新古車や未使用車とはどんな車かご存知でしょうか?
訳アリで怪しげなイメージを持つかもしれませんが、知れば知るほどお得でメリットがたくさんあるんです。最近では新古車の専門店があるほど人気が高まっています。
新古車や未使用車とは一体何なのか。メリット・デメリットや購入する際の注意点などご紹介していきます。
新古車(未使用車)とは
新車を購入した際はナンバー登録(名義登録)を行います。
新古車とは、ナンバー登録は既にされているもののまだ一般ユーザーの手に渡っておらず、使用していない状態の車のことをいいます。
ナンバープレートがついた時点で法律的には中古車扱いとなりますが、実際に乗られていないので車のコンディションは新車と同様でとても綺麗です。
また、新古車は、
- 登録してから数か月程度しかたっていない
- 走行距離は販売店へ移動させた数十キロだけ
といったケースがほとんど。
このように、新品同様の車を新車よりもかなり安く購入できるので、最近は狙い目の車として人気が高まっています。
新古車と未使用車の違い
実は新古車も未使用車も意味は全く同じです。
現在は、新古車という呼び方が消費者を混乱させるおそれがあることから、公正取引協会が新古車という呼び方を禁止しています。
そのため、ディーラーや中古車販売店では「未使用車」という呼び名で統一されています。確かに「新古」という言葉は、新しいのか古いのか矛盾していて分かりずらいですよね。
また、新古車や未使用車のほかにも「登録済未使用車」や「ナンバー落ち」と販売表示する場合もあります。これらも全て同じ意味です。
なぜ新古車は存在する?
新古車が生まれる理由は主に2つあります。
①ディーラーがノルマ達成のために自社購入
新古車のほとんどがこの理由で誕生します。
新車を販売しているのは自動車メーカー系列の販売ディーラーですが、各メーカーからディーラーに対して必ずノルマが与えられます。言わば、今月100台売りなさいといった売上目標です。
何かを売る仕事をしている人にとって当たり前のノルマ(目標)ですが、自動車メーカー間の競争が激化していることから、カーディーラーのノルマは特に厳しいことで有名です。
こうしたノルマ達成へのプレッシャーから、目標に足りない台数分を自社で購入して補っているのです。
また、販売奨励金制度もディーラーの自社購入を大量に促す理由です。販売奨励金とはインセンティブのことで、今月100台売ったら300万円のボーナスをあげるよといったようなもの。販売台数アップのためにメーカーが設定しています。
例えば、目標まであと2台というときに自社名義で2台購入し、その後自社の展示場に未使用車として並べたり、中古車販売店に流す(売却)といった流れです。
ノルマが達成できて、販売奨励金のおかげで最終的にはプラスになるというわけです。
また、なかには営業マン個人のノルマ達成のために自ら購入する場合もあるようです。
②車の引き渡し前にお客様都合でキャンセル
新車登録後に何らかの理由で購入がキャンセルになった場合です。もちろん新古車はお客様に納車される前のキャンセルに限ります。
特に、ローンの審査が通らなかったなど金銭に関する理由が多いようです。
展示車や試乗車は新古車と同じ?
あやふやになりがちですが、展示車や試乗車は新古車のうちには入りません。
①展示車
展示車はディーラーのショールームなどに置かれている車のこと。まだナンバー登録していない状態なので新車扱いになります。
展示車なので、いろいろなお客様がボディを触ったり、実際に運転席や後部座席に乗ったりします。お店の規模や車種にもよりますが、数百~数万人の方が触れることになるでしょう。細かい傷や汚れなどが付着していることもあります。
そのため、お客様に展示車であることを説明したうえで、割引して販売することが多いです。
しかし、お店によっては展示車であることを伝えずに販売し、購入後にトラブルになるケースもあるようです。法律的には展示車であることを伝える義務はありませんが、高い買い物だけにしっかり説明してほしいものです。心配な方はセールス担当に展示車でないか確認したり、納車後の車の状態を細かくチェックするようにしましょう。
②試乗車
試乗車は不特定多数の方が実際に運転し、走行距離は数千キロになることが多いです。
公道を走行するのでナンバー登録は既にされていますが、試乗車を新古車として販売することは基本的にはありません。
中古車として販売されることになります。
新古車が多い車種とは
新古車が多いのは、軽自動車と人気車です。
軽自動車は名義変更が簡単なので新古車として市場に多く出回ります。
また、人気のある車のほうが新古車としてもすぐ売れやすいので、売れ筋の人気車が多くなります。
新古車のメリット
・新品同様の車を新車よりも安く購入できる。
・次の車検まで長い期間残っている。
・自動車重量税も支払い不要。
・4/1以降に登録された場合、その年の自動車税を払わなくていい。
・メーカー保証も受けられる。
・新車よりも納期が早い。
やはり一番のメリットは金銭面です。
車体を安く購入できるだけでなく、自動車重量税や自動車税の支払いも済んでいるので出費を抑えることができます。
さらに、ナンバー登録時に車検を通しているので、3年近く車検が残っていることがほとんど。これも大きなメリットですね。
また、新古車の場合でも保証継承手続きを行えば、メーカー保証を受けられるので安心です。
新古車のデメリット
・車種の選択肢が少ない。
・カラーやオプションの選択ができない。
・ワンオーナーにならない。
好きな車種やカラーの新古車在庫がないと購入することができません。ですが、人気車や軽自動車は新古車が出回りやすいので狙い目です。
オプションが選択できないのもなかなか痛いポイント。しかし、購入時に追加できる場合もあるのであきらめずに確認してみることをおすすめします。
また、新古車のデメリットとしてワンオーナーにならないということがあります。最初にディーラー名義で登録されているので、2人目のオーナーということになります。気持ち的な面でどうしてもファーストオーナーがいい人はやめておいたほうがいいでしょう。
新古車を購入する際の注意点
人気の車種はすぐ売り切れる
新古車は新車と変わらないクオリティの車を買えるとあって人気があります。特に人気の車種はすぐに売り切れてしまいます。
新古車での購入を考えている人は、ディーラーや中古車販売店にこまめに通ったり、インターネットでチェックするのがおすすめです。
新車と値段が変わらない場合がある
基本的には新車よりも新古車のほうが断然安いのは間違いありません。
ですが、新古車は人気があり需要が高いので、強気で高めの価格に設定している場合があります。
さらに、新車の場合は決算前やモデルチェンジ前などに大幅に値引きをしてくれたり、無料でカーナビなどのオプションをつけてくれたりと頑張ってくれるケースもあります。
そのため、結局トータルすると、新車と新古車の値段がそれほど変わらない場合もあるのです。
後から後悔しないように、新古車と新車それぞれ交渉や支払総額の見積もりを行い、しっかり比較・検討したうえで購入するようにしましょう。
登録から時間が経っている場合がある
ほとんどの場合は新車登録してから数か月以内のものが多いと思いますが、なかには1年以上在庫だった場合などもあります。
保管状況によっては傷や汚れなどが目立つ場合もありますし、車検の残り期間も短くなっています。
購入時は車の状態をしっかり確認するだけでなく、登録年月日も確認したほうがいいです。
リセールバリューが安くなりやすい
安く売られた新古車はリセールバリューも安くなりやすいです。もちろん売る時の車の状態にもよりますが、ワンオーナーでない時点で安く査定されるのは当然です。
乗りつぶすつもりなら問題ありませんが、数年で乗り換える前提の人は、新車で購入したほうがお得になる場合もあるので見極めが重要です。
車を買う時にそのまま販売店に車を売ると100%損します。
私の場合、車販売店ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では88万円になりました。約60万GETしました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
詳しくはこちらで解説しています。ディーラーで働く友人に聞いたディープな値引きの裏情報などを暴露しています。実際に私がセレナを最大値引き額(50万円)を勝ち取った方法を無料公開中。
→絶対損しないリアルに使える裏知識を大公開
車値引き「限界額」を超えるコツ暴露
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
複数社からの買取査定の比較は必ず行わないと損します。
なぜなら、市場の競争の原理として
買取業者同士で勝負してもらうことで買取額が吊り上がるからです。一社だけに買取査定を依頼すると、比較する業者がいないので
必ず最安値の買取額を提示されます。必ずです。そうならないために一括査定を使います。
大手買取業者10社以上が勝手に競ってくれます。無料でその場で(スマホで)90秒で愛車の最高額がわかる!
[新登場]スマホで写真を撮るだけ??一瞬で高額査定!!電話営業一切なしで一括査定より速い!!あのDMMから新サービス!!
- 一括査定よりも早く相場が知れる!
- 面倒な電話も無し!
- ササッとお車査定!
- スマホで写真を撮るだけで買取相場がわかる!