あなたは車で出かける前に「暖機運転」をしていますか?
- 燃費を良くするためにやっている
- 暖機しないで、すぐに発車している
- 寒い季節はエンジンを長持ちさせるためにやる
- そもそも暖機運転って何ですか・・・?
など、いろいろな答えが返ってきそうな今回のテーマ。
誤った知識をお持ちの方も多くいそうです。
暖機運転とは
ウィキペディアでは次のように説明されています。
冷間始動の直後などにエンジン回転数や負荷を抑えた運転状態を一定時間維持して、エンジン等の各部の温度をある程度まで上昇させることをいう。
なにやらむずかしげな言葉ですが、要約すると
「エンジンをかけたあと、エンジンや各部品が、性能を発揮できるような温度・状態になるまで待つこと」
一般的には、寒い季節にエンジンを始動したあと、数分~数十分停車したままアイドリング状態でエンジンをあたためることを暖機運転といいます。
ちなみに暖気運転と間違える方がいますが、正しくは暖「機」運転です。
最近のクルマは暖機運転の必要なし
現代の車は暖機運転をおこなう必要がありません。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう!ディーゼルエンジンやハイブリッドカーも同様です。
ひと昔前のクルマは、キャブレター式という方法で燃料の制御をおこなっていて、エンジンが冷めている時はパワーがなく、まともに走行できないことがありました。
ですが近年は、エンジンの自動制御技術が進歩し、エンジンオイルの品質もとても向上しています。そのため、エンジンが冷たい状態で回転数や負荷が少なくても、十分なパフォーマンスで走行できるようになっているのです。
各自動車メーカーからも暖機運転が必要という説明はありませんし、むしろしないほうが良いとアナウンスしていることが多いです。
ただし例外もある
- 長期間クルマに乗らなかったとき
- キャブレター式の古い車
- マイナス10度以下となるような寒冷地
などは、少しだけ暖機運転をしたほうがトラブルを防げるとされています。
また、旧車や空気ブレーキを採用するトラックやバスなど、特殊でシビアな状態が求められる場合は、各メーカーや整備業者に相談してください。
暖機運転で燃費はよくなる?
燃費という点でも見てみましょう。
走行前に暖機を行うことで多少燃費が向上しますが、暖機をするためにも燃料を消費しているので、トータルすると燃費は悪化してしまいます。

出典:日産自動車
上の図を見てみると、暖機時間が長くなるほど合計の燃費消費料が増えてしまっています。燃費をよくするために暖機運転をするのは逆効果ということなります。
無駄な排気ガスやCO2を出してしまうので、環境的にもよくありませんね。東京都など、アイドリング・ストップ義務を条例で定めている自治体も多くなっています。
走行暖機をしましょう!
停車しての暖機は必要ありませんが、回転数や負荷をおさえた「走行暖機」が推奨されています。ウォームアップ走行とも言います。
アイドリング状態で暖機すると、効果がないだけでなく次のようなマイナス面があります。
- 必要なオイルが潤滑経路の隅々までとどいていかない
- シリンダーヘッドのゆがみなど、不具合がおきやすくなる
- トランスミッション、サスペンション、タイヤなどは停車状態では暖まらない
そのため、車を走らせながら「走行暖機」するのが正解なのです。といっても特別何かをする必要はなく、ただ普通に運転をするだけ。
急な発進や加速をせず、ゆっくりアクセルを踏み込むようにしましょう。急ハンドルもよくありません。普段も「急」のつく運転はするべきではありませんが、特に走り出してからしばらくは、車やエンジンをいたわるように穏やかなドライビングを心がけましょう。
まとめ
最近の車は停車しての暖機運転は不要!エンジンや各パーツをウォーミングアップさせる走行暖気をしましょう。
ただ、寒い時期はエアコン(暖房)をつけて車内を暖めたり、凍ったフロントガラスを溶かしたりと、出発するまで時間がかかるものです。アイドリング状態だと燃費が悪かったり、エンジン以外の各部が暖まらないということはありますが、そこまで気にする必要はないでしょう。
ただ、凍結を予防するカバーを掛けたり、しっかり厚着をして運転するなど、アイドリングの時間を短くする工夫もできますね。
いずれにしても、安全・快適に運転できる状態になってから発進することが第一です!
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