ダイハツの軽トールワゴン『タント』と『タントカスタム』が新型にフルモデルチェンジします。
6月上旬に見積もり&先行予約を開始し、発売日は7月上旬を予定しています。
使い勝手や安全性能が驚くほど向上する新型タント。現在分かっている最新情報をまとめてご紹介します!
この記事の目次
東京ショー’17で新型タントのコンセプトモデルが登場

DN U-SPACE
ダイハツは第45回東京モーターショー2017で、コンセプトカー『DN U-SPACE(ディーエヌ ユー スペース)』を初公開しました。
子育て世代の忙しいママを支える、モアスペース系軽自動車の可能性をさらに追求したコンセプトです。
車名や説明文に”タント”の名前は出てきませんが、新型タントを暗示するモデルであることは明らかです。
※この後外内装デザインをたっぷりご紹介!
新開発プラットフォーム「DNGA」を初採用
フルモデルチェンジに伴い、新開発プラットフォームDNGAをダイハツ車で初採用します。
17年に全面改良したミライースが採用第一弾となる見通しでしたが適用を見送られました。
DNGAは「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」の略で、新たな車両設計・開発手法の総称。親会社のトヨタが開発したTNGAのダイハツバージョンです。
メリットは軽量化や高剛性化を図ることで、走行性能や快適性、安全性が飛躍的に向上すること。低床化にも貢献して、乗り降りしやすさや車内スペースの広さが増します。
新型タントの外装をチェック!
先程ご紹介した「DN U-SPACE」がベースモデルになります。スタイリングを見てわかるとおり、現行型(2003年11月-)からキープコンセプトです。
ですが、平行基調で縦幅の狭いヘッドライト&テールランプなど、全体的に初代モデルに似たデザインです。
ムーヴキャンバスがぱっちりお目々の可愛らしいヘッドランプで登場したので、差別化のため原点回帰するのでしょう。
運転席と助手席の窓が下方にえぐれた形状になっていて、広い視野を確保します。
スポーティで迫力あるエクステリアの「タントカスタム」も引き続き設定。メッキパーツを多様したフロントグリルやバンパーを採用し、ワイルドな見た目を際立たせてくるでしょう。
DN U-SPACEは現行型と同様センターピラーレスのパワーアシスト付きスライドドアを搭載していますが、さらにフロントドアも前方にスライドする仕様です。抜群の開放感ですが市販モデルには反映しません。
なお、ボディカラーは新色が多数ラインナップします。
【参考】現行モデルの外装

標準モデル

カスタム
当初は2015年の東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「HINATA(ヒナタ)」が次期タントではないかと噂されていましたが、結局は「ムーブキャンバス」のベースモデルでした。

コンセプトカー「HINATA」

ムーブキャンバス
新型タントの内装は、さらに使い勝手が向上
タントは軽自動車の規格ぎりぎりで開発されたクルマなので、キャビン(室内空間)がとても広いです。
また、前席ドアと後席スライドドアの間がピラーレスになっている「ミラクルオープンドア」も魅力。小さな子供からお年寄りまで乗り降りしやすくなっています。
次期型もこれらの特徴を引き継ぎます!
さらに、
- 多彩なシートアレンジ
- 段差のないフロアフラット
- 飲み物や汚れをはじく撥水シート
など、子育て中のファミリーにうれしい機能も継続装備。
現在も助手席を前にスライドさせればベビーカーを折りたたまずに載せることができます。
さらに新型は、コンセプトのように助手席にチップアップ機能(前方にはね上げて寄せる)をもたせて、運転席から後席へとウォークスルーができるようになります。
スライドドア側から運転席に乗り込むこともできます。
名称は「ミラクルアクセス」。超便利!
また、新型N-BOXが採用する「スライドドア・ハンズフリー機能」の搭載に期待。
足を車体の下にかざすだけで、ドアノブに手を触れなくても開閉できる仕組みです。両手いっぱいに荷物を抱えているときの救世主。特に毎日買い物をする主婦の方にぴったりの機能です。(今のところ実装されるか未確認)
さらに、現行モデルにはスライドドアが閉じている途中に施錠をリクエストできる予約ロック機能がついていますが、新型にはスマートキーを操作しなくてもドアハンドルのタッチセンサーに触れるだけで予約ができる「タッチ&ゴーロック」を装備します。
この他にも小物収納系の見直しなど、さらに細部まで利便性にこだわってくるはず!
【予想】ボディサイズ・室内寸法など
全長×全幅×全高:3395×1475×1750mm
室内長×室内幅×室内高:2205×1350×1375mm
ホイールベース:2500mm
車両重量:900kg
乗車定員:4名
新型タントのグレード&価格
現行と同じく、標準仕様の「タント」とエアロ仕様の「タント・カスタム」を設定します。
それぞれの上位グレードはターボエンジンを搭載し、それ以外はNAエンジンを搭載します。また、全グレードに2WDと4WDを設定します。
価格は今のところ不明。多少値上げするようです。
2位:カスタムRSトップエディションSAⅢ(175万円)
3位:カスタムXトップエディションSAⅢ(165.2万円)
エンジン&燃費|ハイブリッドは採用せず
新型も従来モデルと同じく、自然呼気エンジンとターボエンジンをラインナップします。ターボのほうが加速やパワーに優れている分、環境性能は劣ります。
燃費はほぼ現状維持となる見込み。ダイハツはミライースをフルモデルチェンジした際、燃費を最優先に追い求めるのではなく、低価格で安全な軽自動車を提供する方針に切り替えてきました。タントもその流れを受け継ぎます。
なお、トヨタからハイブリッドシステムの提供を受けるという噂がありましたが、採用しません。スズキが得意とするマイルドハイブリッドではなくストロングハイブリッドと呼ばれる本格的なものです。価格が高くなってしまうので蛇足でしょう。
車種名 | 発売日 | カタログ燃費 JC08モード(最高値) |
現行タント | 2013年10月 | 28.0 km/L |
ホンダ・N-BOX | 2017年08月 | 27.0 km/L |
スズキ・スペーシア | 2017年12月 | 30.0 km/L |
軽スーパーハイトワゴンは強力なライバルがひしめき合う市場。燃費においてはスペーシアが唯一30.0km/Lの大台にのせています。
新世代スマートアシストで安全性大幅アップ!

日産のプロパイロット・パーキング(↑イメージ)と同じ機能を搭載か
現行モデルも最新の安全支援システム「スマートアシストIII」を装備していましたが、新型タントには多くの新機能を追加した新世代バージョンを搭載します。
名称も「スマートアシストⅣ(スマアシ4)」に変わる可能性あり。
▼主な新機能
レーン・キープ・コントロール(LKC)
車線維持支援機能。はみ出しそうになると警告だけでなくハンドルを戻すような制御がかかります。
アダプティブ・クルーズ・コントロール(名称はスマートクルーズか)
高速道路と自動車専用道路で前を走る車と車間距離を一定に保ちつつ定速走行してくれます。
スマートパノラマ・パーキングアシスト
日産のプロパイロット・パーキングのように、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキを駐車が完了するまで全て自動制御して、運転者をサポートしてくれるものと思われます。
飛躍的に安全&快適性が向上します。
どれも注目ですが、自動で駐車してくれる機能は特にすごいですね!軽自動車で初採用です。
新型タントの見積もり/先行予約・発売日・納期について
当初、2019年5月20日(月)以降とお伝えしていた見積もり&先行予約ですが、2019年6月上旬にスタートします(某ディーラー情報。すでに営業用資料も届いてる)
ここで価格やグレードごとの標準装備内容、メーカーオプション等が明らかになります。プレカタログの配布にも期待。
発売日は約1ヶ月後の7月上旬となる見通しです。
なお、日刊工業新聞(2019/5/21付け)では、7月から滋賀県竜王町の滋賀工場で量産し、市場投入は8月を予定と報じています。
最短の納車時期は8月以降になりそうです。
フルモデルチェンジ後の値引き相場
これはどの車種もそうですがニューモデルの値引きは渋いです。
特に先行予約だと3〜5万円が相場でしょう。10万円引き出せれば御の字。もちろん、ディーラーオプションの総額や下取りの有無によっても前後します。
最大限頑張るなら、競合車との相見積を取り、系列が異なる販売店も念の為まわることをおすすめします。
ライバルの動向もチェック!
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ダイハツ 新型車・モデルチェンジ情報まとめ【2019-2020】
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