアには、既にアルトに採用されている次世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。

軽量化と同時に剛性も高められ、防音材や遮音材を最適に配置することで静粛性も向上しています。

全車にマイルドハイブリッド搭載

発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車に搭載しました。

高出力化したISG(モーター機能付発電機)と大容量化したリチウムイオンバッテリーにより、モーターによるクリープ走行や幅広い速度域でのエンジンアシストが可能に。JC08モード燃費は30.0km/L(HYBRID G FF車)を達成しています。※実用域重視のためカタログ燃費値は先代の32.0km/Lを下回る。

なお先代同様、カスタムにはターボモデルが設定されています。

初搭載まんさいの充実安全装備!

単眼カメラ+レーザーレーダー認識イメージ

単眼カメラ+レーザーレーダー認識イメージ 出典:suzuki.co.jp

先代モデルでは、衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」がメーカーオプションで設定可能でした。これは、搭載した2つのカメラによって歩行者やクルマを検知し、警報を鳴らしたり衝突回避を支援してくれる機能です。

もともと安全性能に定評のあるスズキですが、今回のフルモデルチェンジでは、より進化した「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載。デュアルセンサーブレーキサポートは、単眼カメラとレーザーレーダーによって周囲の状況を認識するシステムで、既に、新型ワゴンRやスイフトに採用されています。

また、リアバンパー内に装備した4つの超音波センサーによってクルマ後方にある障害物を認識し、危険と判断した場合に自動でブレーキを作動することで、バック時の衝突を防いだり被害軽減を図る「後退時ブレーキサポート」が軽自動車で初めて採用されました。あわせて、後方誤発進抑制機能とリヤパーキングセンサーも搭載しています。

さらには、フロントガラスに様々な情報を投影する「ヘッドアップディスプレイ」と周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」も軽自動車で初採用するなど、最新の安全技術が惜しげもなく投入されています。

その他の安全機能

  • 誤発進抑制機能
  • 車線逸脱警報機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • ハイビームアシスト

※全方位モニター用カメラパッケージ装着車には、スズキで初となる「標識認識機能[進入禁止]」が搭載されます。

グレード・販売価格表

タイプ グレード 駆動 JC08モード燃費 エコカー減税
(取得税/重量税)
価格
(税込み)
スペーシア HYBRID G 2WD 30.0 km/L 60%/75% 1,333,800円
4WD 26.4 km/L 40%/50% 1,454,760円
HYBRID X 2WD 28.2 km/L 1,468,800円
4WD 26.4 km/L 1,589,760円
スペーシア
カスタム
HYBRID GS 2WD 28.2 km/L 40%/50% 1,576,800円
4WD 26.4 km/L 1,697,760円
HYBRID XS 2WD 28.2 km/L 1,690,200円
4WD 26.4 km/L 1,811,160円
HYBRID XSターボ 2WD 25.6 km/L 20%/25% 1,787,400円
4WD 24.0 km/L 1,908,360円

12月14日発売済 納期状況は

12月25日にリリースされた新型車「クロスビー」と発売時期を少しずらすため、新型スペーシアは2018年初頭に発売かと予想されていましたが、逆にクロスビーより早く発売されることとなりました。年始の初売りに間に合わせた形でしょう。

なお、気になる納期状況ですが、生産台数に余裕を持たせていることから特に遅れなどは生じていないようです。ただし、販売店やグレードによって多少異なる可能性があるので、詳しくはお近くのディーラーに確認してください。

[参考]先代スペーシアはどんな車?

2013年3月に発売開始

初代スペーシア

初代スペーシア

初代スペーシアカスタム

初代スペーシアカスタム

スズキ「スペーシア(Spacia)」は、2013年3月15日に発売された軽スーパーハイトワゴン。スポーティモデルの「スペーシア カスタム」も設定されています。

車名の由来は「空間」を意味するスペース(Space)から。広い室内空間を連想できるようネーミングされました。なお、マツダ「フレアワゴン」はスペーシアの姉妹車です。いわゆるOEM提供車ですね。

2008年に登場したパレットの実質後継モデルにあたりますが、1代限りでスペーシアに移行した背景には、室内の広さや燃費性能などが著しく進化したことや、売れ行きが伸び悩んだパレットのイメージを刷新する目的がありました。とはいえ、プラットフォームやスライドドアなど基本設計は継承されています。最大の特徴はJC08モードで29km/Lを実現した、発売当時クラストップの低燃費性能です。

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