車のタイヤの空気圧|適正値の目安やセルフの入れ方|低いor高いとどうなる?

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タイヤの空気圧

タイヤは車を走らせたり、路面の状況をドライバーに伝える重要なパーツです。

しかし、材質がゴムなのでとてもデリケート。定期的なメンテナンスが必要です。

特に空気圧が適正でないと、タイヤが早く傷んだり、走行中に突然バースト(破裂)を起こすなど大きな事故につながることがあります。

適正値の目安、車種ごとの指定空気圧の調べ方、セルフでの入れ方などを解説します。

タイヤの空気圧|適正じゃないとどうなる?

それぞれのタイヤには必要な空気量が定められています。

不足しても、多すぎてもダメ!

タイヤ本来の性能を発揮することができず、さまざまな影響を及ぼします。

タイヤの空気圧が”低い”場合

・車の揺れやハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる

・両肩部分だけがすり減りやすくなり、タイヤの寿命が短くなる

・段差を乗り上げる時などの衝撃でコード切れを起こしやすい

・たわみが増えて摩擦が大きくなるため、発熱量が過度になり損傷につながる。最悪バーストの危険性も

・コーナーリングパワー(CP)が小さくなる

・転がり抵抗が増すので燃費が悪くなる

タイヤの空気圧が”高い”場合

・路面の段差などの衝撃が伝わりやすくなり、乗り心地が悪くなる

・中央部分だけがすり減りやすくなり、タイヤの寿命が短くなる

・カット傷やコード切れなどを受けやすくなり、バーストの可能性も

・コーナーリングパワー(CP)が大きくなる

・燃費が向上することがある

空気を入れて1か月で10%も抜ける!

タイヤは自然に空気が抜けていく

タイヤに特に問題がなくても、中の空気は自然と抜けていきます。

特に空気を充填してからの1か月は空気圧が低下しやすく、最大10%も減少します。

少し驚きですよね。調査によると約4割のクルマが空気圧不足で走っているとか…。

そのため、1か月に一度、空気圧のチェックをおこなうのが理想です。

少なくとも、2~3か月に1回は点検と充填をするようにしましょう

特に旅行等で遠出する場合や高速道路を走る前は、クルマ全体の点検も兼ねて整備してもらうと安心です。

関連 タイヤがバーストしたらどう対処すべき?原因や前兆を知ってしっかり予防も!

適正な空気圧の調べ方

空気圧の調整をディーラーやカー用品店などに任せている方がほとんどでしょう。

無料のお店もありますし、プロに任せたほうが確実・安全ですからね。

しかし今回は、自分で点検&充填する方法を紹介したいと思います。

まずは、適正な空気圧を調べましょう。

車種ごとに指定空気圧を定めている

実はタイヤの種類やサイズが同じでも、装着する車によって適切な空気圧が異なります。

自動車メーカーによって決められていて、「指定空気圧」といいます。

指定空気圧の掲載箇所

指定空気圧は、運転席のドアを開けたところに書いてあるので、すぐ見つけられるはず。車の取扱説明書(オーナーズマニュアル)にも記載してします。

空気圧の単位は「kPa(キロパスカル)」で表示します。※上画像の例:250kPa

なお【適正値の目安】は、車種によって違うので容易にお伝えできません。

参考値としては、210~270kPaに収まることがほとんどです。

※前輪と後輪で指定空気圧が異なる場合があります。
※インチアップするなど純正タイヤサイズ以外の場合は、タイヤメーカーや販売店に要確認。

スタッドレスタイヤの場合は?

スタッドレス(冬タイヤ)も、クルマごとの指定空気圧に合わせると性能を最大限発揮できるよう設計されています。標準タイヤと同じサイズの場合はいつも通りで大丈夫です!

関連 スタッドレスタイヤの寿命の目安|見分け方と長持ちさせる秘訣

空気圧の点検方法と入れ方

1. 今のタイヤの空気圧をチェックする

点検には「エアゲージ」を使用します。

1,000円前後で購入できるので、1つ持っていると安心です。

エアタンク型の空気充填機の場合は、エアゲージと充填機がひとつになっているので、空気圧をチェックした後、そのまま空気を入れることができます。

タイヤの空気圧チェック

まずはエアバルブのキャップを外します。

次にホースの先をエアバルブに押し当てて測定します。隙間ができないように正しく押し当てないと空気が抜けてしまうので注意しましょう。

測定した空気圧と指定空気圧に開きがある場合は、調整する必要があります。

MEMO応急用のスペアタイヤも定期的に点検しましょう。

2. 空気を入れる

タイヤ専門店やガソリンスタンド(セルフ)などでは、空気入れ用の機器を無料で自由に使えるところが多くあります。

充填機には主に3つのタイプがあります。

①エアタンク型

エアタンク型空気充填機

エアタンク型は持ち運びができる比較的小型なタイプ。

空気圧を測定したあと、そのまま充填できます。

「空気を入れる」ボタンと「空気を抜く」ボタンがあるので、それらを操作して指定空気圧になるまで調整します。

最後にエアバルブのキャップを忘れず取り付けたら完了です。

②据え置き型(デジタル式)の場合

据え置き型(デジタル式)空気入れ

据え置き型は地面に固定されているタイプなので、機械の近くに車を移動します。

空気を入れる前の空気圧を知ることはできませんが、デジタル表示を指定空気圧の数値に合わせるだけで、自動的に充填・調整してくれます。

完了したら終了表示が出ます。

③据え置き型(ダイヤル式)の場合

据え置き型(ダイヤル式)空気入れ

同じ据え置き型でもダイヤル式のタイプ。

メーター横にあるダイヤルを回して、メーターの針を指定値に合わせます。

その後、ホースの先をエアバルブに押し当てると空気が注入され音がなります。

音が鳴りやんだら調整完了です。

なお、デジタル式据え置き型と同じく、現在の空気圧を調べることはできません。

ちっそガスを入れると抜けにくいって本当!?

⇒本当です!空気圧の減少を抑える性質があります。

その他にも、タイヤの寿命が伸びたり静粛性が向上するなど、いろいろなメリットがあるといわれています。

↓の記事で長所・短所や窒素の入れ方を詳しく紹介しています。

関連 タイヤに窒素を入れる効果とは?メリット・デメリットや充填する方法

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